このページでは、魚のバナメイえびを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
バナメイえびのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはバナメイえびの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 82 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 3.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.6 | g | 多い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<えび・かに類> (えび類) バナメイえび 養殖 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、バナメイえびがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
バナメイえびはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
バナメイえびとは?どんな食材?
バナメイえびは、魚介類の一種であり、主に日本料理や寿司のネタとして使用される高級な食材です。その美しい外見と繊細な味わいから、多くの人々に愛されています。
バナメイえびの特徴
バナメイえびは、その身に特徴的なピンク色があります。その色は、養殖時に特別な餌を与えることで実現されます。また、身の食感は非常に柔らかく、口の中でとろけるような感覚を味わうことができます。
バナメイえびの味わい
バナメイえびは、深い旨味と甘みを持っています。その風味は非常に繊細で、口に広がると同時に心地よい香りも感じられます。そのため、生で食べることもできますが、寿司や刺身として調理されることが一般的です。
以上のように、バナメイえびは美しい色合いと繊細な味わいが特徴の高級な食材です。その上品な風味は、料理をより一層引き立てること間違いありません。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はバナメイえびがダイエットにどう役立つか説明します!
バナメイえびはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. カロリーがやや低いため、ダイエットに適している
バナメイえびは可食部100gあたりのカロリーが82kcalとやや低いです。この低カロリーな特徴から、バナメイえびを食べることはダイエットに役立ちます。ダイエット中の方やカロリー摂取を気にされている方にとって、バナメイえびは健康的な食事の一部として取り入れることができます。
2. 糖質がかなり低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある
バナメイえびに含まれる糖質は3.3gで、かなり低いです。この低糖質な特徴から、バナメイえびを摂取することで血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。糖質制限を行っている方や糖尿病の方にとって、バナメイえびは血糖値管理に役立つ食材となります。
3. タンパク質が多いため、筋肉の成長や修復に貢献する
バナメイえびは可食部100gあたりのタンパク質が19.6gと多いです。この高タンパク質な特徴から、バナメイえびを摂取することで筋肉の成長や修復に貢献することができます。特に筋力トレーニングを行っている方や高タンパク質の食事を摂りたい方にとって、バナメイえびは健康的な食材として選ばれることでしょう。
おすすめ:バナメイえびのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
バナメイえびに含まれる無機質の栄養を解説!
「バナメイえび」の特徴
1. 栄養素が豊富
「バナメイえび」は、栄養素が豊富な食材です。可食部100gあたりには、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、クロムといった無機質栄養素が多く含まれています。これらの栄養素は、体の機能維持や成長に必要な役割を果たしています。
2. カルシウムが多い
「バナメイえび」には、カルシウムが多く含まれています。カルシウムは、骨や歯の形成や維持に重要な役割を果たしており、骨粗しょう症の予防にも役立ちます。カルシウムは乳製品などから摂取することが一般的ですが、バナメイえびもカルシウムを摂取する良い食材と言えます。
3. ヨウ素が多い
「バナメイえび」には、ヨウ素が多く含まれています。ヨウ素は、甲状腺ホルモンの生成に必要な栄養素であり、代謝や成長に重要な役割を果たしています。ヨウ素不足は甲状腺機能低下症や甲状腺腫の原因となることがありますが、バナメイえびを摂取することでヨウ素を効果的に補うことができます。
以上のように、「バナメイえび」は栄養素が豊富であり、特にカルシウムとヨウ素の含有量が多い特徴があります。バナメイえびを食事に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取ができるだけでなく、骨や甲状腺の健康維持にも役立つでしょう。
バナメイえびに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEの含有量が多い
バナメイえびには、ビタミンEの一種であるα-トコフェロールが1.7 mg含まれています。これは可食部100gあたりの量であり、他の魚と比較しても多いです。
2. ナイアシンの含有量が多い
バナメイえびには、ナイアシンが3.6 mg含まれています。ナイアシンはビタミンB群の一つであり、エネルギー代謝に関与しています。バナメイえびはナイアシンの摂取源として適しています。
3. ビタミンB12の含有量が多い
バナメイえびには、ビタミンB12が1.2 μg含まれています。ビタミンB12は赤血球の生成や神経系の正常な機能に必要な栄養素です。バナメイえびを摂取することで、ビタミンB12を効果的に摂ることができます。
最後に、バナメイえびの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「バナメイえび」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 82 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.7 | g | |
└糖質 | 3.3 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.6 | g | 多い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「バナメイえび」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | 78.6 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.3 | g | 普通 |
コレステロール | 160 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「バナメイえび」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 140 | mg | 普通 |
カリウム | 270 | mg | 普通 |
カルシウム | 68 | mg | 多い |
マグネシウム | 37 | mg | 多い |
リン | 220 | mg | 多い |
鉄 | 1.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.2 | mg | 多い |
銅 | 0.33 | mg | 多い |
マンガン | 0.10 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 10 | μg | 多い |
セレン | 27 | μg | 多い |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.04 | mg | 普通 |
ナイアシン | 3.6 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.14 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 1.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.23 | mg | 普通 |
ビオチン | 1.9 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
廃棄部位: 殻及び尾部
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。