このページではばいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ばいのカロリーは81kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
ばいの可食部100gあたりのカロリーは、81kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1065位です。これは多い順にすると上位66%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでばいのカロリーを評価すると、296件中229位です。これは上位から77%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 81Kcal |
全体での評価 | 1065位 / 1592件中(上位66%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 229位 / 296件中(上位77%…低い) |
ばいはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜばいのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
引用元:Nadia
ばいのカロリーはなぜやや低いのか?
ばいは、可食部100gあたり81kcalのカロリーを含んでいます。このカロリーは他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。
糖質の量は低い
ばいには、可食部100gあたり7.9gの糖質が含まれています。この量は「低い」と評価されています。糖質の量が低いため、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
食物繊維は無し
ばいには、可食部100gあたり食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を促進し、便通を改善する効果がありますが、ばいにはその効果は期待できません。
タンパク質の量は多い
ばいには、可食部100gあたり16.3gのタンパク質が含まれています。この量は「多い」と評価されています。タンパク質は体の組織を構築し、修復するために必要な栄養素です。
脂質の量は低い
ばいには、可食部100gあたり0.6gの脂質が含まれています。この量は「低い」と評価されています。脂質の量が低いため、カロリーの摂取を抑えることができます。
以上の栄養データからわかるように、ばいのカロリーは他の食材と比較してやや低いです。糖質の量が低く、タンパク質の量が多いことから、ダイエットや健康に気をつける人にとって、ばいは良い選択肢と言えるでしょう。ただし、食物繊維は含まれていないため、便通改善のためには他の食材との組み合わせが必要です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ばい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 7.9g | 4 | 31.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 16.3g | 4 | 65.2kcal |
脂質 | 0.6g | 9 | 5.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ばい」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、65.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ばいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Nadia
ばいは、低糖質ダイエットに使える?
魚の「ばい」は、糖質量が7.9gで、低糖質ダイエットにどちらかというと不向きだが、糖質量は控えめです。
ばいの糖質量は7.9g
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重を減らす方法です。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体重増加や血糖値の上昇を引き起こすことがあります。
ばいは低糖質ダイエットにどちらかというと不向き
一般的に、低糖質ダイエットでは糖質の摂取を極力控えることが求められます。そのため、ばいの糖質量が7.9gということを考えると、ばいは低糖質ダイエットにはどちらかというと不向きと言えます。
ばいの糖質量は控えめ
しかしながら、ばいの糖質量は他の食材に比べると控えめです。例えば、ごはんやパンのような主食に比べると、ばいの糖質量は少ないです。そのため、糖質を意識しながら食事をする際には、ばいを選ぶことで糖質摂取を抑えることができます。
まとめ
ばいは低糖質ダイエットにはどちらかというと不向きですが、糖質量は控えめです。糖質を制限したい方にとって、ばいは選択肢の一つとなります。ただし、ばいだけで糖質制限をするのではなく、バランスの取れた食事を心がけることが重要です。低糖質ダイエットを行う際には、ばいを含めた食材の糖質量を把握し、適切な摂取量を守るようにしましょう。
ばいは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:YouTube
ばいは、低脂質ダイエットに使える?
魚の「ばい」は、低脂質が0.6gであります。
ばいは低脂質ダイエットに特に効果的
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に効果的とされています。その中でも、魚の「ばい」は特に注目される食材です。
魚の「ばい」は、低脂質であることが特徴です。脂肪は体にエネルギーを供給するために必要な栄養素ですが、摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。しかし、ばいは低脂質なので、ダイエット中でも安心して摂取することができます。
また、ばいには豊富なタンパク質も含まれています。タンパク質は筋肉の形成や修復に重要な役割を果たすため、ダイエット中には十分な摂取が必要です。ばいはタンパク質が豊富なため、ダイエットにおいても優れた食材と言えます。
さらに、ばいには不飽和脂肪酸も含まれています。不飽和脂肪酸は、コレステロールの低下や血液の循環改善に効果があります。これにより、生活習慣病の予防にも役立つとされています。
低脂質ダイエットは、健康的な体重管理や生活習慣病の予防に効果的な方法です。その中でも、魚の「ばい」は低脂質であり、タンパク質や不飽和脂肪酸も含まれているため、特に効果的な食材と言えます。ダイエット中でも安心して摂取することができるので、積極的に取り入れてみましょう。
最後に、ばいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ばい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 81 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 3.1 | g | |
└糖質 | 7.9 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.3 | g | 多い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「ばい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 55 | % | 特になし |
水分 | 78.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | 110 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ばい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 220 | mg | 普通 |
カリウム | 320 | mg | 普通 |
カルシウム | 44 | mg | 普通 |
マグネシウム | 84 | mg | 多い |
リン | 160 | mg | 普通 |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 1.3 | mg | 多い |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 10 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 4.3 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.02 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: つぶ/試料: ちじみえぞぼら、おおえっちゅうばい等/廃棄部位: 貝殻及び内臓
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。