このページでは、魚のばいを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ばいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはばいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 81 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 3.1 | g | |
└糖質 | 7.9 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.3 | g | 多い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<貝類> ばい 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ばいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ばいはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キッコーマン
ばいとは?どんな食材?
魚の「ばい」とは、日本料理でよく使われる食材の一つです。主に刺身や寿司の具材として使用され、その鮮やかな色合いと独特の風味が特徴です。
ばいの特徴
ばいは、深海に生息する魚であり、そのために肉は柔らかく、口当たりが滑らかです。また、身の色は鮮やかな赤色で、見た目にも美しいです。
ばいの味と食べ方
ばいの味は、淡白でありながらも上品な旨みがあります。身は脂が乗っており、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。
ばいは、主に生で食べることが一般的です。刺身や寿司の具材として使用される他、ばいの旨みを引き立てるために、醤油やわさびなどの調味料と一緒にいただくこともあります。
ばいの栄養価
ばいには、豊富なタンパク質やビタミン、ミネラルが含まれています。特に、EPAやDHAといった不飽和脂肪酸が多く含まれており、心臓や血管の健康に良い影響を与えるとされています。
また、ばいにはコレステロールが少なく、低カロリーなため、ダイエット中の方にもおすすめの食材です。
まとめ
魚の「ばい」は、刺身や寿司の具材としてよく使用される食材です。その柔らかな肉と鮮やかな色合い、淡白で上品な味わいが特徴であり、栄養価も高いです。ぜひ、ばいを使った料理を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はばいがダイエットにどう役立つか説明します!
ばいはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Nadia
1. 低カロリーであるため、ダイエットに適している
ばいは100gあたり81kcalと、カロリーがやや低い食材です。このため、ダイエット中の方にとっては適した食材と言えます。低カロリーながらも、タンパク質が多く含まれているため、満腹感を得ることができます。
2. 糖質が低く、血糖値の上昇を抑える効果が期待できる
ばいには糖質が7.9g含まれており、低いと言えます。糖質の摂取量が多いと、血糖値が急激に上昇し、インスリンの分泌が増えることがありますが、ばいを摂取することで血糖値の上昇を抑えることができます。そのため、糖尿病や血糖値のコントロールが必要な方にとっては良い食材と言えます。
3. タンパク質が多く含まれており、筋肉の合成に役立つ
ばいには100gあたり16.3gのタンパク質が含まれており、多いと言えます。タンパク質は筋肉の合成に重要な役割を果たす栄養素であり、適切な量を摂取することで筋肉の増強や修復を促進することができます。そのため、筋肉を増やしたい方やトレーニングを行っている方にとっては有益な食材と言えます。
おすすめ:ばいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ばいに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Nadia
「ばい」の特徴
「ばい」は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. マグネシウムが多い
「ばい」は、可食部100gあたりに84mgのマグネシウムが含まれています。マグネシウムは、体内の酵素活性や神経伝達物質の合成に必要な栄養素です。また、マグネシウムは筋肉の収縮や心臓の正常な動作にも関与しています。そのため、「ばい」はマグネシウムを摂取するのに適した食材と言えます。
2. 亜鉛が多い
「ばい」には、可食部100gあたりに1.3mgの亜鉛が含まれています。亜鉛は、免疫機能の維持や傷の治癒に必要な栄養素です。また、亜鉛は酵素の活性化にも関与しており、体内のさまざまな代謝反応に不可欠です。このため、「ばい」は亜鉛を摂取するのに適した食材と言えます。
3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが無し
「ばい」には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていません。これらの栄養素は、体内の代謝や甲状腺機能に関与しています。しかし、「ばい」にはこれらの栄養素が含まれていないため、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事が必要です。
以上のように、「ばい」はマグネシウムや亜鉛が多く含まれている一方で、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていない特徴があります。これらの栄養データを考慮しながら、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
ばいに含まれるビタミンを解説!
引用元:YouTube
「ばい」のビタミン含有量の特徴
1. ビタミンAの含有量は無し
「ばい」には、レチノールやα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどのビタミンAは含まれていません。
2. ビタミンEの含有量は多い
「ばい」には、α-トコフェロールが2.2 mg含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化や酸化ストレスから守る効果があります。
3. ビタミンB12とパントテン酸の含有量は多い
「ばい」には、ビタミンB12が4.3 μg、パントテン酸が1.02 mg含まれています。ビタミンB12は神経機能の維持や赤血球の生成に関与し、パントテン酸はエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はばいの使用例としてレシピをご紹介します。
ばいを使ったレシピ20選!
#1 そばいなり巻き(TEMAKI)
油揚げ、そば(乾)、にら、ごぼう、にんじん、揚げ油、しょうゆ、みりん、小麦粉、等
そばを油揚げで巻いていただくおつまみのレシピ。ごぼうとにんじんのかき揚げを芯にして、そばと油揚げで巻き上げます。…
レシピを見る#2 タレがやばい♡『ねぎタレの♪レタスの豚しゃぶ』
豚バラ肉、レタス、ねぎ、砂糖、醤油、ごま油、白ごま
しゃぶしゃぶ用の豚肉をさっと茹でて、すぐに作れてまた食べたくなるお手軽なレシピ。豚肉は数枚づつゆっくり火を通す事で柔らかく仕上がり、レタスもサッと火通しして合わせます。…
レシピを見る#3 フライパンの中がやばいやつ♪厚揚げのたらこチーズ焼き
厚揚げ、市販のたらこパスタソース、溶けるスライスタイプのチーズ、ネギ、めんつゆ、オリーブオイル
市販のソース活用で簡単味つけ、厚揚げのたらこチーズ焼きのレシピ。たらこパスタソースを活用して味つけ簡単。…
レシピを見る#5 そばいなりで年越しそば
そば、めんつゆ、油揚げ、だし汁、砂糖、しょうゆ、みりん、マグロ、ウズラの卵、等
このレシピは、そばいなりを使った年越しそばのレシピです。マグロとエビの赤、卵の黄色、オクラの緑が彩り鮮やかで、見た目も美しい一品です。…
レシピを見る#6 やばい鶏塩鍋
鶏もも肉、片栗粉、ごま油、長ネギ、ニンニク、白だし、鶏ガラスープの素、柚子胡椒、白菜、等
鶏もも肉を使って簡単に作れる、食べ応え十分な鶏塩鍋のレシピ。白だしや柚子胡椒を使った和風味が食欲をそそります。…
レシピを見る#7 やばい鶏胸肉ステーキ
鶏胸肉、片栗粉、オリーブオイル、ニンニク、醤油、砂糖、バター、柚子胡椒
しっとり柔らかな鶏むね肉ステーキのレシピ。鶏むね肉は旨みのある鶏皮はそのままに、観音開きにします。…
レシピを見る#8 【トマトもワインもなしでこの旨さはやばい】白い塩ボロネーゼ
スパゲティ、ひき肉、玉ねぎ、胡椒、オリーブオイル、白だし、スパゲティの茹で汁、お湯
ひき肉と玉ねぎと白だしを使った、ボロネーゼのレシピ。スパゲティは表記時間より、30秒短く茹でるのがコツ。…
レシピを見る#9 やばい鶏竜田
鶏胸肉、醤油、砂糖、ごま油、ブラックペッパー、片栗粉、サラダ油
鶏むね肉をやわらかく仕上げる、竜田揚げのレシピ。パサつきを抑えてジューシーに作るポイントが3つ紹介されています。…
レシピを見る#10 やばいアボカド
長ネギ、ごま油、鶏ガラスープの素、白だし、砂糖、ニンニク チューブ、塩胡椒、ごま、レモン、等
アボカドに牛タン焼きをイメージしたネギ塩ダレを絡めた、簡単おつまみのレシピ。刻んだ長ネギにごま油の効いたタレには、塩ではなく白だしを使うのがポイント。…
レシピを見る#11 やばい焼豚
豚肩ロース、長ネギ、玉ねぎ、ニンニク、生姜、醤油、砂糖、みりん、サラダ油、等
豚肩ロースで作る、主菜やお酒のおつまみにピッタリな焼豚のレシピ。豚肉をフォークで穴をあけて調味料と共に漬け込んで作っていきます。…
レシピを見る#12 やばい塩おでん
手羽元、大根、焼きちくわ、ひら天、サラダ油、白だし、カラシ
塩と白だしのみで簡単に味を調えられる、おでんのレシピ。練り物や骨付きの鶏肉の旨味をしっかり引き出した一品です。…
レシピを見る#13 やばい鶏味噌鍋
ごま油、ニンニク、味噌、お酒、砂糖、和風顆粒出汁、白菜、鶏もも肉、手羽先、等
鶏もも肉と手羽先と絹ごし豆腐を使った、ご飯がすすむ味噌鍋のレシピ。味噌のコクのある風味をきかせた甘辛い味付けが、白菜や鶏肉のうま味をしっかりひきたてます。…
レシピを見る#14 華やかなアレンジそば! そばいなり
味付けいなり揚げ、めんつゆ
柴漬けやねぎで華やかに、そばいなりのレシピ。おいなりさんの中身にごはんではなく、おそばを入れます。…
レシピを見る#15 やばい鶏塩雑煮
鶏もも肉、オリーブオイル、白だし、生椎茸、柚子の皮
鶏もも肉と生椎茸を使った、調味料2つだけでつくれる雑煮のレシピ。鶏の濃厚なうま味が楽しめる、さっぱりした塩味の一品。…
レシピを見る#18 やばいカリふわ焼き
長芋、ピザ用チーズ、オリーブオイル、ブラックペッパー、マヨネーズ、片栗粉
オリーブオイルと長芋を使った、簡単に作れるチーズ焼きのレシピ。外はカリカリ、中はふわふわとろとろな一品です。…
レシピを見る#19 やばい餃子
豚ミンチ、キムチ、ニンニク、めんつゆ、ごま油、オイスターソース、片栗粉、餃子の皮、サラダ油、等
豚ミンチともやしとキムチを使った、包まず包丁も使わずにつくる餃子のレシピ。水分が多いもやしを肉ダネに混ぜ込むことで、肉汁があふれ出すジューシーな仕上がりになります。…
レシピを見る#20 やばい鶏ピラフ
鶏もも肉、バター、味の素KK コンソメ顆粒、ブラックペッパー、乾燥パセリ
鶏もも肉とバターを使った、フライパン一つで作るピラフのレシピ。本格的な味わいに仕上げていますが、材料が少ないため手軽に作れそうです。…
レシピを見る最後に、ばいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ばい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 81 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 3.1 | g | |
└糖質 | 7.9 | g | 低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 16.3 | g | 多い |
脂質 | 0.6 | g | 低い |
「ばい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 55 | % | 特になし |
水分 | 78.5 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.5 | g | 普通 |
コレステロール | 110 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ばい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 220 | mg | 普通 |
カリウム | 320 | mg | 普通 |
カルシウム | 44 | mg | 普通 |
マグネシウム | 84 | mg | 多い |
リン | 160 | mg | 普通 |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 1.3 | mg | 多い |
銅 | 0.09 | mg | 普通 |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 10 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 1 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.14 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.11 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 4.3 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 1.02 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: つぶ/試料: ちじみえぞぼら、おおえっちゅうばい等/廃棄部位: 貝殻及び内臓
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。