このページではあまえびのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
あまえびのカロリーは85kcal(100gあたり)!これってどうなの?
あまえびの可食部100gあたりのカロリーは、85kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1035位です。これは多い順にすると上位65%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのであまえびのカロリーを評価すると、296件中216位です。これは上位から72%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 85Kcal |
全体での評価 | 1035位 / 1592件中(上位65%…やや低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 216位 / 296件中(上位72%…低い) |
あまえびはカロリーがやや低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜあまえびのカロリーはやや低いの?なにが含まれているの?
あまえびのカロリーはなぜやや低いのか?
「あまえび」は、可食部100gあたり85kcalのカロリーがあります。他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。その理由は、以下の栄養データから明らかになります。
糖質がかなり低い
「あまえび」には、可食部100gあたり4.2gの糖質が含まれています。この数値は「かなり低い」と評価されています。糖質の摂取量が気になる方にとっては、あまえびは適した食材と言えるでしょう。
食物繊維は無し
「あまえび」には、可食部100gあたり食物繊維は含まれていません。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素ですが、あまえびには含まれていないため、別の食材との組み合わせが必要です。
タンパク質が多い
「あまえび」には、可食部100gあたり19.8gのタンパク質が含まれています。この数値は「多い」と評価されています。タンパク質は筋肉の構成要素であり、体の成長や修復に欠かせない栄養素です。あまえびは、タンパク質を摂取したい方にとって良い選択肢となるでしょう。
脂質が低い
「あまえび」には、可食部100gあたり1.5gの脂質が含まれています。この数値は「低い」と評価されています。脂質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂り過ぎるとカロリーの摂取量が増える可能性があります。あまえびは、脂質を控えたい方にとって適した食材と言えるでしょう。
以上の理由から、「あまえび」のカロリーはやや低いと評価されています。糖質がかなり低く、食物繊維は無く、タンパク質が多く、脂質が低いという特徴があるため、バランスの良い食事に取り入れることができます。健康を考えた食生活を送りたい方にとって、あまえびは良い選択肢となるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「あまえび」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 4.2g | 4 | 16.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 19.8g | 4 | 79.2kcal |
脂質 | 1.5g | 9 | 13.5kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「あまえび」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、79.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
あまえびは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
あまえびは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも特に人気のある「あまえび」は、その糖質量が4.2gと比較的低いことが知られています。これは、低糖質ダイエットを実践している人にとっては朗報です。
あまえびの糖質量
一般的な食品の糖質量は、主に炭水化物の含有量によって計算されます。あまえびの糖質量は4.2gとされており、他の魚や肉に比べて低い方です。これは、炭水化物を制限する低糖質ダイエットを実践している人にとっては非常に魅力的な特徴です。
あまえびの栄養価
あまえびは、糖質だけでなく、様々な栄養素も含んでいます。たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれており、健康的な食事に欠かせない要素です。特にたんぱく質は、ダイエット中の筋肉を維持するために重要な栄養素です。
あまえびの効果
あまえびは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質制限をすることで血糖値の上昇を抑えることができるため、体脂肪の蓄積を防ぐ効果が期待できます。また、たんぱく質の摂取もできるため、筋肉を維持しながらダイエットを行うことができます。
あまえびの摂取方法
あまえびは、さまざまな料理に活用することができます。焼いたり、煮たり、揚げたりといった調理法で美味しく食べることができます。また、サラダやスープ、パスタなどにも加えることができます。ただし、調理方法や付け合わせによって糖質量が変わる場合があるため、注意が必要です。
まとめ
あまえびは、低糖質ダイエットにおいて少し効果的な食材と言えます。糖質量が4.2gと比較的低く、さまざまな栄養素も含んでいるため、健康的な食事にも適しています。ただし、調理方法や付け合わせによって糖質量が変わる場合があるため、注意が必要です。あまえびを上手に取り入れながら、低糖質ダイエットを楽しんでください。
あまえびは、低脂質ダイエットに使える!?
あまえびは、低脂質ダイエットに使える?
魚の中でも、あまえびは低脂質であることが知られています。低脂質ダイエットを実践している方にとって、あまえびは少し効果的な食材と言えるでしょう。
あまえびの脂質量は1.5g
あまえびの脂質量は、100gあたり1.5gと非常に低いです。この数字は、低脂質ダイエットを行っている方にとっては朗報と言えるでしょう。脂質量が少ないため、カロリー摂取を抑えながら満腹感を得ることができます。
あまえびに含まれる栄養素
あまえびには、脂質以外にも様々な栄養素が含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、バランスの良い食事を摂ることができます。また、あまえびにはコレステロールがほとんど含まれていないため、心臓の健康にも良いとされています。
あまえびの調理方法
あまえびは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。塩焼きや蒸し、煮物など、自分の好みや食事のバリエーションに合わせて調理することができます。また、あまえびは身が繊細なため、調理時間に注意が必要です。過度な加熱は身が固くなってしまうため、程よい加熱具合を見極めることが大切です。
まとめ
あまえびは低脂質ダイエットに少し効果的な食材といえます。脂質量が少ないため、カロリー摂取を抑えながら満腹感を得ることができます。また、栄養素も豊富に含まれており、バランスの良い食事を摂ることができます。調理方法もさまざまで、自分の好みに合わせて楽しむことができます。あまえびを上手に取り入れながら、健康的なダイエットを実践してみてはいかがでしょうか。
最後に、あまえびの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あまえび」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 85 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.8 | g | 多い |
脂質 | 1.5 | g | 低い |
「あまえび」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 65 | % | 特になし |
水分 | 78.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.6 | g | 普通 |
コレステロール | 130 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「あまえび」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 300 | mg | 多い |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 50 | mg | 普通 |
マグネシウム | 42 | mg | 多い |
リン | 240 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.0 | mg | 普通 |
銅 | 0.44 | mg | 多い |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 18 | μg | 多い |
セレン | 33 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 3 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 1.1 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 2.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.21 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.1 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: ほっこくあかえび(標準和名)/廃棄部位: 頭部、殻、内臓、尾部等
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。