このページでは、魚のあまえびを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
あまえびのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはあまえびの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 85 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.8 | g | 多い |
脂質 | 1.5 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<えび・かに類> (えび類) あまえび 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、あまえびがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
あまえびはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
あまえびとは?どんな食材?
「あまえび」とは、海産物の中でも特に人気のある魚の一種です。その特徴的な姿と美味しさから、多くの人々に愛されています。
見た目と特徴
あまえびは、細長い体型をしており、透明な身に赤い帯模様が入っています。その姿はまるで宝石のようで、見た目の美しさも魅力の一つです。また、身はやわらかく、口当たりも滑らかでありながら、しっかりとした食感を持っています。
味と風味
あまえびの味は、甘みと旨味が絶妙に調和した特徴的なものです。その甘みは、他の魚とは一線を画し、まさに「あまえび」という名前にふさわしい味わいです。また、身の繊細な風味も楽しむことができます。そのため、生の状態で食べることも多く、寿司や刺身として人気があります。
料理への活用方法
あまえびは、その美味しさと見た目の良さから、さまざまな料理に活用されています。刺身や寿司以外にも、天ぷらや焼き物、煮物など、さまざまな調理法で楽しむことができます。また、あまえびの旨味を引き立てるために、さまざまな調味料や香味野菜との組み合わせもおすすめです。
まとめ
あまえびは、見た目の美しさと独特の甘み・風味が特徴の魚です。そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理に活用することで、その魅力を存分に味わうことができます。ぜひ、あまえびを使った料理を楽しんでみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はあまえびがダイエットにどう役立つか説明します!
あまえびはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「あまえび」の栄養データ
「あまえび」の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. カロリーがやや低い
「あまえび」は可食部100gあたり85kcalと、比較的カロリーが低い食材です。カロリーを気にする方やダイエット中の方にとって、低カロリーの食材は重要です。食事のバランスを考えた健康的な食事に役立ちます。
2. 糖質がかなり低い
「あまえび」は可食部100gあたりの糖質が4.2gと、かなり低いです。糖質制限をしている方や糖質摂取を控えたい方にとって、糖質が低い食材は重要です。血糖値の上昇を抑える効果があり、健康的な食事に役立ちます。
3. タンパク質が多い
「あまえび」は可食部100gあたりのタンパク質が19.8gと、多いです。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。タンパク質は食事の満足感を高め、筋肉の維持や免疫力の向上にも役立ちます。健康的な食事には十分なタンパク質摂取が必要です。
以上のように、「あまえび」はカロリーや糖質が低く、タンパク質が多い食材です。これらの特徴から、ダイエットや糖質制限を考えた健康的な食事に役立つと言えます。また、塩分も普通の量であるため、塩分制限をしている方にも適しています。
おすすめ:あまえびのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
あまえびに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラル豊富な食材
「あまえび」は、ナトリウム、マグネシウム、リン、銅、ヨウ素、セレンなど、多くのミネラルを含んでいます。特にマグネシウムやリンは多く含まれており、それぞれ42 mgと240 mgという数値は「多い」と言えます。これらのミネラルは、体内の代謝や骨の健康維持に重要な役割を果たします。
2. カロリー控えめな食材
「あまえび」は、100gあたりのカロリーが低く、ダイエット中の方にもおすすめです。また、脂質や糖質の含有量も比較的少ないため、バランスの取れた食事に取り入れやすい特徴があります。
3. 鉄分が少ないが、亜鉛やカルシウムを含む
「あまえび」は、鉄分の含有量が0.1 mgと低いですが、代わりに亜鉛やカルシウムを含んでいます。亜鉛は免疫力の向上や傷の治りを促進する働きがあり、カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。これらの栄養素が含まれているため、健康な体作りに役立つ食材と言えます。
あまえびに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「あまえび」に含まれるビタミンAは、レチノールとレチノール活性当量の2つがあります。レチノールは3 μg含まれており、ビタミンAの中では多い方です。一方、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量はいずれも0 μgであり、含まれていません。
2. ビタミンEの特徴
「あまえび」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールのみが含まれています。可食部100gあたりには3.4 mgのα-トコフェロールが含まれており、ビタミンEの中では多い方です。β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールはいずれも0 mgであり、含まれていません。
3. その他のビタミンの特徴
「あまえび」にはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビオチンが含まれています。ビタミンB1とビタミンB2は低い量であり、ビタミンB6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチンは普通の量です。ビタミンB12は可食部100gあたりに2.4 μg含まれており、多い量です。
なお、「あまえび」にはビタミンD、ビタミンK、葉酸、ビタミンCは含まれていません。
最後に、あまえびの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あまえび」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 85 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 4.2 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.8 | g | 多い |
脂質 | 1.5 | g | 低い |
「あまえび」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 65 | % | 特になし |
水分 | 78.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.6 | g | 普通 |
コレステロール | 130 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.8 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「あまえび」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 300 | mg | 多い |
カリウム | 310 | mg | 普通 |
カルシウム | 50 | mg | 普通 |
マグネシウム | 42 | mg | 多い |
リン | 240 | mg | 多い |
鉄 | 0.1 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.0 | mg | 普通 |
銅 | 0.44 | mg | 多い |
マンガン | 0.02 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 18 | μg | 多い |
セレン | 33 | μg | 多い |
クロム | Tr | μg | 無し |
モリブデン | 1 | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | 3 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 3 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 3.4 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 1.1 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 2.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.21 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.1 | μg | 普通 |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: ほっこくあかえび(標準和名)/廃棄部位: 頭部、殻、内臓、尾部等
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。