このページでは、魚のあいなめを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
あいなめのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはあいなめの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 105 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.1 | g | 多い |
脂質 | 3.4 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0.4 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「<魚類> あいなめ 生」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、あいなめがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
あいなめはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キューピー3分クッキング
あいなめとは?どんな食材?
「あいなめ」とは、魚の一種であり、日本の海に生息しています。その特徴は、美しい銀色の体と、細長い形状です。また、あいなめは、深い海に生息しており、水深200メートルから600メートルの範囲でよく見られます。
あいなめの特徴
あいなめは、深海魚として知られており、その特徴的な姿は、他の魚とは一線を画しています。体長は約30センチから50センチほどで、細長く伸びた形状が特徴です。また、銀色の体は美しく、光を反射してまるで宝石のように輝いて見えます。
あいなめの食材としての特徴
あいなめは、その美しい姿と上品な味わいから、高級食材として人気があります。身は繊細で柔らかく、口の中でとろけるような食感が楽しめます。また、あいなめは脂肪分が少なく、さっぱりとした味わいが特徴です。そのため、さまざまな料理に活用することができます。
以上のように、あいなめは美しい姿と上品な味わいが特徴の魚であり、高級食材として人気があります。その繊細で柔らかい身は、口の中でとろけるような食感を楽しむことができます。脂肪分が少なくさっぱりとした味わいなので、さまざまな料理に幅広く活用することができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はあいなめがダイエットにどう役立つか説明します!
あいなめはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「あいなめ」の栄養データについて
「あいなめ」の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. カロリーがやや低い
「あいなめ」は、可食部100gあたりのカロリーが105kcalとやや低いです。カロリーが低いため、ダイエット中や健康を意識している方にとって、食事のカロリーコントロールに役立つ食材と言えます。
2. タンパク質が多い
「あいなめ」は、可食部100gあたりのタンパク質が19.1gと多いです。タンパク質は体の細胞や筋肉の成長や修復に必要な栄養素です。タンパク質の摂取は、筋肉量の増加や免疫力の向上に寄与します。そのため、筋肉をつけたい方や運動をしている方にとって、健康的な食事に欠かせない食材と言えるでしょう。
3. 糖質がかなり低い
「あいなめ」は、可食部100gあたりの糖質が3.8gとかなり低いです。糖質はエネルギー源となる栄養素ですが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満の原因となることがあります。糖質を抑えた食事は、糖尿病予防やダイエットに効果的です。そのため、「あいなめ」は糖質を制限したい方や血糖値を気にする方にとって、健康的な食事に取り入れることができる食材と言えます。
以上のように、「あいなめ」はカロリーがやや低く、タンパク質が多く、糖質がかなり低いという特徴があります。これらの栄養データから、健康的な食事に役立つ食材として、積極的に取り入れることができると言えるでしょう。
おすすめ:あいなめのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
あいなめに含まれる無機質の栄養を解説!
「あいなめ」の特徴
「あいなめ」は以下のような特徴を持っています。
1. カリウム、カルシウム、マグネシウム、リンの含有量が多い
「あいなめ」は可食部100gあたりにカリウム、カルシウム、マグネシウム、リンが多く含まれています。これらの栄養素は骨や歯の形成に関与し、筋肉の収縮や神経伝達にも重要な役割を果たしています。そのため、「あいなめ」を摂取することで、骨や歯の健康維持や筋肉の働きをサポートすることができます。
2. ナトリウムの含有量は普通
「あいなめ」に含まれるナトリウムの量は普通です。過剰なナトリウム摂取は高血圧や心臓病のリスクを増加させる可能性があるため、バランスの取れた食事を心がける必要があります。その点、「あいなめ」は普通の量のナトリウムを含んでいるため、適度な摂取量を守ることができます。
3. 亜鉛、鉄、銅の含有量は普通
「あいなめ」に含まれる亜鉛、鉄、銅の量は普通です。これらの栄養素は体内で様々な役割を果たしており、免疫機能の維持や酸化ストレスからの保護に関与しています。適切な量の亜鉛、鉄、銅を摂取することで、体内の健康状態を維持することができます。
以上のように、「あいなめ」はカリウム、カルシウム、マグネシウム、リンの含有量が多く、ナトリウム、亜鉛、鉄、銅の含有量は普通です。これらの特徴を考慮しながら、「あいなめ」をバランスの取れた食事の一部として摂取することが健康維持に役立つでしょう。
あいなめに含まれるビタミンを解説!
ビタミンA
「あいなめ」に含まれるビタミンAは、レチノール活性当量で6 μg含まれています。これは普通の量です。また、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は無しです。
ビタミンD
「あいなめ」にはビタミンDが9 μg含まれており、これは多い量です。
ビタミンE
「あいなめ」にはビタミンEの一種であるα-トコフェロールが1.7 mg含まれています。これは多い量です。一方で、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは無しです。
ビタミンB群
「あいなめ」にはビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB1は0.24 mg、ビタミンB2は0.26 mg、ナイアシンは2.6 mg、ビタミンB6は0.18 mg、ビタミンB12は2.2 μg、パントテン酸は0.98 mg含まれており、これらはすべて多い量です。
ビタミンC
「あいなめ」にはビタミンCが2 mg含まれており、これは普通の量です。
なお、「あいなめ」にはビタミンK、葉酸、ビオチンは含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はあいなめの使用例としてレシピをご紹介します。
あいなめを使ったレシピ1選!
#1 あいなめと新ごぼうの煮もの
あいなめ、新ごぼう、しょうが、みりん、だし汁、しょうゆ、万能ねぎ
旨味が強く脂ののったあいなめを使ったレシピ。食物繊維が豊富な新ごぼうと煮込む事で栄養面だけでは無くごぼうの食感がとても良いアクセントになっています。…
レシピを見る最後に、あいなめの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「あいなめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 105 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 3.8 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 19.1 | g | 多い |
脂質 | 3.4 | g | 普通 |
「あいなめ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 50 | % | 特になし |
水分 | 76.0 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | 76 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.4 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「あいなめ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 150 | mg | 普通 |
カリウム | 370 | mg | 多い |
カルシウム | 55 | mg | 多い |
マグネシウム | 39 | mg | 多い |
リン | 220 | mg | 多い |
鉄 | 0.4 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.06 | mg | 普通 |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 6 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (0) | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 6 | μg | 普通 |
ビタミンD | 9 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.7 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (0) | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.24 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.26 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.6 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.18 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 2.2 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.98 | mg | 多い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 2 | mg | 普通 |
別名: あぶらめ、あぶらこ/廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等(三枚下ろし)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。