このページではしゅうまいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
しゅうまいのカロリーは191kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キューピー
しゅうまいの可食部100gあたりのカロリーは、191kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中636位です。これは多い順にすると上位39%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「料理」ジャンルのでしゅうまいのカロリーを評価すると、55件中17位です。これは上位から30%に位置するカロリーで、評価は同じく「平均的」となります。
カロリー | 191Kcal |
全体での評価 | 636位 / 1592件中(上位39%…平均的) |
「料理」ジャンル内での評価 | 17位 / 55件中(上位30%…平均的) |
しゅうまいはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜしゅうまいのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:ニッスイ
しゅうまいのカロリーは平均的な理由
しゅうまいは、可食部100gあたり191kcalのカロリーを含んでおり、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。これは、以下の栄養データを参照することで理解することができます。
糖質
しゅうまいの糖質は19.9gで、他の食材と比較して「普通」と評価されています。糖質はエネルギー源として重要な栄養素であり、摂取量によって血糖値の上昇や体重管理に影響を与えます。しゅうまいの糖質量は普通の範囲内であり、バランスの取れた食事に組み込むことができます。
食物繊維
しゅうまいには1.7gの食物繊維が含まれており、「普通」と評価されています。食物繊維は消化を助ける役割を果たし、便通を促進する効果もあります。しゅうまいの食物繊維量は普通の範囲内であり、健康な消化をサポートすることができます。
タンパク質
しゅうまいには9.1gのタンパク質が含まれており、「普通」と評価されています。タンパク質は体の組織を作り、修復するために必要な栄養素です。しゅうまいのタンパク質量は普通の範囲内であり、バランスの取れた食事において必要な栄養素を摂取することができます。
脂質
しゅうまいには9.2gの脂質が含まれており、「普通」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、体内の機能やビタミンの吸収にも関与しています。しゅうまいの脂質量は普通の範囲内であり、適度な脂質摂取を保つことができます。
以上の栄養データから、しゅうまいのカロリーが平均的である理由が分かります。糖質、食物繊維、タンパク質、脂質の含有量が普通の範囲内であり、バランスの取れた食事に組み込むことができるためです。しゅうまいは、おいしさと栄養バランスを兼ね備えた料理と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「しゅうまい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (19.9)g | 4 | 79.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (1.7)g | 2 | 3.4kcal |
たんぱく質 | (9.1)g | 4 | 36.4kcal |
脂質 | (9.2)g | 9 | 82.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「しゅうまい」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、82.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
しゅうまいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ヤマサ
しゅうまいは、低糖質ダイエットに使える?
しゅうまいは、多くの方に親しまれている日本の伝統的な料理です。一般的には、しゅうまいは小麦粉を使用して作られ、中には具材が詰まっています。しかし、糖質制限を行っている方にとっては、しゅうまいは避けるべき食品と言えるでしょう。
しゅうまいの糖質量は19.9g
しゅうまいの糖質量は、一つあたり19.9gとなっています。これは、低糖質ダイエットを行っている方にとってはかなり高い数値です。糖質制限を行う目的は、血糖値の急激な上昇を抑えることであり、糖質摂取量を抑えることが求められます。そのため、しゅうまいの糖質量は制限を超えてしまう可能性が高いのです。
しゅうまいは低糖質ダイエットに不向き
しゅうまいは、小麦粉を使用して作られているため、糖質量が高くなってしまいます。また、しゅうまいには具材としてご飯や餃子の皮が使われることもあります。これらの食材も糖質を多く含んでいるため、糖質制限を行っている方にとっては避けるべき食品と言えるでしょう。
低糖質ダイエットを行っている方は、糖質摂取量を意識しながら食事をする必要があります。しゅうまいは、その意識を持っている方にとっては適さない食品と言えます。代わりに、野菜や魚、肉などの糖質量の少ない食品を選ぶことが重要です。
まとめ
しゅうまいは、糖質量が19.9gと高く、糖質制限を行っている方にとっては避けるべき食品です。低糖質ダイエットを成功させるためには、糖質摂取量を意識しながら食事をすることが重要です。しゅうまいの代わりに、糖質量の少ない野菜や魚、肉を積極的に摂取することをおすすめします。健康的な食生活を送るためには、バランスの取れた食事が大切ですので、糖質制限に取り組む際には、栄養バランスを考えた食事を心掛けましょう。
しゅうまいは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:dancyu
しゅうまいは、低脂質ダイエットに使える?
しゅうまいは、多くの人にとってはおいしい料理の一つです。しかし、低脂質ダイエットを実践している方にとっては、しゅうまいは避けるべき食品とされています。その理由を詳しく見ていきましょう。
しゅうまいの脂質量は9.2g
しゅうまいの脂質量は、一個あたり約9.2gとされています。この数値を見ると、他の食品と比較してもかなり高いと言えるでしょう。低脂質ダイエットでは、一日の摂取脂質量を制限することが求められます。そのため、しゅうまいの摂取は脂質制限に影響を与える可能性があります。
しゅうまいに含まれる脂質の種類
しゅうまいに含まれる脂質の種類も考慮しなければなりません。しゅうまいには、主に動物性脂肪が含まれています。この動物性脂肪には、飽和脂肪酸やコレステロールが含まれることがあります。これらの成分は、心臓病や高血圧などの生活習慣病のリスクを高める可能性があります。低脂質ダイエットでは、特にこのような成分を制限することが重要です。
しゅうまいのカロリーも気になるポイント
低脂質ダイエットでは、脂質だけでなくカロリー摂取量も考慮する必要があります。しゅうまいは、一個あたり約150kcal程度のカロリーがあります。これは、他の低カロリーの食品と比較すると高めです。低脂質ダイエットでは、カロリー制限も行うことが多いため、しゅうまいの摂取はカロリー制限に影響を与える可能性があります。
まとめ
しゅうまいは、低脂質ダイエットには不向きな食品と言えます。脂質量が比較的高く、動物性脂肪やカロリーも気になるポイントです。低脂質ダイエットを実践している方は、しゅうまいの摂取を控えることをおすすめします。代わりに、野菜や魚介類など、より低脂質かつ栄養価の高い食品を選ぶことが大切です。健康的なダイエットを目指すために、食事内容には注意しましょう。
最後に、しゅうまいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しゅうまい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 191 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (19.5) | g | |
└糖質 | (19.9) | g | 普通 |
└食物繊維 | (1.7) | g | 普通 |
たんぱく質 | (9.1) | g | 普通 |
脂質 | (9.2) | g | 普通 |
「しゅうまい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (60.2) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (2.0) | g | 多い |
コレステロール | (27) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (1.3) | mg | 普通 |
アルコール | 0 | g | 無し |
「しゅうまい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (520) | mg | 多い |
カリウム | (260) | mg | 普通 |
カルシウム | (26) | mg | 普通 |
マグネシウム | (28) | mg | 普通 |
リン | (92) | mg | 普通 |
鉄 | (0.9) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.8) | mg | 普通 |
銅 | (0.12) | mg | 普通 |
マンガン | (0.35) | mg | 多い |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (6) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 普通 |
モリブデン | (3) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (6) | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (1) | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (1) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | (6) | μg | 普通 |
ビタミンD | (0.1) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.2) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンK | (4) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.16) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.10) | mg | 普通 |
ナイアシン | (1.8) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.15) | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0.2) | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.55) | mg | 普通 |
ビオチン | (2.5) | μg | 普通 |
ビタミンC | (1) | mg | 普通 |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。