このページではずんだあんのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ずんだあんのカロリーは190kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Eレシピ
ずんだあんの可食部100gあたりのカロリーは、190kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中641位です。これは多い順にすると上位40%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでずんだあんのカロリーを評価すると、137件中124位です。これは上位から90%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 190Kcal |
全体での評価 | 641位 / 1592件中(上位40%…平均的) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 124位 / 137件中(上位90%…かなり低い) |
ずんだあんはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜずんだあんのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
なぜずんだあんのカロリーは平均的のか?
「ずんだあん」は、菓子の一種であり、可食部100gあたりのカロリーは190kcalです。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」と評価されています。なぜずんだあんのカロリーは平均的なのでしょうか。以下の栄養データを参照しながら、その理由をご説明いたします。
カロリー
「ずんだあん」の可食部100gあたりのカロリーは190kcalです。このカロリーは他の食材と比較して平均的と評価されています。カロリーは食品のエネルギー量を示す指標であり、一般的には、成人の1日のエネルギー摂取量の目安である2000kcalに対して、ほどよい量とされています。ずんだあんのカロリーはこの目安に近く、平均的と評価される理由となっています。
糖質
「ずんだあん」の可食部100gあたりの糖質は35.2gです。この糖質量は他の食材と比較して「普通」と評価されています。糖質は体内でエネルギーに変換されるため、摂取量を適切に管理することが重要です。ずんだあんの糖質量は普通と評価されているため、適度な糖質摂取が可能であり、平均的なカロリーに寄与していると考えられます。
食物繊維
「ずんだあん」の可食部100gあたりの食物繊維は2.5gです。この食物繊維量は他の食材と比較して「多い」と評価されています。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立つ栄養素であり、健康維持に重要です。ずんだあんの食物繊維量が多いことは、平均的なカロリーに寄与し、健康的な食生活をサポートしていると言えます。
タンパク質
「ずんだあん」の可食部100gあたりのタンパク質は6.3gです。このタンパク質量は他の食材と比較して「普通」と評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素であり、健康な体作りに欠かせません。ずんだあんのタンパク質量が普通と評価されていることからも、平均的なカロリーに寄与していることが分かります。
脂質
「ずんだあん」の可食部100gあたりの脂質は3.4gです。この脂質量は他の食材と比較して「普通」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎるとカロリー過多になる可能性があります。ずんだあんの脂質量が普通と評価されていることからも、平均的なカロリーに寄与していると考えられます。
以上の栄養データを参考にすると、ずんだあんのカロリーが平均的と評価される理由は、他の栄養素のバランスが適切であるためと言えます。総合的な栄養バランスを考慮しながら、ずんだあんを楽しむことが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ずんだあん」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (35.2)g | 4 | 140.8kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (2.5)g | 2 | 5kcal |
たんぱく質 | (6.3)g | 4 | 25.2kcal |
脂質 | (3.4)g | 9 | 30.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ずんだあん」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、140.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ずんだあんは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
ずんだあんは、低糖質ダイエットに使える?
菓子の中でも、特に和菓子は日本の伝統的な甘味であり、多くの人々に愛されています。その中でも、ずんだあんは青豆を使用した独特の味わいが特徴で、多くの人に親しまれています。しかし、ずんだあんは低糖質ダイエットには不向きな食品と言われています。
ずんだあんの糖質量は35.2g
ずんだあんの糖質量は、一般的なものであれば35.2gとされています。この量は、低糖質ダイエットを実践している人にとってはかなり高い数値です。低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を制限することが目標とされていますが、ずんだあんの糖質量はこの目標を超えてしまいます。
ずんだあんに含まれる糖分の影響
ずんだあんに含まれる糖分は、血糖値の上昇を引き起こします。血糖値が急激に上昇することで、体内のインシュリンの分泌が増え、脂肪の蓄積を促進する可能性があります。また、糖分が多く含まれる食品は、満腹感を得るまでに多くの量を摂取する傾向があります。そのため、ずんだあんを食べることで、意図せずに摂取カロリーが増えてしまう可能性も考えられます。
低糖質ダイエットには向かない食品
低糖質ダイエットを実践する際には、糖質量の少ない食品を選ぶことが重要です。ずんだあんの糖質量が高いため、低糖質ダイエットには不向きな食品と言えます。代わりに、糖質量の少ない食品や糖質を含まない食品を選ぶことで、ダイエット効果を高めることができます。
まとめ
ずんだあんは、日本の伝統的な和菓子であり、独特の味わいが魅力です。しかし、低糖質ダイエットを実践する際には、ずんだあんは避けるべき食品と言えます。糖質量が35.2gと高いため、血糖値の上昇や摂取カロリーの増加を招く可能性があります。低糖質ダイエットを成功させるためには、糖質量の少ない食品を選ぶことが大切です。
ずんだあんは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ニッスイ
ずんだあんは、低脂質ダイエットに使える?
ずんだあんは、低脂質ダイエットにどちらかというと不向きですが、脂質の量は控えめです。
ずんだあんの脂質量
ずんだあんの脂質量は、3.4gです。
ずんだあんの低脂質ダイエットへの適性
ずんだあんは、低脂質ダイエットにはあまり適していないと言えます。しかし、脂質の量は控えめであるため、適度な量なら摂取しても問題はありません。
低脂質ダイエットでは、脂質の摂取を制限することが目的です。ずんだあんは、主にずんだ豆を使用して作られるため、その成分によって脂質が含まれています。ですから、ずんだあんを大量に摂取すると、脂質の摂取量が増えてしまいます。
しかし、ずんだあんの脂質量は他の菓子に比べて控えめです。そのため、適度な量であれば低脂質ダイエットの一環として摂取しても問題はありません。
ずんだあんの栄養価
ずんだあんには、脂質以外にも様々な栄養素が含まれています。例えば、たんぱく質や食物繊維、ビタミンなどがあります。これらの栄養素は、健康維持や美容に必要なものです。
ですから、ずんだあんを適度な量で摂取することで、脂質以外の栄養素を摂ることができます。ただし、過剰な摂取は避けるようにしましょう。
まとめ
ずんだあんは、低脂質ダイエットにはあまり適していませんが、脂質の量は控えめです。適度な量で摂取することで、他の栄養素も摂ることができます。ただし、過剰な摂取は控えるようにしましょう。
最後に、ずんだあんの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ずんだあん」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 190 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (36.6) | g | |
└糖質 | (35.2) | g | 普通 |
└食物繊維 | (2.5) | g | 多い |
たんぱく質 | (6.3) | g | 普通 |
脂質 | (3.4) | g | 普通 |
「ずんだあん」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (52.7) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.0) | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (0.2) | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ずんだあん」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (87) | mg | 普通 |
カリウム | (270) | mg | 普通 |
カルシウム | (42) | mg | 普通 |
マグネシウム | (40) | mg | 多い |
リン | (94) | mg | 普通 |
鉄 | (1.4) | mg | 多い |
亜鉛 | (0.7) | mg | 普通 |
銅 | (0.20) | mg | 多い |
マンガン | (0.41) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | (26) | μg | 多い |
└β-カロテン | (140) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | (4) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (160) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (13) | μg | 普通 |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.3) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (0.1) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (3.2) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (1.2) | mg | 多い |
ビタミンK | (18) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.13) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.07) | mg | 普通 |
ナイアシン | (0.6) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.04) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.25) | mg | 普通 |
ビオチン | 0 | μg | 無し |
ビタミンC | (8) | mg | 多い |
別名:ずんだ
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。