このページでは、菓子の八つ橋を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
八つ橋のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは八つ橋の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 390 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (94.2) | g | |
└糖質 | (94.4) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.3) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.3) | g | 低い |
脂質 | (0.5) | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和干菓子類> 八つ橋」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、八つ橋がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
八つ橋はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
八つ橋とは?どんな食材?
八つ橋とは、日本の伝統的な菓子の一つです。主な食材は以下の3つです。
1. 小麦粉
八つ橋の主成分である小麦粉は、様々な料理や菓子作りに使われる一般的な食材です。小麦粉にはたんぱく質や炭水化物が含まれており、ふんわりとした食感を与える役割を果たします。
2. 砂糖
八つ橋の甘さを引き立てるために、砂糖が使用されます。砂糖は甘味を与えるだけでなく、八つ橋の表面をカリッと焼く際にも重要な役割を果たします。砂糖は八つ橋の風味を引き立てるために適切な量が使用されます。
3. バター
八つ橋にはバターが使用され、豊かな風味を与えます。バターは八つ橋の生地に混ぜ込まれ、焼かれることで香ばしい香りとコクをもたらします。バターは八つ橋の味わいをより一層引き立てる重要な要素です。
以上の3つの食材が組み合わさり、八つ橋の特徴的な風味と食感が生まれます。八つ橋は、日本のお茶うけとして親しまれており、特に京都で有名です。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は八つ橋がダイエットにどう役立つか説明します!
八つ橋はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Eレシピ
1. エネルギー源としての役割
八つ橋はカロリーが高い食材です。100gあたり390kcalものエネルギーを提供します。この高いエネルギー量は、体力を必要とするスポーツや運動の際に活用することができます。特に長時間の運動や持久力を必要とする活動において、八つ橋はエネルギー源として役立つでしょう。
2. 糖質の補給
八つ橋は糖質が多く含まれています。100gあたり94.4gもの糖質を摂取することができます。糖質は身体の主要なエネルギー源であり、脳や筋肉の働きに不可欠です。特に運動前や運動中には、糖質を補給することでパフォーマンスを向上させることができます。八つ橋は糖質の補給に役立つ食材と言えます。
3. 食物繊維の摂取
八つ橋には食物繊維が0.3g含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにする働きもあります。八つ橋の食物繊維量は少ないですが、他の食材と組み合わせることでバランスの取れた食事になるでしょう。
まとめ
八つ橋は高カロリーであり、エネルギー源として利用することができます。また、糖質の補給や食物繊維の摂取にも役立つ食材です。ただし、タンパク質や脂質の含有量は低いため、バランスの取れた食事に組み込むことが重要です。適度な量を摂取し、健康的な食事に取り入れることが大切です。
おすすめ:八つ橋のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
八つ橋に含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
1. ミネラルのバランスが良い
八つ橋はナトリウム、カリウム、カルシウムの含有量が低く、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、セレンの含有量が普通です。特に、マンガンやモリブデンの含有量は多いです。これにより、八つ橋はミネラルのバランスが良い食材と言えます。
2. ナトリウムの摂取量を抑えられる
八つ橋に含まれるナトリウムの量は低いです。ナトリウムは高血圧や心臓病のリスク要因とされており、摂取量を抑えることが推奨されています。八つ橋はナトリウムの摂取量を抑えるためのスナックとして選ばれることができます。
3. ヨウ素やクロムが含まれない
八つ橋にはヨウ素やクロムが含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、クロムは血糖値の調節に関与する栄養素です。しかし、八つ橋にはこれらの栄養素が含まれていないため、その点に注意が必要です。
八つ橋に含まれるビタミンを解説!
引用元:Eレシピ
八つ橋のビタミン含有量について
八つ橋は、ビタミンEとビタミンB群を含んでいますが、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB12・葉酸・ビタミンCは含まれていません。
ビタミンEの特徴
ビタミンEは、八つ橋に含まれるビタミンの一つです。ビタミンEには以下の特徴があります。
1. α-トコフェロールを含む:八つ橋に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールという成分を含んでいます。α-トコフェロールは、抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る効果があります。
2. β-トコフェロールやγ-トコフェロールは含まれない:八つ橋に含まれるビタミンEには、β-トコフェロールやγ-トコフェロールは含まれていません。これらの成分は他の食品に含まれることがありますが、八つ橋には含まれていないため、注意が必要です。
3. 含有量は低い:八つ橋に含まれるビタミンEの含有量は、0.1 mgと低いです。一般的に、ビタミンEの摂取目標量は1日に8~10 mgとされていますので、八つ橋を摂取するだけでは十分なビタミンEを摂取することはできません。
ビタミンB群の特徴
八つ橋には、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが含まれています。これらのビタミンB群には以下の特徴があります。
1. 各ビタミンBの含有量は普通レベル:八つ橋に含まれるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンの含有量は、普通レベルとされています。これらのビタミンB群は、エネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、適切な摂取が必要です。
2. ビタミンB12は含まれない:八つ橋にはビタミンB12は含まれていません。ビタミンB12は主に動物性食品に含まれるため、八つ橋を摂取するだけではビタミンB12を摂取することはできません。
以上のように、八つ橋に含まれるビタミンの特徴は、ビタミンEにはα-トコフェロールが含まれ、ビタミンB群は普通レベルの含有量があるということです。ただし、ビタミンEの含有量は低く、ビタミンB12は含まれていませんので、他の食品からもビタミンの摂取を心掛ける必要があります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は八つ橋の使用例としてレシピをご紹介します。
八つ橋を使ったレシピ11選!
#1 八つ橋入り抹茶栗アイス
アイスクリーム、生八つ橋
このレシピは八つ橋と栗を使った抹茶アイスの作り方です。アイスクリームを柔らかくし、八つ橋と栗を刻んで混ぜ合わせ、冷凍庫で冷やして固めます。…
レシピを見る#2 手作り生八つ橋
白玉粉、上新粉、砂糖、きな粉、シナモンパウダー、バニラアイス、ゆで小豆、イチゴジャム、抹茶、等
このレシピは、白玉粉と上新粉を使った手作り生八つ橋のレシピです。まずは、水分を飛ばしたゆで小豆を準備し、蒸し器で生地を蒸します。…
レシピを見る#3 八つ橋パン
強力粉、インスタントドライイースト、砂糖、牛乳、生八つ橋、無塩バター
このレシピは生八つ橋を使った八つ橋パンの作り方です。牛乳を温めて、強力粉とドライイースト、砂糖を混ぜたボウルに入れ、卵と塩を加えて混ぜます。…
レシピを見る#4 おうちで簡単!モチモチ生八つ橋
上新粉、白玉粉、グラニュー糖、シナモンパウダー、抹茶、ゆで小豆、きな粉
白玉粉で作る、シナモン香る八つ橋のレシピ。お土産で定番な、あの和菓子の作り方を紹介しています。…
レシピを見る#5 生八つ橋&揚げ八つ橋
白玉粉、上新粉、水あめ、きな粉、シナモンパウダー、ゆで小豆、揚げ油、グラニュー糖
このレシピは白玉粉を使った生八つ橋と揚げ八つ橋の作り方をご紹介します。まずは、水あめを柔らかくするために電子レンジで加熱します。…
レシピを見る#6 八つ橋アイス
生八つ橋、バニラアイス、抹茶
このレシピは生八つ橋を使った八つ橋アイスの作り方です。八つ橋のモチモチとした食感が食べごたえを味わえます。…
レシピを見る#8 こしあん派?粒あん派? 餃子の皮で生八ツ橋風
あんこ、砂糖(クリーム用)、砂糖、シナモン
餃子の皮を使った、生八つ橋風スイーツのレシピ。餃子の皮は一度湯がくことで、もちもちとした食感になり、生八つ橋に近づけることが可能です。…
レシピを見る#9 京都風かき氷
生八つ橋、ゆで小豆、キュウリの漬け物、八つ橋、練り黒ゴマ、黒みつ、きな粉、シナモンパウダー
このレシピは八つ橋を使った京都風のかき氷です。氷の上には、食べやすい大きさに切った生八つ橋とキュウリの浅漬けが散りばめられ、さらにゆで小豆や黒ゴマみつ、きな粉、シナモンパウダーがトッピングされます。…
レシピを見る#10 ひとくちデザート
アイスクリーム、生八つ橋
このレシピは、生八つ橋を使ったひとくちサイズのデザートです。アイスクリームと生八つ橋を組み合わせ、シナモンの香りがふんわり広がります。…
レシピを見る#11 京チョコロール
卵黄、グラニュー糖、卵白、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、チョコチップ、生クリーム、抹茶、等
このレシピは京都の名菓、八つ橋を使った京チョコロールの料理です。炭入りの真っ黒な生地に、チョコレートがベースの抹茶クリームがよく映えます。…
レシピを見る最後に、八つ橋の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「八つ橋」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 390 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (94.2) | g | |
└糖質 | (94.4) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.3) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.3) | g | 低い |
脂質 | (0.5) | g | 低い |
「八つ橋」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (1.8) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.2) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「八つ橋」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (49) | mg | 低い |
カルシウム | (3) | mg | 低い |
マグネシウム | (13) | mg | 普通 |
リン | (51) | mg | 普通 |
鉄 | (0.4) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.8) | mg | 普通 |
銅 | (0.13) | mg | 多い |
マンガン | (0.44) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (38) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.1) | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0.04) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.01) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.7) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.07) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.36) | mg | 普通 |
ビオチン | (0.8) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。