このページでは、菓子のウエハースを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ウエハースのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはウエハースの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 439 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 75.3 | g | |
└糖質 | 76.2 | g | 多い |
└食物繊維 | 1.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 7.6 | g | 普通 |
脂質 | 13.6 | g | 多い |
食塩相当量 | 1.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<ビスケット類> ウエハース」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ウエハースがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ウエハースはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
ウエハースとは?どんな食材?
ウエハースは、軽い食感とサクサクとした食べ応えが特徴の菓子です。主な食材は以下の3つです。
1. 小麦粉
ウエハースの主成分は小麦粉です。小麦粉は、小麦の実を挽いて作られる粉状の食材であり、パンやお菓子作りに欠かせない材料です。小麦粉を使用することで、ウエハースは軽くてサクサクとした食感を実現しています。
2. 砂糖
ウエハースには砂糖も使用されます。砂糖は甘味を与えるために使われる食材であり、ウエハースの甘さを引き立てる役割を果たしています。適度な甘さが、ウエハースをより美味しく楽しむことができる要素です。
3. 植物油
ウエハースには植物油も使用されます。植物油は、ウエハースのサクサクとした食感を作り出すために欠かせない食材です。植物油は、小麦粉と砂糖と混ぜ合わせて生地を作り、それを焼いてウエハースの形に仕上げます。
以上の3つの食材を組み合わせて作られるウエハースは、軽くてサクサクとした食感と甘さが特徴であり、幅広い年齢層の方々に愛されています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はウエハースがダイエットにどう役立つか説明します!
ウエハースはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Eレシピ
ウエハースの栄養データについて
ウエハースの栄養データを見ると、100gあたりのカロリーは439kcalで、高いと言えます。また、炭水化物の量は75.3gであり、糖質の量も76.2gと多いです。一方で、食物繊維の量は1.2gと普通の範囲にあります。タンパク質の量は7.6gで普通と言えます。脂質の量は13.6gで多いですが、塩分の量は1.2gで普通の範囲です。
ウエハースの健康的な食事への役立ち方
ウエハースは栄養データから見ると、高いカロリーや多い糖質、多い脂質を含んでいることがわかります。しかし、ウエハースは適度に摂取することで健康的な食事に役立つ要素もあります。
1. エネルギー補給に役立つ
ウエハースはカロリーが高く、炭水化物や脂質も豊富に含まれています。これにより、エネルギー補給に役立つ食材と言えます。特に運動や体力を消耗する活動後には、ウエハースを適量摂取することでエネルギーを補給することができます。
2. 心のリラックスに寄与する
ウエハースは甘味を感じることができる食材です。甘味は脳内で快感を感じる物質であるセロトニンの分泌を促すと言われています。適度な甘味を楽しむことで心のリラックスに寄与し、ストレスの軽減やリフレッシュに役立つことがあります。
3. 手軽なスナックとして利用できる
ウエハースは手軽に持ち運びやすいスナックとして利用することができます。外出先や忙しい日常生活の中で、小腹が空いた時にウエハースを摂取することで、空腹感を満たすことができます。また、小さなパッケージに入っているため、適切な量を摂ることができ、過剰な摂取を防ぐこともできます。
以上のように、ウエハースはエネルギー補給や心のリラックス、手軽なスナックとしての利用など、健康的な食事に役立つ要素があります。ただし、適度な摂取量やバランスの取れた食事に配慮することが大切です。
おすすめ:ウエハースのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ウエハースに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:NHKきょうの料理
1. ナトリウムが多い
ウエハースにはナトリウムが多く含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まる可能性があります。
2. カリウムが低い
一方、ウエハースにはカリウムが低い量しか含まれていません。カリウムは体内の水分バランスを調整するだけでなく、心臓の健康維持や筋肉の正常な機能にも重要です。カリウムが不足すると筋肉の痙攣や不整脈のリスクが高まる可能性があります。
3. カルシウムが普通
ウエハースに含まれるカルシウムの量は普通です。カルシウムは骨や歯の形成に不可欠な栄養素であり、骨密度の維持にも関与しています。カルシウムが不足すると骨粗鬆症のリスクが高まる可能性があります。
以上のように、ウエハースはナトリウムが多く、カリウムが低い特徴があります。また、カルシウムの含有量は普通です。栄養バランスを考える上で、ウエハースを摂取する際にはこれらの特徴に注意が必要です。
ウエハースに含まれるビタミンを解説!
引用元:Eレシピ
ビタミンAの特徴
- レチノールの含有量は16 μgで、多いです。
- α-カロテンやβ-クリプトキサンチンは含まれておらず、無しです。
- β-カロテンの含有量は9 μgで、普通です。
- レチノール活性当量の含有量は17 μgで、普通です。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールの含有量は1.1 mgで、多いです。
- β-トコフェロールの含有量は0.1 mgで、多いです。
- γ-トコフェロールの含有量は1 mgで、多いです。
- δ-トコフェロールの含有量は0.1 mgで、多いです。
その他のビタミン含有量
- ビタミンKの含有量は4 μgで、普通です。
- ビタミンB1の含有量は0.03 mgで、普通です。
- ビタミンB2の含有量は0.08 mgで、普通です。
- ナイアシンの含有量は0.5 mgで、普通です。
- ビタミンB6の含有量は0.02 mgで、低いです。
- パントテン酸の含有量は0.24 mgで、普通です。
なお、ウエハースにはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はウエハースの使用例としてレシピをご紹介します。
ウエハースを使ったレシピ20選!
#1 チョコウエハース
ウエハース、チョコレート、ラム酒、アラザン
このレシピはチョコレートを使ったウエハースの料理です。まず、チョコレートを細かく刻んで耐熱ボウルに入れ、湯せんで溶かします。…
レシピを見る#2 ウエハースアイスケーキ
ウエハース、バニラアイス、ラム酒
このレシピはウエハースを使ったバニラアイスケーキの作り方です。バニラアイスをウエハースでサンドし、ミルフィーユのような仕上がりになります。…
レシピを見る#3 アイスクリームと油あげのウエハース
バニラアイス、黒大豆の煮豆、油揚げ
このレシピは、バニラアイスと黒大豆の煮豆、そして油揚げを使ったデザートです。アイスクリームと油揚げのウエハースの組み合わせが絶妙で、食感も楽しめます。…
レシピを見る#4 ウエハースのチョコサンド
ウエハース、チョコレート、アーモンドダイス
このレシピはウエハースを使ったチョコサンドの作り方です。アーモンドダイスが入ったチョコレートをウエハースにぬり、サンドイッチにするお手軽なスイーツです。…
レシピを見る#5 簡単レンジでウエハース
油揚げ、カップアイスクリーム、黒豆、きな粉
油揚げを活用したウエハースのレシピ。電子レンジを使い油揚げの水分を飛ばしたウエハースの作り方となっています。…
レシピを見る#6 簡単パフェ
バニラアイス、イチゴ、バナナ、パイナップル、ウエハース、チョコシロップ、ミントの葉
バニラアイスやイチゴなどを使って、彩りよく盛り付けたお手軽パフェのレシピ。材料を切って盛り付けるだけの簡単な一品です。…
レシピを見る#7 プリンパフェ
プリン、バニラアイス、チョコレートシロップ、ウエハース、ミントの葉
このレシピはプリンとバニラアイスを使ったプリンパフェです。子どもたちが喜ぶ甘いスイーツです。…
レシピを見る#8 バニラアイスのチョコがけ
バニラアイス、チョコシロップ、ウエハース
このレシピはバニラアイスを使ったチョコレートソースがけのデザートです。バニラアイスにチョコシロップをかけて、ウエハースを添えるだけで簡単に作ることができます。…
レシピを見る#11 大人パフェ
バニラアイス、シリアル、コーヒーリキュール、ウエハース、ミントの葉
このレシピはバニラアイスやシリアルなどを使った大人向けのパフェです。コーヒーリキュールをかけることで、大人の味わいが楽しめます。…
レシピを見る#12 焼きミカンのデザート
みかん、ホワイトキュラソー、グラニュー糖、バター、バニラアイス、ウエハース、ミントの葉、ママレード
このレシピはみかんを使った焼きミカンのデザートです。みかんの皮をむいてホワイトキュラソーでからめ、バターで焼きます。…
レシピを見る#13 抹茶パフェ
アイスクリーム、ゆで小豆、イチゴ、シリアル、ウエハース
このレシピは抹茶を使ったパフェの作り方です。まず、イチゴを水洗いして水気を拭き取り、食べやすい大きさに切ります。…
レシピを見る#14 イチゴのデザート
イチゴ、バニラアイス、ウエハース、ミントの葉、粉糖
このレシピは、イチゴとバニラアイスを使ったデザートです。電子レンジでバニラアイスを柔らかくし、つぶしたイチゴと混ぜ合わせます。…
レシピを見る#16 リキュールがけパフェ
バニラアイス、バナナ、レモン汁、ウエハース、コーヒーリキュール、ミントの葉
このレシピはコーヒーリキュールを使ったリキュールがけパフェです。バニラアイスとバナナ、ウエハースを使って、簡単に作ることができます。…
レシピを見る#17 コーヒーリキュールアイス
アイスクリーム、バナナ、レモン汁、パイナップル、ウエハース、コーヒーリキュール、ミントの葉
このレシピはバナナとパイナップルを使ったコーヒーリキュールアイスの作り方です。まず、バナナは皮をむき、1cm幅に切ってレモン汁をかけます。…
レシピを見る#18 コーヒーリキュールがけアイス
バニラアイス、コーヒーリキュール、ウエハース、ミントの葉
このレシピは、バニラアイスとコーヒーリキュールを使った大人向けのデザートです。作り方はとても簡単で、器にバニラアイスを盛り、コーヒーリキュールをかけ、ウエハースとミントの葉を添えるだけです。…
レシピを見る#19 ひと口バニラアイス
アイスクリーム、ゆで小豆、きな粉、ウエハース
このレシピは、市販のアイスクリームを使ったひと口サイズのデザートです。材料はアイスクリーム、ゆで小豆、きな粉、ウエハースです。…
レシピを見る最後に、ウエハースの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ウエハース」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 439 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 75.3 | g | |
└糖質 | 76.2 | g | 多い |
└食物繊維 | 1.2 | g | 普通 |
たんぱく質 | 7.6 | g | 普通 |
脂質 | 13.6 | g | 多い |
「ウエハース」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 2.1 | g | 低い |
有機酸 | Tr | g | 無し |
灰分 | 1.4 | g | 普通 |
コレステロール | 18 | mg | 普通 |
食塩相当量 | 1.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ウエハース」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 480 | mg | 多い |
カリウム | 76 | mg | 低い |
カルシウム | 21 | mg | 普通 |
マグネシウム | 9 | mg | 低い |
リン | 63 | mg | 普通 |
鉄 | 0.6 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.4 | mg | 普通 |
銅 | 0.14 | mg | 多い |
マンガン | 0.23 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 16 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 9 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 9 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 17 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.1 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 1.0 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | Tr | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.24 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
乳幼児用としてカルシウム、 ビタミン等添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。