このページではういろうのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ういろうのカロリーは181kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:DELISH KITCHEN
ういろうの可食部100gあたりのカロリーは、181kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中666位です。これは多い順にすると上位41%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでういろうのカロリーを評価すると、137件中125位です。これは上位から91%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 181Kcal |
全体での評価 | 666位 / 1592件中(上位41%…平均的) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 125位 / 137件中(上位91%…かなり低い) |
ういろうはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜういろうのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
なぜういろうのカロリーは平均的なのか?
「ういろう」は菓子の一種であり、可食部100gあたりのカロリーは181kcalと評価されています。このカロリーは他の食材と比較して「平均的」とされています。なぜ「ういろう」のカロリーは平均的なのでしょうか。以下の栄養データを参照し、その理由を説明します。
糖質:多い
「ういろう」の糖質は可食部100gあたり44.3gであり、他の食材と比較して「多い」と評価されています。糖質はエネルギー源として重要な栄養素であり、体内でブドウ糖へと変換されます。糖質の摂取量が多いと、エネルギー供給が安定しやすくなります。そのため、「ういろう」のカロリーは平均的なのです。
食物繊維:普通
「ういろう」の食物繊維は可食部100gあたり0.1gと評価されています。食物繊維は消化器官の働きを促進し、便通を良くする効果があります。食物繊維の摂取量が普通であることからも、「ういろう」のカロリーは平均的なのです。
タンパク質:低い
「ういろう」のタンパク質は可食部100gあたり1gと評価されています。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に重要な役割を果たしますが、その量が低いため「ういろう」のカロリーは平均的なのです。
脂質:低い
「ういろう」の脂質は可食部100gあたり0.2gと評価されています。脂質はエネルギー源としても重要な栄養素ですが、摂取量が低いことからも「ういろう」のカロリーは平均的なのです。
以上の栄養データから、「ういろう」のカロリーは他の食材と比較して平均的であると評価されています。糖質の摂取量が多く、食物繊維、タンパク質、脂質の摂取量が低いため、バランスの良いカロリーと言えるでしょう。ただし、個々の食事のバランスや摂取量には注意が必要です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ういろう」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (44.3)g | 4 | 177.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0.1)g | 2 | 0.2kcal |
たんぱく質 | (1.0)g | 4 | 4kcal |
脂質 | (0.2)g | 9 | 1.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ういろう」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、177.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ういろうは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
ういろうは、低糖質ダイエットに使える?
「ういろうは低糖質ダイエットに不向き」ということは、糖質量が44.3gであることからも明らかです。
ういろうの糖質量
菓子の一つである「ういろう」は、糖質量が44.3gとなっています。この数値は、低糖質ダイエットを実践している方にとっては非常に高いものと言えます。
低糖質ダイエットとは
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重を減らすダイエット方法の一つです。糖質はエネルギー源として利用されるため、摂りすぎると体内に余分なエネルギーが蓄積されてしまいます。
ういろうの糖質量と低糖質ダイエット
糖質量が44.3gというういろうは、低糖質ダイエットにおいては適さない食品と言えます。低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を50g以下に抑えることが一般的です。そのため、ういろうの糖質量はこの目標値を超えてしまいます。
ういろうの糖質制限の難しさ
ういろうは、和菓子の一種であり、糖質を多く含んでいることが特徴です。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、ういろうを摂取することは制限が必要となります。また、ういろうは美味しいという特徴もあり、制限することが難しいと感じる方もいらっしゃるでしょう。
まとめ
「ういろうは低糖質ダイエットに不向き」ということがわかりました。糖質量が44.3gという高い数値を持つういろうは、低糖質ダイエットを実践している方にとっては制限が必要な食品です。低糖質ダイエットを成功させるためには、糖質摂取量を意識し、ういろうのような高糖質食品を控えることが重要です。
ういろうは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
ういろうは、低脂質ダイエットに使える?
「ういろうは低脂質ダイエットに特に効果的」とはよく聞きますが、本当でしょうか?そもそも、ういろうはどのくらいの脂質が含まれているのでしょうか?今回は、ういろうの脂質含有量について詳しく調べてみました。
ういろうの脂質含有量
まず、ういろうの脂質含有量は0.2gです。これは非常に低い値であり、低脂質ダイエットに適していると言えます。脂質の摂取を抑えたい方や、ダイエット中の方にとっては朗報ですね。
ういろうの栄養価
ういろうには脂質以外にも様々な栄養素が含まれています。たんぱく質、炭水化物、食物繊維、ビタミン、ミネラルなど、バランスの取れた栄養価があります。特にたんぱく質は、筋肉の合成に関与する重要な栄養素です。ダイエット中にもしっかりと栄養を摂りたい方にはおすすめです。
ういろうの満腹感
また、ういろうは小さなサイズでありながら、満腹感を得ることができます。そのため、少量で満足感を得られるために、食べ過ぎを防ぐことができます。ダイエット中には、摂取カロリーを抑えることが重要ですので、ういろうはその点でも効果的と言えます。
ういろうの注意点
ただし、ういろうにも注意点があります。一つは、糖質が含まれていることです。糖質はエネルギー源として使われますが、摂りすぎると脂肪に変わってしまいます。ですので、糖質制限をしている方や血糖値を気にされる方は、適量を守るようにしましょう。
また、ういろうはあくまで一つの菓子ですので、バランスの取れた食事や適度な運動と併せて摂ることが大切です。単体での効果を期待するのではなく、総合的なダイエットプランの一部として取り入れることが望ましいです。
まとめ
ういろうは低脂質ダイエットに特に効果的な菓子です。脂質含有量が0.2gと非常に低く、栄養価もバランスが取れています。また、満腹感を得ることができるため、過食を防ぐこともできます。ただし、糖質には注意が必要です。バランスの取れた食事や適度な運動と組み合わせることで、より効果的なダイエットが期待できます。
最後に、ういろうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ういろう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 181 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (44.2) | g | |
└糖質 | (44.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (1.0) | g | 低い |
脂質 | (0.2) | g | 低い |
「ういろう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (54.5) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.1) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ういろう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (17) | mg | 低い |
カルシウム | (2) | mg | 低い |
マグネシウム | (4) | mg | 低い |
リン | (18) | mg | 低い |
鉄 | (0.2) | mg | 低い |
亜鉛 | (0.2) | mg | 低い |
銅 | (0.04) | mg | 普通 |
マンガン | (0.13) | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (13) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (Tr) | mg | 無し |
ナイアシン | (0.2) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.11) | mg | 低い |
ビオチン | (0.2) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名:外郎餅/試料: 白ういろう/食塩添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。