このページでは、菓子のとうまんじゅうを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
とうまんじゅうのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはとうまんじゅうの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 299 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (61.6) | g | |
└糖質 | (61.0) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.7) | g | 普通 |
たんぱく質 | (6.8) | g | 普通 |
脂質 | (3.1) | g | 普通 |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> まんじゅう とうまんじゅう こしあん入り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、とうまんじゅうがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
とうまんじゅうはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キッコーマン
とうまんじゅうとは?どんな食材?
「とうまんじゅう」とは、和菓子の一種であり、主に関西地方で親しまれている美味しいお菓子です。このお菓子は、外側にもちもちとしたもち米の皮があり、中には甘い餡が入っています。その餡の種類によって、食材も異なるのです。
食材1:こしあん
一つ目の食材は「こしあん」です。こしあんは、煮たあんこをさらに練り上げて作られる餡のことで、なめらかで滑らかな食感が特徴です。甘さも控えめで、上品な味わいが楽しめます。こしあんは、とうまんじゅうの中に入っている餡の中でも一般的なものであり、多くの人に愛されています。
食材2:こしあんにくるまれたくるみ
二つ目の食材は「こしあんにくるまれたくるみ」です。このとうまんじゅうは、こしあんでくるみを包み込んでいます。くるみの香ばしさと、こしあんのなめらかさが絶妙にマッチし、食べるとほんのりとしたくるみの風味が広がります。くるみの食感も楽しめるため、食べ応えもあります。
食材3:抹茶あん
三つ目の食材は「抹茶あん」です。抹茶あんは、抹茶を練り込んだ餡で、ほんのりとした苦味と抹茶の風味が楽しめます。抹茶のほろ苦さが、こしあんの甘さと絶妙に調和しています。抹茶好きにはたまらない一品であり、和菓子の中でも人気があります。
以上、とうまんじゅうの食材について3つに絞って説明しました。こしあん、こしあんにくるまれたくるみ、抹茶あんの3つの食材は、それぞれ異なる味わいを楽しむことができます。どの食材も、丁寧に選ばれた素材を使用しており、一つ一つ手作りされています。ぜひ一度味わってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はとうまんじゅうがダイエットにどう役立つか説明します!
とうまんじゅうはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「とうまんじゅう」の栄養データについて
「とうまんじゅう」の栄養データを見ると、可食部100gあたりのカロリーは299kcalで、炭水化物の含有量が61.6gと多いことがわかります。また、糖質の含有量も61gと高く、食物繊維は1.7gと普通の量です。タンパク質は6.8g、脂質は3.1gで、どちらも普通の量となっています。塩分は0.1gと低い量です。
「とうまんじゅう」の健康的な食事への役立ち方
1. エネルギー補給に適している:「とうまんじゅう」はカロリーが高いため、エネルギー補給に役立ちます。特に運動後や疲労回復のためには、十分なエネルギーが必要です。カロリーが豊富な「とうまんじゅう」を摂取することで、効率的なエネルギー補給が可能となります。
2. 糖分の補給に適している:「とうまんじゅう」は糖質が多く含まれており、糖分の補給に役立ちます。運動や体力を消耗した後には、糖分を補給することでエネルギーを回復させることが重要です。糖質が豊富な「とうまんじゅう」を摂取することで、糖分の補給がスムーズに行えます。
3. 食物繊維の摂取にも一部貢献する:「とうまんじゅう」には1.7gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素であり、便通を促進する効果もあります。食物繊維の摂取量が不足しがちな場合に、「とうまんじゅう」を摂取することで一部の食物繊維を補うことができます。
以上のように、「とうまんじゅう」はエネルギー補給や糖分の補給、食物繊維の一部摂取に役立つ食材と言えます。ただし、カロリーや糖質の量には注意が必要であり、適量を守って摂取することが重要です。
おすすめ:とうまんじゅうのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
とうまんじゅうに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラルバランスが良い
「とうまんじゅう」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅などの無機質栄養素を含んでいます。これらの栄養素は、体内の機能を維持するために必要な役割を果たしています。特にカルシウムや鉄などは、骨や血液の健康維持に重要な役割を果たしています。また、ミネラルのバランスが良いことで、体内の代謝や神経伝達物質の合成にも関与しています。
2. マンガンやヨウ素などが豊富
「とうまんじゅう」には、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンなどの微量元素も含まれています。これらの栄養素は、体内の酵素活性化や免疫機能の向上に関与しています。特にマンガンは、抗酸化作用や骨の形成に重要な役割を果たし、ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要です。そのため、「とうまんじゅう」は、これらの栄養素を摂取する良い食材と言えます。
3. ナトリウムやカリウムの含有量が適度
「とうまんじゅう」に含まれるナトリウムやカリウムの含有量は、適度な範囲に収まっています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与していますが、摂り過ぎると高血圧や体液の不均衡を引き起こす可能性があります。一方、カリウムは体内の水分バランスや心臓の機能に重要な役割を果たしていますが、不足すると筋肉の痙攣や不整脈のリスクが高まります。そのため、「とうまんじゅう」は、ナトリウムとカリウムのバランスを保ちつつ、適度な量を摂取することができる食材と言えます。
とうまんじゅうに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「とうまんじゅう」に含まれるビタミンAは、レチノールとβ-クリプトキサンチンの含有量が多く、レチノール活性当量も多いです。一方、α-カロテンとβ-カロテンは含まれていません。ビタミンAは、視力や皮膚の健康維持に関与しており、特にレチノールは体内でビタミンAに変換される重要な成分です。
2. ビタミンDの特徴
「とうまんじゅう」には、ビタミンDが多く含まれています。ビタミンDは、カルシウムの吸収や骨の形成に関与しており、健康な骨の維持に重要な役割を果たしています。
3. ビタミンEの特徴
「とうまんじゅう」に含まれるビタミンEは、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールの含有量が多いです。一方、α-トコフェロールは普通の量が含まれています。ビタミンEは、抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たしています。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はとうまんじゅうの使用例としてレシピをご紹介します。
とうまんじゅうを使ったレシピ1選!
#1 かりんとうまんじゅう
まんじゅう(黒糖・市販)、サラダ油、しょうゆ、みりん、砂糖
市販のおまんじゅうを活用した簡単なおやつレシピ。おまんじゅうを揚げ焼きにし、甘辛醤油で味付けすることで、カリっとした食感と香ばしさがプラスされたおまんじゅうになります。…
レシピを見る最後に、とうまんじゅうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「とうまんじゅう」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 299 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (61.6) | g | |
└糖質 | (61.0) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.7) | g | 普通 |
たんぱく質 | (6.8) | g | 普通 |
脂質 | (3.1) | g | 普通 |
「とうまんじゅう」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (28.0) | g | 低い |
有機酸 | 0 | g | 無し |
灰分 | (0.4) | g | 低い |
コレステロール | (97) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | 0 | g | 無し |
「とうまんじゅう」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 25 | mg | 普通 |
カリウム | 57 | mg | 低い |
カルシウム | 33 | mg | 普通 |
マグネシウム | 13 | mg | 普通 |
リン | 62 | mg | 普通 |
鉄 | 1.2 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.6 | mg | 普通 |
銅 | 0.1 | mg | 普通 |
マンガン | 0.3 | mg | 多い |
ヨウ素 | 6 | μg | 多い |
セレン | 5 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 21 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 34 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (Tr) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 2 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 1 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 34 | μg | 多い |
ビタミンD | 0.6 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.3 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0.5 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 1.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.03 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.08 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0.2 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.29 | mg | 普通 |
ビオチン | 4.8 | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆こしあん入り/部分割合: 皮 4、あん 5
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。