このページではしょうゆせんべいのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
しょうゆせんべいのカロリーは368kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:ヤマサ
しょうゆせんべいの可食部100gあたりのカロリーは、368kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中191位です。これは多い順にすると上位11%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでしょうゆせんべいのカロリーを評価すると、137件中60位です。これは上位から43%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 368Kcal |
全体での評価 | 191位 / 1592件中(上位11%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 60位 / 137件中(上位43%…平均的) |
しょうゆせんべいはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜしょうゆせんべいのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
しょうゆせんべいのカロリーは高い理由
しょうゆせんべいのカロリーが高い理由について説明します。カロリーは、食品のエネルギー量を表す指標であり、人々が日々の活動を行うために必要なエネルギー源となります。しょうゆせんべいは、可食部100gあたり368kcalのカロリーを含んでおり、他の食材と比較して高いと評価されています。
糖質の多さ
しょうゆせんべいには、可食部100gあたり84.3gの糖質が含まれています。糖質は、体内でエネルギー源となる炭水化物の一種であり、摂取した糖質はブドウ糖として体内に取り込まれます。糖質の多さがカロリーの高さにつながっていると考えられます。
食物繊維の少なさ
しょうゆせんべいには、可食部100gあたり0.6gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内環境を整えたり、便通を促進するなどの役割を果たします。しかし、しょうゆせんべいの食物繊維の量は普通と評価されており、カロリーの高さには直接的な関係はありません。
タンパク質の普通さ
しょうゆせんべいには、可食部100gあたり7.3gのタンパク質が含まれています。タンパク質は、筋肉や骨の形成に必要な栄養素であり、体の構成要素として重要な役割を果たします。しょうゆせんべいのタンパク質の量は普通と評価されており、カロリーの高さには直接的な関係はありません。
脂質の低さ
しょうゆせんべいには、可食部100gあたり1gの脂質が含まれています。脂質は、エネルギー源としての役割や体温調節、ビタミンの吸収など多様な役割を果たしますが、しょうゆせんべいの脂質の量は低いと評価されており、カロリーの高さには直接的な関係はありません。
アルコールの多さ
しょうゆせんべいには、可食部100gあたり0.2gのアルコールが含まれています。アルコールはエネルギー源としての役割を持ちますが、しょうゆせんべいのアルコールの量は多いと評価されています。アルコールの多さがカロリーの高さに影響を与えている可能性があります。
以上の栄養データから、しょうゆせんべいのカロリーが高い理由は、糖質の多さやアルコールの多さが関係していると考えられます。糖質やアルコールはエネルギー源としての役割を果たすため、しょうゆせんべいのカロリーが高くなっているのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「しょうゆせんべい」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (84.3)g | 4 | 337.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0.6)g | 2 | 1.2kcal |
たんぱく質 | (7.3)g | 4 | 29.2kcal |
脂質 | (1.0)g | 9 | 9kcal |
アルコール | (0.2)g | 7.1 | 1.42 |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「しょうゆせんべい」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、337.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
しょうゆせんべいは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
しょうゆせんべいは、低糖質ダイエットに使える?
しょうゆせんべいは、糖質量が84.3gと非常に高いです。そのため、低糖質ダイエットには不向きと言わざるを得ません。
糖質量が高い理由
しょうゆせんべいの糖質量が高い理由は、主に原料に由来します。小麦粉や砂糖、しょうゆなどを使用しているため、糖質が多く含まれています。
低糖質ダイエットとは
低糖質ダイエットは、糖質の摂取量を制限することで体重を減らすダイエット方法です。糖質を制限することにより、血糖値の急激な上昇を抑え、脂肪の燃焼を促進する効果があります。
しょうゆせんべいの糖質量が高い影響
しょうゆせんべいの糖質量が高いため、低糖質ダイエットには不向きです。摂取すると血糖値が急激に上昇し、脂肪の燃焼が抑えられてしまいます。また、糖質の摂り過ぎは肥満や生活習慣病の原因となる可能性もあります。
代替品の選択
低糖質ダイエットを実践する際には、しょうゆせんべいの代わりに糖質が少ないスナック菓子を選ぶことが重要です。例えば、ナッツやチーズなどは糖質が少なく、満腹感も得られます。また、野菜を使ったサラダや糖質制限パンなどもおすすめです。
まとめ
しょうゆせんべいは、糖質量が84.3gと非常に高いため、低糖質ダイエットには不向きです。糖質を制限することで体重を減らしたい方は、しょうゆせんべいの代わりに糖質が少ないスナック菓子や野菜を使った食品を選ぶことをおすすめします。
しょうゆせんべいは、低脂質ダイエットに使える!?
しょうゆせんべいは、低脂質ダイエットに使える?
しょうゆせんべいは、低脂質ダイエットに少し効果的です。
しょうゆせんべいの脂質量は1g
しょうゆせんべいは、菓子の中でも脂質量が比較的低いです。1gの脂質が含まれています。脂質は、エネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まることがあります。そのため、ダイエット中には脂質の摂取量を制限することが求められます。
しょうゆせんべいの低脂質効果
しょうゆせんべいには、低脂質ダイエットに効果的な要素があります。脂質の摂取量を減らすことで、カロリー摂取を抑えることができます。また、しょうゆせんべいは一般的なお菓子と比べても脂質量が少ないため、ダイエット中でも食べることができるおやつの一つとして選ばれることがあります。
しょうゆせんべいの注意点
しかし、しょうゆせんべいを摂取する際には注意が必要です。脂質が少ないからといって、無制限に食べてしまうとカロリー摂取が増えてしまいます。ダイエット中でも適度な量を守り、バランスの取れた食事を心掛けることが重要です。また、しょうゆせんべいには塩分が含まれているため、塩分摂取量の制限も忘れずに行いましょう。
まとめ
しょうゆせんべいは、低脂質ダイエットに少し効果的なおやつです。脂質量が1gと比較的少なく、カロリー摂取を抑えることができます。ただし、適度な量を守り、塩分摂取量の制限も忘れずに行うことが大切です。ダイエット中でも楽しみながら健康的な食生活を送るために、しょうゆせんべいを上手に活用しましょう。
最後に、しょうゆせんべいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しょうゆせんべい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 368 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (83.9) | g | |
└糖質 | (84.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.3) | g | 普通 |
脂質 | (1.0) | g | 低い |
「しょうゆせんべい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (5.9) | g | 低い |
有機酸 | (0.1) | g | 多い |
灰分 | (1.8) | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (1.3) | mg | 普通 |
アルコール | (0.2) | g | 多い |
「しょうゆせんべい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (500) | mg | 多い |
カリウム | (130) | mg | 普通 |
カルシウム | (8) | mg | 低い |
マグネシウム | (30) | mg | 普通 |
リン | (120) | mg | 普通 |
鉄 | (1.0) | mg | 普通 |
亜鉛 | (1.1) | mg | 多い |
銅 | (0.20) | mg | 多い |
マンガン | (0.88) | mg | 多い |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (5) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (86) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.2) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0.10) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.04) | mg | 普通 |
ナイアシン | (1.5) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.14) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.75) | mg | 多い |
ビオチン | (2.3) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。