このページでは、菓子のしょうゆせんべいを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
しょうゆせんべいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはしょうゆせんべいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 368 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (83.9) | g | |
└糖質 | (84.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.3) | g | 普通 |
脂質 | (1.0) | g | 低い |
食塩相当量 | (1.3) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和干菓子類> 米菓 しょうゆせんべい」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、しょうゆせんべいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
しょうゆせんべいはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ヤマサ
しょうゆせんべいとは?どんな食材?
「しょうゆせんべい」とは、日本の伝統的なお菓子の一つです。主な食材は以下の3つです。
1. 米粉
しょうゆせんべいの主成分は、米粉です。米を粉砕して作られるため、主に糖質を含んでいます。この米粉を使うことで、しょうゆせんべいは軽くてサクサクとした食感が特徴となります。
2. しょうゆ
しょうゆせんべいには、その名前からもわかるようにしょうゆが使用されています。しょうゆは、大豆や小麦を原料として作られる日本の伝統的な調味料です。しょうゆの風味がしょうゆせんべいに深みとコクを与え、独特の味わいを生み出します。
3. ごま
しょうゆせんべいには、ごまも使われています。ごまは、風味豊かで栄養価の高い食材であり、しょうゆせんべいに香ばしさとコクをもたらします。ごまの食感もアクセントとなり、一層美味しさを引き立てます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はしょうゆせんべいがダイエットにどう役立つか説明します!
しょうゆせんべいはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. 糖質が多いが、食物繊維も含まれている
「しょうゆせんべい」は糖質が多い食材ですが、同時に食物繊維も含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、過食を防ぐのに役立ちます。糖質の摂取量には注意が必要ですが、バランスの取れた食事に取り入れることで、健康的な食事に役立つと言えます。
2. 脂質が低い
「しょうゆせんべい」は脂質が低い食材です。脂質の摂り過ぎは肥満や生活習慣病のリスクを高めるため、健康的な食事には適度な脂質摂取が求められます。脂質が低い「しょうゆせんべい」は、脂質制限が必要な方やダイエット中の方に適しています。また、低脂肪食品と組み合わせることで、バランスの取れた食事を実現することができます。
3. カロリーが高いが、塩分は普通
「しょうゆせんべい」はカロリーが高い食材ですが、塩分は普通の量です。カロリーの摂り過ぎは肥満の原因となりますが、塩分の摂り過ぎも高血圧や腎臓病のリスクを高めます。カロリーが高いため、食べ過ぎには注意が必要ですが、塩分が普通の量であるため、塩分制限が必要な方でも適度に摂取することができます。適切な量で摂取することで、バランスの取れた食事を実現することができます。
おすすめ:しょうゆせんべいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
しょうゆせんべいに含まれる無機質の栄養を解説!
しょうゆせんべいの特徴
しょうゆせんべいの栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。
1. ナトリウムが多い
しょうゆせんべいは、可食部100gあたりにおいてナトリウムが(500) mg含まれています。この量は多いと言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や水分の溜まりを引き起こす可能性があります。そのため、ナトリウムの摂取量には注意が必要です。
2. 亜鉛や銅、マンガンが多い
しょうゆせんべいには、亜鉛、銅、マンガンがそれぞれ(1.1) mg、(0.20) mg、(0.88) mg含まれています。これらのミネラルは体内の酵素の働きや免疫機能の維持に関与しています。しょうゆせんべいを摂取することで、これらのミネラルを補給することができます。
3. カルシウムが低い
しょうゆせんべいのカルシウム含有量は(8) mgと低いです。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、成長期や妊娠中の女性にとって特に重要です。しょうゆせんべいはカルシウムを多く摂取するための食材ではありませんので、他の食材と組み合わせてバランスの良い食事を心がける必要があります。
以上のように、しょうゆせんべいはナトリウムが多く、亜鉛や銅、マンガンが豊富である一方、カルシウムが低いという特徴があります。食事のバランスを考えながら摂取することが大切です。
しょうゆせんべいに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEは少量含まれる
しょうゆせんべいに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールという形で0.2 mg含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る効果があります。ただし、含有量は少量であるため、ビタミンEを摂取したい場合には他の食品も合わせて摂る必要があります。
2. ビタミンB群は普通または多量含まれる
しょうゆせんべいにはビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが含まれています。これらのビタミンB群はエネルギー代謝に関与し、神経や皮膚の健康維持にも重要です。特にビタミンB1とパントテン酸は多量含まれており、ビタミンB群の摂取源としても適しています。
3. ビタミンE以外のビタミンは普通含まれる
しょうゆせんべいにはビタミンE以外にもビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが含まれています。これらのビタミンは普通の量で含まれており、バランスの良い食事を摂るためには適切な量と言えます。
以上の特徴から、しょうゆせんべいはビタミンEを少量含み、ビタミンB群を普通または多量含んでいることがわかります。ビタミンEの抗酸化作用やビタミンB群のエネルギー代謝への関与を考慮すると、しょうゆせんべいは栄養バランスのとれたお菓子の一つと言えます。ただし、ビタミンEの含有量は少ないため、他の食品との組み合わせでバランス良く摂取することがおすすめです。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はしょうゆせんべいの使用例としてレシピをご紹介します。
しょうゆせんべいを使ったレシピ2選!
#1 チョコしょうゆせんべい
しょうゆ、コーティング用チョコレート(茶色)、アーモンド、栗の甘露煮
醤油を活用したおやつのレシピ。コーティング用のチョコレートに醤油を入れることでせんべいとの相性が良くなり、コク深く仕上がっています。…
レシピを見る#2 香ばしさがクセになる♪ しょうゆせんべい
しょうゆ
このレシピは水を使ったしょうゆせんべいの作り方です。手間はかかりますが難しい工程はありません!上新粉を使用することで、香ばしい味わいが特徴です。…
レシピを見る最後に、しょうゆせんべいの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しょうゆせんべい」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
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カロリー | 368 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (83.9) | g | |
└糖質 | (84.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (0.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.3) | g | 普通 |
脂質 | (1.0) | g | 低い |
「しょうゆせんべい」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (5.9) | g | 低い |
有機酸 | (0.1) | g | 多い |
灰分 | (1.8) | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (1.3) | mg | 普通 |
アルコール | (0.2) | g | 多い |
「しょうゆせんべい」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (500) | mg | 多い |
カリウム | (130) | mg | 普通 |
カルシウム | (8) | mg | 低い |
マグネシウム | (30) | mg | 普通 |
リン | (120) | mg | 普通 |
鉄 | (1.0) | mg | 普通 |
亜鉛 | (1.1) | mg | 多い |
銅 | (0.20) | mg | 多い |
マンガン | (0.88) | mg | 多い |
ヨウ素 | (1) | μg | 普通 |
セレン | (5) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (86) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.2) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0.10) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.04) | mg | 普通 |
ナイアシン | (1.5) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.14) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.75) | mg | 多い |
ビオチン | (2.3) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。