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サブレのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではサブレのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

サブレのカロリーは459kcal(100gあたり)!これってどうなの?

引用元:ソラレピ

サブレの可食部100gあたりのカロリーは、459kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中85位です。これは多い順にすると上位5%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでサブレのカロリーを評価すると、137件中20位です。これは上位から14%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。

カロリー459Kcal
全体での評価85位 / 1592件中(上位5%…高い
「菓子」ジャンル内での評価20位 / 137件中(上位14%…高い
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サブレはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜサブレのカロリーは高いの?なにが含まれているの?

引用元:Eレシピ

サブレのカロリーが高い理由


サブレのカロリーは可食部100gあたり459kcalと非常に高いです。その理由を以下の栄養データを参考に説明します。

糖質が多い


サブレは糖質が73.2g含まれています。糖質はエネルギー源として体に取り込まれますが、摂りすぎると体重増加や血糖値の上昇につながる可能性があります。そのため、糖質が多いことがカロリーが高い要因となっています。

脂質が多い


サブレには脂質が16.6g含まれています。脂質もエネルギー源となりますが、糖質と同様に摂りすぎると体重増加や動脈硬化のリスクが高まる可能性があります。このため、脂質の含有量が多いこともカロリーが高い理由となっています。

食物繊維やタンパク質の含有量


一方で、サブレには食物繊維が1.3g、タンパク質が6.1g含まれています。食物繊維は消化を促進し、満腹感を与えるため、カロリー制限に役立つ可能性があります。また、タンパク質は筋肉の形成や修復に関与し、代謝を促進する効果があります。しかし、これらの含有量は普通程度であり、カロリーが高い要因とはなりにくいです。

まとめ


サブレのカロリーが高い理由は、糖質や脂質の含有量が多いことが挙げられます。これにより、エネルギー摂取量が増え、体重増加や血糖値の上昇のリスクが高まります。一方で、食物繊維やタンパク質の含有量は普通程度であり、カロリーが高い要因とはなりにくいです。適度な摂取量を守りながら、サブレを楽しむことが大切です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「サブレ」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質(73.2)g4292.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維(1.3)g22.6kcal
たんぱく質(6.1)g424.4kcal
脂質(16.6)g9149.4kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「サブレ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、292.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

サブレは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

引用元:サントリー

サブレは低糖質ダイエットに不向き



菓子の一つである「サブレ」は、糖質量が73.2gと非常に高いです。糖質制限を行っている方や低糖質ダイエットを実践している方にとっては、摂取するのは避けた方が良い食品です。



サブレの糖質量が高い理由



サブレは小麦粉や砂糖、バターなどを主成分としています。特に砂糖の量が多く、一つのサブレにはかなりの糖分が含まれています。また、バターも高脂肪であり、カロリーも高いため、ダイエット中には避けた方が良い食品と言えます。



低糖質ダイエットのポイント



低糖質ダイエットを実践している方は、糖質の摂取を制限することが目標です。糖質を摂りすぎると、血糖値が急上昇し、体内に余分なエネルギーが蓄積されてしまいます。その結果、体重の増加や血糖値の乱れ、さらには糖尿病のリスクも高まる可能性があります。



低糖質ダイエットに適した食品



低糖質ダイエットを実践する際には、糖質量の少ない食品を選ぶことが重要です。例えば、野菜や魚、肉類などは糖質が少なく、タンパク質や食物繊維も豊富に含まれています。これらの食品を積極的に摂取することで、満腹感を得ながら糖質の摂取を制限することができます。



まとめ



サブレは糖質量が73.2gと非常に高く、低糖質ダイエットには不向きな食品です。低糖質ダイエットを実践している方は、糖質の摂取を制限することが目標ですので、サブレの摂取は控えるべきです。代わりに、糖質量の少ない野菜や魚、肉類などを積極的に摂取し、バランスの取れた食事を心掛けましょう。

サブレは、低脂質ダイエットに使える!?

引用元:サントリー

サブレは低脂質ダイエットに不向き



サブレは、お菓子の一種であり、多くの方に愛されています。しかし、低脂質ダイエットを行っている方にとっては、注意が必要な食品です。なぜなら、サブレには高い脂質が含まれているからです。



サブレの脂質量について



一般的なサブレの脂質量は、16.6gとされています。これは、低脂質ダイエットを行っている方にとってはかなり高い数値です。低脂質ダイエットでは、1日の脂質摂取量を制限することが一般的ですが、サブレを摂取することで一気にその制限を超えてしまう可能性があります。



サブレの脂質の種類について



また、サブレに含まれる脂質の種類も問題です。一般的なサブレには、主に飽和脂肪酸が含まれています。飽和脂肪酸は、心臓病や動脈硬化のリスクを高めるとされています。低脂質ダイエットでは、飽和脂肪酸の摂取を制限することが重要ですので、サブレは避けるべき食品と言えます。



代替品としての選択肢



低脂質ダイエットを行っている方にとって、サブレの代替品として選ぶべき食品はあります。例えば、無塩のクラッカーや米菓子、または低脂肪のビスケットなどが適しています。これらの食品は、脂質量が少なく、飽和脂肪酸も少ないため、低脂質ダイエットに適しています。



まとめ



サブレは、低脂質ダイエットには不向きな食品です。その高い脂質量と、含まれる飽和脂肪酸が問題となります。低脂質ダイエットを行っている方は、サブレの摂取を控え、代わりに低脂質なクラッカーや米菓子、ビスケットなどを選ぶことをおすすめします。

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最後に、サブレの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「サブレ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー459Kcal高い
炭水化物(73.5)g
└糖質(73.2)g多い
└食物繊維(1.3)g普通
たんぱく質(6.1)g普通
脂質(16.6)g多い

「サブレ」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分(3.1)g低い
有機酸-g無し
灰分(0.7)g普通
コレステロール(54)mg多い
食塩相当量(0.2)mg普通
アルコール-g無し

「サブレ」のビタミン・無機質等

ナトリウム(73)mg普通
カリウム(110)mg低い
カルシウム(36)mg普通
マグネシウム(8)mg低い
リン(84)mg普通
(0.5)mg普通
亜鉛(0.3)mg普通
(0.06)mg普通
マンガン(0.23)mg普通
ヨウ素(5)μg多い
セレン(6)μg多い
クロム(1)μg多い
モリブデン(7)μg多い
ビタミンA
└レチノール(30)μg多い
└α-カロテン(0)μg無し
└β-カロテン(Tr)μg無し
└β-クリプトキサンチン(2)μg多い
└β-カロテン当量(1)μg普通
└レチノール活性当量(30)μg多い
ビタミンD(0.6)μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール(1.7)mg多い
└β-トコフェロール(0.1)mg多い
└γ-トコフェロール(1.8)mg多い
└δ-トコフェロール(0.7)mg多い
ビタミンK(3)μg普通
ビタミンB1(0.07)mg普通
ビタミンB2(0.07)mg普通
ナイアシン(0.3)mg低い
ビタミンB6(0.03)mg低い
ビタミンB12(0.2)μg普通
葉酸μg無し
パントテン酸(0.45)mg普通
ビオチン(4.1)μg多い
ビタミンC(0)mg無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

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