このページではみしま豆のカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
みしま豆のカロリーは402kcal(100gあたり)!これってどうなの?
みしま豆の可食部100gあたりのカロリーは、402kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中116位です。これは多い順にすると上位7%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでみしま豆のカロリーを評価すると、137件中33位です。これは上位から24%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 402Kcal |
全体での評価 | 116位 / 1592件中(上位7%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 33位 / 137件中(上位24%…高い) |
みしま豆はカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜみしま豆のカロリーは高いの?なにが含まれているの?
みしま豆のカロリーは高い理由
みしま豆のカロリーは、可食部100gあたり402kcalと非常に高いです。これは他の食材と比較しても高い評価です。その理由を以下の栄養データを参照しながら説明します。
糖質が多い
みしま豆には糖質が71g含まれています。糖質はエネルギー源となりますが、過剰摂取はカロリーの増加につながります。みしま豆が他の食材よりも糖質が多いため、カロリーも高くなっています。
食物繊維が多い
みしま豆には食物繊維が6g含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を持続させる効果があります。しかし、食物繊維も一定量以上摂取するとカロリーになるため、みしま豆のカロリーが高い一因と言えます。
タンパク質と脂質は普通
みしま豆のタンパク質は12.3g、脂質は8.6g含まれています。これらの値は他の食材と比較して普通と言える範囲です。タンパク質や脂質はエネルギー源となりますが、みしま豆のカロリーが高い主な要因ではありません。
以上の栄養データから、みしま豆のカロリーが高い理由は、糖質と食物繊維の含有量が多いことにあります。糖質はエネルギー源となりますが、過剰摂取はカロリーの増加につながります。一方、食物繊維は満腹感を持続させる効果がありますが、一定量以上摂取するとカロリーになるため、みしま豆のカロリーが高くなっています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「みしま豆」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (71.0)g | 4 | 284kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (6.0)g | 2 | 12kcal |
たんぱく質 | (12.3)g | 4 | 49.2kcal |
脂質 | (8.6)g | 9 | 77.4kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「みしま豆」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、284kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
みしま豆は、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
みしま豆は、低糖質ダイエットに使える?
菓子()の「みしま豆」は、糖質量が71gで、した。
みしま豆は低糖質ダイエットに不向き
みしま豆は、一見健康的な食品のように思えますが、実は低糖質ダイエットには不向きな食材です。その理由を以下で詳しく説明します。
糖質量が高い
みしま豆は、糖質量が71gもあります。低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を制限することが一般的ですが、みしま豆を食べるとその制限を超えてしまいます。糖質を制限することで血糖値の上昇を抑え、脂肪燃焼を促す効果が期待されますが、みしま豆にはその効果が得られません。
糖質の種類が違う
また、みしま豆に含まれる糖質は、主に単糖類であるグルコースやフルクトースです。一方、低糖質ダイエットでは、主に複糖類であるデンプンや糖アルコールを制限します。つまり、みしま豆に含まれる糖質は、低糖質ダイエットで制限すべき糖質とは異なるため、効果的なダイエットにはなりません。
カロリーも高い
さらに、みしま豆はカロリーも高いため、食べ過ぎると体重増加の原因になります。低糖質ダイエットでは、糖質だけでなくカロリーも制限することが重要です。みしま豆を食べると、糖質とカロリーの両方を摂取してしまうため、ダイエット効果が期待できません。
まとめ
みしま豆は、糖質量が高く、糖質の種類も低糖質ダイエットに適さないものです。また、カロリーも高いため、食べ過ぎると体重増加の原因になります。低糖質ダイエットを目指す方は、みしま豆の摂取を控えることをおすすめします。代わりに、低糖質の食材やスナックを選ぶことで、効果的なダイエットが可能です。
みしま豆は、低脂質ダイエットに使える!?
みしま豆は、低脂質ダイエットに不向き
みしま豆は、多くの人にとっておなじみの菓子です。その美味しさと食感から、おやつやおつまみとして愛されています。しかし、低脂質ダイエットを目指す方にとっては、注意が必要な食品と言えるでしょう。
みしま豆の脂質量
みしま豆の脂質量は、なんと8.6gもあります。これは、低脂質ダイエットを行う上で制限すべき量を大きく超えています。脂質は、摂取するとエネルギーとして蓄積されやすく、体重増加の原因となることが知られています。また、脂質は高カロリーなため、摂取量を制限することが重要です。
低脂質ダイエットとは
低脂質ダイエットは、脂質の摂取量を制限することで体重を減らすダイエット方法です。脂質は他の栄養素と比べてカロリーが高いため、摂取量を減らすことでカロリー摂取を抑えることができます。脂質を制限することで、体脂肪の蓄積を防ぎ、健康的な体重管理を目指すことができます。
みしま豆と低脂質ダイエットの相性
みしま豆は、その美味しさからついつい食べ過ぎてしまいがちです。しかし、低脂質ダイエットでは脂質摂取を制限する必要がありますので、みしま豆は適切な食品とは言えません。脂質量が多いため、摂取することでカロリー摂取が増え、ダイエットの効果が薄れてしまう可能性があります。
代替品としての選択肢
低脂質ダイエットを行う際には、みしま豆の代わりに低脂質な食品を選ぶことが重要です。例えば、野菜や果物、鶏胸肉などは低脂質であり、栄養価も高いため、積極的に取り入れることがおすすめです。また、食物繊維が豊富な食品も消化吸収を遅らせるため、満腹感を得やすくなります。
まとめ
みしま豆は、低脂質ダイエットを目指す方には不向きな食品です。脂質量が多く、カロリー摂取を抑えることが難しくなります。代わりに低脂質で栄養価の高い食品を選び、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。健康的な体重管理を目指すために、食品選びには注意しましょう。
最後に、みしま豆の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「みしま豆」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 402 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (75.8) | g | |
└糖質 | (71.0) | g | 多い |
└食物繊維 | (6.0) | g | 多い |
たんぱく質 | (12.3) | g | 普通 |
脂質 | (8.6) | g | 普通 |
「みしま豆」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (1.6) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.7) | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「みしま豆」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (680) | mg | 多い |
カルシウム | (65) | mg | 多い |
マグネシウム | (86) | mg | 多い |
リン | (220) | mg | 多い |
鉄 | (2.7) | mg | 多い |
亜鉛 | (1.4) | mg | 多い |
銅 | (0.38) | mg | 多い |
マンガン | (0.92) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (2) | μg | 普通 |
クロム | (4) | μg | 多い |
モリブデン | (130) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (1) | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (1) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.6) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (0.4) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (3.8) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (2.9) | mg | 多い |
ビタミンK | (9) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (0.08) | mg | 普通 |
ナイアシン | (0.7) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.17) | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.34) | mg | 普通 |
ビオチン | (10.0) | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
糖衣のいり大豆
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。