牛乳寒天のカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

牛乳寒天のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは牛乳寒天の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	61	Kcal	低い
炭水化物	(12.2)	g
└糖質	(11.9)	g	低い
└食物繊維	(0.5)	g	普通
たんぱく質	(1.1)	g	低い
脂質	(1.3)	g	低い
食塩相当量	0	mg	無し

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「＜デザート菓子類＞　牛乳寒天」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、牛乳寒天がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

牛乳寒天はどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

引用元：ソラレピ

牛乳寒天とは？どんな食材？

牛乳寒天は、菓子の一種であり、その食材は以下の3つに絞られます。

1. 牛乳

牛乳寒天の主成分である牛乳は、乳製品の一種です。牛から搾り出される乳液を原料とし、加熱処理や遠心分離によって脂肪分や不純物を除去します。その結果、濃厚でまろやかな味わいが特徴となります。

2. 寒天

牛乳寒天には、寒天という食材が使用されます。寒天は、海藻の一種であり、主にアオサやオゴノリから抽出されます。食物繊維やミネラルが豊富に含まれており、また、ゼラチン状の物質を形成する特性を持っています。これにより、牛乳寒天は固まる性質を持ち、食べやすい形状となります。

3. その他の材料

牛乳寒天には、牛乳と寒天以外にもさまざまな材料が使用されることがあります。例えば、砂糖やバニラエッセンスなどの甘味料や風味料が加えられることがあります。これらの材料の組み合わせにより、牛乳寒天の味や香りが決まります。

以上の3つの食材を組み合わせて作られる牛乳寒天は、濃厚な牛乳の風味と寒天のもちもちとした食感が特徴となり、多くの人々に愛されています。

牛乳寒天はダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

引用元：Nadia

1. 低カロリーでダイエットに適している

「牛乳寒天」は可食部100gあたり61kcalと、低カロリーな食材です。ダイエット中の方やカロリーコントロールを意識している方にとって、適した食材と言えます。低カロリーながらも、食べ応えのある食材であるため、満腹感を得ながらカロリーを抑えることができます。

2. 糖質が低く血糖値の上昇を抑える効果がある

「牛乳寒天」は糖質が11.9gと低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。血糖値の急激な上昇は、インスリンの分泌を促し、体内の脂肪蓄積を促進する可能性があります。糖質の摂取量を抑えることで、血糖値の上昇をコントロールし、健康的な体重管理に役立てることができます。

3. 食物繊維が含まれており、腸内環境の改善に寄与する

「牛乳寒天」には食物繊維が0.5g含まれています。食物繊維は腸内環境の改善に寄与し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は食べ物の消化吸収を遅らせる働きもありますので、食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果も期待できます。腸内環境の改善は健康維持に重要であり、牛乳寒天を摂取することで腸内環境を整えることができます。

おすすめ：牛乳寒天のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

牛乳寒天に含まれる無機質の栄養を解説！

引用元：DELISH KITCHEN

1. ミネラルバランスが偏っている

牛乳寒天は、ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルを含んでいますが、その量は低いまたは普通とされています。特に、マグネシウムやリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、クロムの量は低いまたは無しとなっています。このため、牛乳寒天を主食とする場合には、他の食材との組み合わせによってミネラルバランスを補う必要があります。

2. ヨウ素が多く含まれている

牛乳寒天には、ヨウ素が多く含まれています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、正常な代謝を維持するために重要です。ヨウ素の摂取が不足すると、甲状腺機能低下症などの症状が現れることがあります。牛乳寒天はヨウ素を補うための食材として適していると言えます。

3. セレンやモリブデンが普通量含まれている

牛乳寒天には、セレンやモリブデンも含まれています。セレンは抗酸化作用を持ち、免疫機能の維持や酸化ストレスからの細胞保護に関与しています。モリブデンは酵素の一部として働き、体内の代謝をサポートします。牛乳寒天にはこれらの栄養素が普通量含まれているため、バランスの取れた食事に貢献することができます。

牛乳寒天に含まれるビタミンを解説！

引用元：DELISH KITCHEN

1. ビタミンA

牛乳寒天に含まれるビタミンAは、レチノールとして13 μg含まれており、多い量です。また、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンも微量ではありますが含まれています。

2. ビタミンD

牛乳寒天には、ビタミンDが0.1 μg含まれており、多い量です。ビタミンDは骨や歯の健康に重要な役割を果たします。

3. ビタミンB群

牛乳寒天には、ビタミンB1、B2、B6、B12、パントテン酸、ビオチンが含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に関与しています。ただし、ビタミンB1とB6の含有量は低いため、他の食品からも摂取することが推奨されます。

ビタミン含有量のデータ

以下は、「牛乳寒天」の可食部100gあたりのビタミン含有量のデータです。

- ビタミンA
- レチノール：13 μg（多い）
- α-カロテン：0 μg（無し）
- β-カロテン：2 μg（普通）
- β-クリプトキサンチン：0 μg（無し）
- β-カロテン当量：2 μg（普通）
- レチノール活性当量：13 μg（普通）

- ビタミンD：0.1 μg（多い）
- ビタミンK：1 μg（普通）
- ビタミンB1：0.01 mg（低い）
- ビタミンB2：0.05 mg（普通）
- ビタミンB6：0.01 mg（低い）
- ビタミンB12：0.1 μg（普通）
- パントテン酸：0.19 mg（普通）
- ビオチン：0.6 μg（普通）

なお、ビタミンE、ナイアシン、葉酸、ビタミンCは含まれていません。

牛乳寒天を使ったレシピ14選！

「牛乳寒天」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	61	Kcal	低い
炭水化物	(12.2)	g
└糖質	(11.9)	g	低い
└食物繊維	(0.5)	g	普通
たんぱく質	(1.1)	g	低い
脂質	(1.3)	g	低い
「牛乳寒天」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	(85.2)	g	多い
有機酸	(0.1)	g	多い
灰分	(0.2)	g	低い
コレステロール	(4)	mg	普通
食塩相当量	0	mg	無し
アルコール	-	g	無し
「牛乳寒天」のビタミン・無機質等
ナトリウム	(15)	mg	普通
カリウム	(51)	mg	低い
カルシウム	(38)	mg	普通
マグネシウム	(4)	mg	低い
リン	(32)	mg	低い
鉄	(0.1)	mg	低い
亜鉛	(0.1)	mg	低い
銅	(Tr)	mg	無し
マンガン	(0.01)	mg	低い
ヨウ素	(6)	μg	多い
セレン	(1)	μg	普通
クロム	0	μg	無し
モリブデン	(1)	μg	普通
ビタミンA
└レチノール	(13)	μg	多い
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	(2)	μg	普通
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	(2)	μg	普通
└レチノール活性当量	(13)	μg	普通
ビタミンD	(0.1)	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	(Tr)	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(1)	μg	普通
ビタミンB1	(0.01)	mg	低い
ビタミンB2	(0.05)	mg	普通
ナイアシン	(Tr)	mg	無し
ビタミンB6	(0.01)	mg	低い
ビタミンB12	(0.1)	μg	普通
葉酸		μg	無し
パントテン酸	(0.19)	mg	普通
ビオチン	(0.6)	μg	普通
ビタミンC	(Tr)	mg	無し

杏仁豆腐を含む

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。