このページではマシュマロのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
マシュマロのカロリーは324kcal(100gあたり)!これってどうなの?
マシュマロの可食部100gあたりのカロリーは、324kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中295位です。これは多い順にすると上位18%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでマシュマロのカロリーを評価すると、137件中71位です。これは上位から51%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 324Kcal |
全体での評価 | 295位 / 1592件中(上位18%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 71位 / 137件中(上位51%…平均的) |
マシュマロはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜマシュマロのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
なぜマシュマロのカロリーは高いのか?
マシュマロは、可食部100gあたり324kcalのカロリーがあり、他の食材と比較して「高い」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。
糖質が多い
マシュマロの栄養データを見ると、可食部100gあたりの糖質量は79.4gと非常に多いことがわかります。糖質は体内でエネルギー源として利用されるため、摂取するとカロリーが高くなる傾向があります。マシュマロは砂糖を主成分としているため、そのカロリーの高さには糖質の多さが関係していると考えられます。
食物繊維が無い
マシュマロには食物繊維が含まれていません。食物繊維は食物の消化を遅らせる効果があり、満腹感を与えることができます。食物繊維が少ないため、マシュマロは食べ応えが少なく、カロリーの高さが目立つのかもしれません。
タンパク質が低い
マシュマロには可食部100gあたり2.1gのタンパク質が含まれています。タンパク質は体の組織や筋肉の形成に関与し、エネルギー源としても利用されます。しかし、マシュマロのタンパク質量は他の食材と比較して低いため、カロリーの主要な要因ではないと考えられます。
脂質が無い
マシュマロには脂質が含まれていません。脂質はエネルギー源として重要な栄養素であり、摂取するとカロリーが高くなる傾向があります。マシュマロの脂質量が無いため、他の食材と比較してカロリーが高いと感じられるのかもしれません。
以上の栄養データから、マシュマロのカロリーが高い理由は、糖質の多さと食物繊維・タンパク質・脂質の少なさにあると考えられます。マシュマロを食べる際には、適量を守ることやバランスの良い食事を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「マシュマロ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (79.4)g | 4 | 317.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | (2.1)g | 4 | 8.4kcal |
脂質 | 0g | 9 | 0kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「マシュマロ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、317.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
マシュマロは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:ソラレピ
マシュマロは、低糖質ダイエットに使える?
菓子の中でも特に人気のある「マシュマロ」は、一般的には甘いお菓子として知られています。しかし、実はマシュマロには糖質が多く含まれており、低糖質ダイエットには不向きな食品と言えます。
マシュマロの糖質量は79.4g
マシュマロは、一般的な商品であれば100gあたり約79.4gの糖質を含んでいます。この糖質量は、低糖質ダイエットを行っている人にとってはかなり高い数値です。低糖質ダイエットでは、糖質摂取量を制限することが重要ですので、マシュマロを摂取することは避けるべきでしょう。
マシュマロは高GI食品
さらに、マシュマロは高GI(グリセミックインデックス)食品に分類されます。GIとは、食品を摂取した後の血糖値の上昇の速さを示す指標であり、高GI食品は血糖値の急上昇を引き起こす可能性があります。低糖質ダイエットでは、血糖値の急上昇を避けることが重要ですので、マシュマロのような高GI食品は避けるべきです。
マシュマロを摂取する代わりに
低糖質ダイエットを行っている場合には、マシュマロのような糖質の多い食品は避けるべきです。代わりに、糖質の少ないお菓子やスイーツを選ぶことがおすすめです。例えば、ナッツやチーズ、低糖質のチョコレートなどは、糖質を抑えながらも満足感を得ることができます。
まとめ
マシュマロは、糖質量が79.4gと非常に高く、低糖質ダイエットには不向きな食品です。また、高GI食品に分類されるため、血糖値の急上昇を引き起こす可能性もあります。低糖質ダイエットを行っている場合には、マシュマロの摂取を控え、糖質の少ない代替品を選ぶことが大切です。
マシュマロは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キューピー
マシュマロは、低脂質ダイエットに使える?
マシュマロは、甘くて柔らかい食べ物であり、多くの人にとってお気に入りのスイーツです。しかし、ダイエット中の人々にとっては、マシュマロは避けるべき食品とされています。なぜなら、マシュマロは砂糖で作られており、高カロリーであると考えられているからです。
マシュマロの低脂質な一面
しかし、実はマシュマロには低脂質な一面もあります。一般的なマシュマロの脂質含有量は0gであり、低脂質ダイエットに取り入れることができます。脂質は体にエネルギーを供給する役割を果たしていますが、摂りすぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まることが知られています。そのため、脂質を制限することはダイエットや健康にとって重要な要素となります。
マシュマロのカロリーについて
また、マシュマロは低カロリーであると言えます。一般的なマシュマロのカロリーは、1個あたり約23kcalです。これは、他のスイーツと比較しても非常に低い数値です。低カロリーな食品は、ダイエット中の人々にとって魅力的な選択肢となります。マシュマロを適量摂取することで、甘いものの欲求を満たしながらもカロリーを抑えることができます。
マシュマロの注意点
ただし、マシュマロを低脂質ダイエットに取り入れる際には、いくつかの注意点もあります。まず、マシュマロは砂糖で作られているため、糖分の摂取量には注意が必要です。過剰な糖分の摂取は、血糖値の急上昇や体重増加の原因となることがあります。また、マシュマロには添加物や人工甘味料が含まれている場合もありますので、原材料を確認することも大切です。
まとめ
マシュマロは低脂質ダイエットに特に効果的な食品と言えます。低脂質で低カロリーなため、ダイエット中の人々にとって魅力的な選択肢となります。ただし、糖分の摂取量や添加物の有無には注意が必要です。適量摂取し、バランスの良い食事と適度な運動と合わせることで、マシュマロを楽しみながら健康的なダイエットを実践することができます。
最後に、マシュマロの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「マシュマロ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 324 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (79.3) | g | |
└糖質 | (79.4) | g | 多い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (2.1) | g | 低い |
脂質 | 0 | g | 無し |
「マシュマロ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (18.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (Tr) | g | 無し |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「マシュマロ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (7) | mg | 普通 |
カリウム | (1) | mg | 低い |
カルシウム | (1) | mg | 低い |
マグネシウム | 0 | mg | 無し |
リン | (1) | mg | 低い |
鉄 | (0.1) | mg | 低い |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | (0.01) | mg | 低い |
マンガン | (Tr) | mg | 無し |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (Tr) | mg | 無し |
ビオチン | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。