このページでは、菓子のくず餅を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
くず餅のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはくず餅の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 93 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | (22.5) | g | |
└糖質 | (22.5) | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (0.1) | g | かなり低い |
脂質 | (0.1) | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> くずもち 関西風 くずでん粉製品」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、くず餅がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
くず餅はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
くず餅とは?どんな食材?
くず餅は、和菓子の一種であります。その食材は、主に以下の3つに絞ることができます。
1.もち米
くず餅の主成分は、もち米です。もち米は、炊くと粘りがあり、もちもちとした食感が特徴です。このもち米を使用することで、くず餅は独特の食感を持つことができます。
2.砂糖
くず餅には、甘さを加えるために砂糖が使用されます。砂糖は、もち米と組み合わさることで、くず餅の甘さを引き立てる役割を果たします。適度な甘さがくず餅の魅力となっています。
3.きな粉
くず餅には、表面にまぶすきな粉が欠かせません。きな粉は、きな粉独特の香ばしさと風味があり、くず餅の味を引き立てます。また、きな粉の粒々がくず餅の食感にアクセントを与えます。
以上の3つの食材が、くず餅の主な成分となっております。もちもちとした食感、甘さ、きな粉の風味と香ばしさが絶妙に組み合わさったくず餅は、和菓子の中でも人気の一品となっております。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はくず餅がダイエットにどう役立つか説明します!
くず餅はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 低カロリーである
「くず餅」は可食部100gあたり93kcalと、やや低いカロリーです。カロリーが低いため、ダイエット中やカロリーコントロールを心掛けている方にとって、健康的な食事に役立つ食材と言えます。低カロリーな食材を選ぶことで、摂取カロリーを抑えることができ、健康的な体重管理が可能となります。
2. 糖質が普通である
「くず餅」は糖質が22.5gと普通の量です。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇や肥満の原因になることがあります。普通の量の糖質を摂取することで、エネルギーを補給しつつも血糖値の急激な上昇を抑えることができます。健康的な食事には適度な糖質の摂取が必要です。
3. 食物繊維が無し
「くず餅」には食物繊維が0g含まれていません。食物繊維は腸内環境の改善や便通の促進に役立ちます。しかし、食物繊維を摂り過ぎると消化器系の負担をかけることもあります。食物繊維が無いため、消化器系に負担をかけずに食事を楽しむことができます。ただし、食物繊維は他の食材から摂取する必要があるため、バランスの取れた食事を心掛けましょう。
おすすめ:くず餅のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
くず餅に含まれる無機質の栄養を解説!
1. 無機質栄養が低い
「くず餅」の無機質栄養データを見ると、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、銅、マンガンの含有量が低いことがわかります。これは、「くず餅」が無機質栄養をあまり含んでいないことを意味します。無機質栄養は体の機能を維持するために必要な栄養素であり、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。
2. 鉄が普通
「くず餅」に含まれる鉄の量は普通とされています。鉄は赤血球の形成や酸素運搬に重要な役割を果たす栄養素です。普通の量の鉄が含まれているため、「くず餅」を摂取することで鉄の補給ができる可能性があります。
3. 亜鉛、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは無し
「くず餅」には亜鉛、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素が含まれていないことがわかります。これらの栄養素は体内のさまざまな機能に関与し、健康維持に重要な役割を果たします。しかし、「くず餅」はこれらの栄養素を摂取するための主要な食材ではないため、他の食品からバランスのとれた食事を摂ることが重要です。
以上のように、「くず餅」は無機質栄養が低く、鉄が普通である一方、亜鉛、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンは含まれていないという特徴があります。これらの特徴を考慮して、「くず餅」を摂取する際にはバランスのとれた食事を心掛ける必要があります。
くず餅に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンA、D、E、K、B群、Cを含まない
「くず餅」には、ビタミンA、D、E、K、B群、Cが含まれていません。これらのビタミンは、体の機能や健康維持に重要な役割を果たしていますが、くず餅には含まれていないため、他の食品から摂取する必要があります。
2. ビタミンB1、B2、ナイアシンを摂取できる
一方、「くず餅」にはビタミンB1、B2、ナイアシンが含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、身体の健康に必要な栄養素です。くず餅を摂取することで、これらのビタミンを一部補うことができます。
3. ビタミンB6、B12、葉酸、パントテン酸、ビオチンを摂取できる
また、「くず餅」にはビタミンB6、B12、葉酸、パントテン酸、ビオチンも含まれています。これらのビタミンは、細胞の分裂やDNA合成に関与し、赤血球の生成や神経機能の維持に重要な役割を果たしています。くず餅を摂取することで、これらのビタミンを一部摂取することができます。
最後に、くず餅の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「くず餅」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 93 | Kcal | やや低い |
炭水化物 | (22.5) | g | |
└糖質 | (22.5) | g | 普通 |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (0.1) | g | かなり低い |
脂質 | (0.1) | g | 低い |
「くず餅」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (77.4) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (Tr) | g | 無し |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「くず餅」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (1) | mg | 低い |
カルシウム | (5) | mg | 低い |
マグネシウム | (1) | mg | 低い |
リン | (3) | mg | 低い |
鉄 | (0.5) | mg | 普通 |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | (0.01) | mg | 低い |
マンガン | (0.01) | mg | 低い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。