このページでは、菓子の串ダンゴを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
串ダンゴのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは串ダンゴの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 198 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (45.4) | g | |
└糖質 | (44.8) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.2) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.8) | g | 低い |
脂質 | (0.4) | g | 低い |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> くし団子 あん こしあん入り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、串ダンゴがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
串ダンゴはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
串ダンゴとは?どんな食材?
串ダンゴは、和菓子の一種であり、主な食材は以下の3つです。
1. もち米
串ダンゴの主成分はもち米です。もち米は、独特の粘りと弾力性を持ち、食感が特徴的です。もちもちとした食感が串ダンゴの魅力の一つです。
2. きな粉
きな粉は、串ダンゴのトッピングとして使用される食材です。きな粉は、大豆を挽いて作られる粉末であり、豊かな風味と香りを持っています。きな粉の香ばしさが、串ダンゴに深い味わいを与えます。
3. あんこ
串ダンゴには、あんこが入っていることが一般的です。あんこは、主に砂糖と豆(主に小豆)を煮詰めて作られる甘いペースト状の食材です。あんこは、串ダンゴの甘さと滑らかな口当たりを作り出し、全体のバランスを整えます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は串ダンゴがダイエットにどう役立つか説明します!
串ダンゴはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 糖質が多くエネルギー源として活用できる
「串ダンゴ」は糖質が多く含まれており、可食部100gあたりで44.8gもの糖質が含まれています。糖質は私たちの体にとって主要なエネルギー源となりますので、適切な量を摂取することは健康的な食事に欠かせません。特に運動をする方やエネルギー消費が多い方にとっては、糖質が多い「串ダンゴ」はエネルギー補給に役立つ食材と言えます。
2. 食物繊維が含まれている
「串ダンゴ」には食物繊維が1.2g含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果や便通を促進する効果があります。また、食物繊維は食べ物の消化吸収をゆっくりと行うため、血糖値の急激な上昇を抑える効果もあります。このような効果から、食物繊維が豊富な「串ダンゴ」は健康的な食事に取り入れることで、血糖値のコントロールや腸内環境の改善に役立つ食材と言えます。
3. 脂質・塩分が低い
「串ダンゴ」は脂質が0.4g、塩分が0.1gと低い値となっています。脂質や塩分の摂り過ぎは、生活習慣病のリスクを高める要因となりますので、適切な量を摂取することが重要です。低脂質・低塩分の「串ダンゴ」は、健康的な食事を心掛ける方にとって、バランスの取れた食材として選ばれることができます。
おすすめ:串ダンゴのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
串ダンゴに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが普通の量
「串ダンゴ」の栄養データを見ると、ナトリウムの含有量は普通の量であることがわかります。ナトリウムは塩分の主成分であり、過剰摂取は高血圧や心臓病のリスクを高める可能性があります。普通の量であるため、塩分摂取に気を付けながら食べることが大切です。
2. カリウムが低い量
「串ダンゴ」に含まれるカリウムの量は低いです。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与しており、不足すると筋肉の疲労や不整脈のリスクが高まる可能性があります。カリウムの摂取量が低いため、他の食材と組み合わせてバランスの取れた食事を心掛ける必要があります。
3. マンガン、クロム、モリブデンが多い量
「串ダンゴ」にはマンガン、クロム、モリブデンといったミネラルが多く含まれています。マンガンは酵素の働きをサポートし、クロムは血糖値の調節に関与しています。モリブデンは体内の代謝に必要な成分であり、これらのミネラルが多いことから、体の健康維持に役立つ可能性があります。
以上のように、「串ダンゴ」はナトリウムが普通の量であり、カリウムが低い量です。また、マンガン、クロム、モリブデンといったミネラルが多く含まれています。これらの特徴を踏まえながら、食事のバランスを考えて摂取することが重要です。
串ダンゴに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEの含有量は低い
串ダンゴに含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが0.1 mgと低い量です。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞を酸化から守る働きがあります。しかし、串ダンゴにはビタミンEが少ないため、他の食品から摂取する必要があります。
2. ビタミンB2の含有量は低い
串ダンゴに含まれるビタミンB2は、0.02 mgと低い量です。ビタミンB2はエネルギー代謝に関与し、体内の細胞や組織の健康維持にも重要な役割を果たしています。ビタミンB2が不足すると口内炎や皮膚の乾燥などの症状が現れることがあります。
3. ビタミンKの含有量は普通
串ダンゴに含まれるビタミンKは、1 μgと普通の量です。ビタミンKは血液の凝固を助ける働きがあり、骨の健康にも関与しています。ビタミンKの摂取量が不足すると出血しやすくなる可能性がありますが、串ダンゴには適量のビタミンKが含まれているため、バランスの取れた食事と一緒に摂取することが大切です。
最後に、串ダンゴの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「串ダンゴ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 198 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (45.4) | g | |
└糖質 | (44.8) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.2) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.8) | g | 低い |
脂質 | (0.4) | g | 低い |
「串ダンゴ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (50.0) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.3) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「串ダンゴ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (22) | mg | 普通 |
カリウム | (43) | mg | 低い |
カルシウム | (13) | mg | 普通 |
マグネシウム | (13) | mg | 普通 |
リン | (50) | mg | 普通 |
鉄 | (0.7) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.5) | mg | 普通 |
銅 | (0.11) | mg | 普通 |
マンガン | (0.40) | mg | 多い |
ヨウ素 | (Tr) | μg | 無し |
セレン | (2) | μg | 普通 |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (39) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.1) | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.2) | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | (0.6) | mg | 多い |
ビタミンK | (1) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.04) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.02) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.5) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.05) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.27) | mg | 普通 |
ビオチン | (0.8) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆こしあん入り/部分割合: 団子 8、あん 3/くしを除いたもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。