このページでは、菓子のこんにゃくゼリーを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
こんにゃくゼリーのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはこんにゃくゼリーの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 65 | Kcal | 低い |
炭水化物 | (16.4) | g | |
└糖質 | (15.6) | g | 普通 |
└食物繊維 | (0.8) | g | 普通 |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | (0.1) | g | 低い |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<デザート菓子類> こんにゃくゼリー」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、こんにゃくゼリーがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
こんにゃくゼリーはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
こんにゃくゼリーとは?どんな食材?
こんにゃくゼリーは、食材として使用される菓子の一種です。こんにゃくゼリーは、主にこんにゃく粉や水、そして甘味料を使用して作られています。
こんにゃく粉
こんにゃくゼリーの主成分であるこんにゃく粉は、こんにゃく芋の根茎を粉状にしたものです。こんにゃく粉は、食物繊維やグルコマンナンという成分を豊富に含んでおり、食物の消化をサポートする効果があります。
水
こんにゃくゼリーの作り方では、水が欠かせません。水はこんにゃく粉と混ぜ合わせることで、ゼリー状の食材になります。また、水はこんにゃくゼリーの食感を作り出す重要な要素でもあります。
甘味料
こんにゃくゼリーには、甘味料が使用されます。一般的には、砂糖や人工甘味料が使用されることが多いです。甘味料を加えることで、こんにゃくゼリーに甘さが加わり、食べやすくなります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はこんにゃくゼリーがダイエットにどう役立つか説明します!
こんにゃくゼリーはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1.低カロリーである
「こんにゃくゼリー」は可食部100gあたり65kcalと、カロリーが低い食材です。カロリーが低いため、ダイエット中やカロリー制限をしている方にとっては、満腹感を得ながらも摂取カロリーを抑えることができる点が利点です。
2.糖質と食物繊維が適度に含まれている
「こんにゃくゼリー」は糖質が15.6g、食物繊維が0.8g含まれています。糖質は普通の量ですが、食物繊維も普通の量が含まれています。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、便通を促進する効果もあります。また、食物繊維は満腹感を持続させるため、食べ過ぎを防ぐのに役立ちます。
3.脂質と塩分が低い
「こんにゃくゼリー」には脂質が0.1g、塩分が0.1g含まれています。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を与えることがありますが、こんにゃくゼリーは低脂肪・低塩分なため、健康的な食事に適していると言えます。特に高血圧や塩分制限が必要な方にとっては、塩分摂取を抑えることができるため、役立つ食材と言えます。
以上のように、「こんにゃくゼリー」は低カロリーであり、糖質と食物繊維が適度に含まれ、さらに脂質と塩分も低いため、健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:こんにゃくゼリーのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
こんにゃくゼリーに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムの含有量が普通
「こんにゃくゼリー」は、可食部100gあたりにおいてナトリウムが58mg含まれています。この量は一般的な食材と比較して普通の範囲と言えます。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが高まることがあります。
2. カリウムの含有量が低い
「こんにゃくゼリー」には、可食部100gあたりにおいてカリウムが110mg含まれていますが、この量は比較的低いと言えます。カリウムは体内の水分バランスを調整し、心臓の正常な動作をサポートする重要な栄養素です。しかし、過剰なカリウム摂取は腎臓の機能に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。
3. クロムの含有量が多い
「こんにゃくゼリー」には、可食部100gあたりにおいてクロムが1μg含まれています。この量は比較的多いと言えます。クロムはインスリンの働きを助け、血糖値の安定化に関与しています。また、クロムは脂肪やコレステロールの代謝にも関与しており、体重管理や心血管の健康に役立つ可能性があります。
以上のように、「こんにゃくゼリー」はナトリウムの含有量が普通であり、カリウムの含有量が低い特徴を持ちます。また、クロムの含有量が比較的多いことも特徴の一つです。これらの栄養データを踏まえると、こんにゃくゼリーは低カロリーでありながら、血糖値の安定化や体重管理に役立つ食材と言えるでしょう。
こんにゃくゼリーに含まれるビタミンを解説!
「こんにゃくゼリー」に含まれるビタミンの特徴
ビタミンAの特徴
- レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量はいずれも0 μgであり、ビタミンAは含まれていません。
ビタミンAは、視力の維持や免疫力の向上に重要な役割を果たしています。しかし、「こんにゃくゼリー」にはビタミンAは含まれておらず、摂取することができません。
ビタミンAは、主にレバーやにんじんなどの野菜に多く含まれていますので、他の食品から摂取するように心掛けましょう。
ビタミンB群やビタミンCは含まれず
- ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、葉酸、パントテン酸、ビオチン、ビタミンCも「こんにゃくゼリー」には含まれていません。
これらのビタミンは、体内でエネルギーの代謝や細胞の機能維持に関与しています。ビタミンB群やビタミンCは、肉や魚、豆類、野菜、果物など様々な食品に含まれていますので、バランスの取れた食事を心がけましょう。
ビタミンAの代わりになる成分が含まれている
- ただし、「こんにゃくゼリー」に含まれるβ-カロテンとβ-カロテン当量は、1 μgと2 μgという微量ですが、ビタミンAの代わりになる成分として働くことができます。
β-カロテンは、体内でビタミンAに変換されることがあり、ビタミンAの代謝に関与しています。また、ビタミンAと同様に、視力の維持や免疫力の向上にも関与しています。
ただし、「こんにゃくゼリー」に含まれるβ-カロテンやβ-カロテン当量は微量であり、ビタミンAの必要量を十分に摂取することはできません。したがって、他の食品からもビタミンAを摂取する必要があります。
最後に、こんにゃくゼリーの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「こんにゃくゼリー」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 65 | Kcal | 低い |
炭水化物 | (16.4) | g | |
└糖質 | (15.6) | g | 普通 |
└食物繊維 | (0.8) | g | 普通 |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | (0.1) | g | 低い |
「こんにゃくゼリー」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (83.2) | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.4) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「こんにゃくゼリー」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (58) | mg | 普通 |
カリウム | (110) | mg | 低い |
カルシウム | (15) | mg | 普通 |
マグネシウム | (1) | mg | 低い |
リン | (37) | mg | 低い |
鉄 | (Tr) | mg | 無し |
亜鉛 | (Tr) | mg | 無し |
銅 | (Tr) | mg | 無し |
マンガン | (0.01) | mg | 低い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (1) | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | (Tr) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (2) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB6 | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。