このページではきんつばのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
きんつばのカロリーは260kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
きんつばの可食部100gあたりのカロリーは、260kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中430位です。これは多い順にすると上位27%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのできんつばのカロリーを評価すると、137件中97位です。これは上位から70%に位置するカロリーで、評価は「やや低い」となります。
カロリー | 260Kcal |
全体での評価 | 430位 / 1592件中(上位27%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 97位 / 137件中(上位70%…やや低い) |
きんつばはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜきんつばのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:Eレシピ
きんつばのカロリーは高い理由
「きんつば」のカロリーは可食部100gあたり260kcalと非常に高いです。これは他の食材と比較しても高い評価がされています。
糖質の多さ
「きんつば」には可食部100gあたり54.1gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源となるため、多く摂取するとカロリーが高くなります。
食物繊維の多さ
「きんつば」には可食部100gあたり5.5gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与えるため、食べ過ぎを防ぐ効果がありますが、その分カロリーも高くなります。
タンパク質の普通さ
「きんつば」には可食部100gあたり6gのタンパク質が含まれています。タンパク質は体の組織を作り、修復する役割を持っていますが、カロリーとしては普通の量です。
脂質の低さ
「きんつば」には可食部100gあたり0.7gの脂質が含まれています。脂質は高カロリーな栄養素であり、カロリーが高くなる要因となりますが、きんつばは脂質が比較的低いため、他の要素に比べてカロリーが少ないです。
以上の栄養データから、「きんつば」のカロリーが高い理由は、糖質と食物繊維の多さが主な要因となっています。これらの栄養素の含有量が多いため、カロリーも高くなっているのです。ただし、脂質の含有量は比較的低いため、他の要素に比べてカロリーが少ないと言えます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「きんつば」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (54.1)g | 4 | 216.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (5.5)g | 2 | 11kcal |
たんぱく質 | (6.0)g | 4 | 24kcal |
脂質 | (0.7)g | 9 | 6.3kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「きんつば」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、216.4kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
きんつばは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
きんつばは、低糖質ダイエットに使える?
低糖質ダイエットを実践している方々にとって、食品の糖質量は非常に重要な要素です。糖質が多い食品を摂取することは、血糖値の上昇を引き起こし、ダイエットの効果を損なう可能性があります。そこで、今回は日本の伝統的な菓子である「きんつば」に焦点を当て、その糖質量と低糖質ダイエットへの適合性について考えてみたいと思います。
きんつばの糖質量は54.1g
まず、きんつばの糖質量について確認してみましょう。きんつば一個あたりの糖質量は54.1gとされています。これは、低糖質ダイエットを実践している方々にとってはかなり高い数値であると言えます。一般的に、低糖質ダイエットでは1日の総糖質摂取量を50g以下に抑えることが推奨されています。つまり、きんつば一個を食べるだけで、その日の糖質制限を大きく超えてしまう可能性があるのです。
きんつばは低糖質ダイエットに不向き
以上のことから、きんつばは低糖質ダイエットには不向きであると言えます。糖質制限をしっかりと守りたい方々にとって、きんつばは摂取すべきではありません。代わりに、糖質量の少ないお菓子やスイーツを選ぶことが重要です。例えば、糖アルコールを使用したお菓子や、糖質を抑えたスイーツなどがあります。これらの食品を適切に摂取することで、低糖質ダイエットを成功させることができます。
まとめ
きんつばは、糖質量が54.1gと非常に高いため、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限をしっかりと守りたい方々は、きんつばの摂取を控えるべきです。代わりに、糖質量の少ないお菓子やスイーツを選ぶことが重要です。低糖質ダイエットを成功させるためには、食品の糖質量をしっかりと把握し、適切な選択をすることが必要です。健康的な体重管理を目指す方々は、糖質制限に配慮した食事選びを心がけましょう。
きんつばは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
きんつばの脂質含有量は0.7g
「きんつば」は、日本の伝統的な和菓子の一つです。その美味しさと独特な食感から、多くの人々に愛されています。しかし、ダイエット中の方にとっては、脂質の摂取量が気になるところです。
そこで、きんつばの脂質含有量を調査してみました。結果として、きんつばの脂質含有量は0.7gであることがわかりました。これは、一般的なスナック菓子や洋菓子に比べて非常に低い数値です。
きんつばは低脂質ダイエットに特に効果的
低脂質ダイエットは、脂肪の摂取を制限することで体重を減らす方法です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体脂肪として蓄積されてしまいます。
そのため、低脂質ダイエットを実践している方にとっては、きんつばは特に効果的なスイーツと言えるでしょう。0.7gという低い脂質含有量なので、摂取してもダイエットの妨げにはなりません。
また、きんつばには糖質も少なく、カロリーも比較的低いです。そのため、食べ過ぎに注意しながら摂取すれば、ダイエット中でも楽しむことができるでしょう。
適度な摂取量とバランスの取れた食事が重要
ただし、きんつばを食べることがダイエットに効果的ということは、適度な摂取量とバランスの取れた食事を実践していることが前提です。きんつばを食べることだけでダイエットが成功するわけではありません。
ダイエット中の方は、きんつばを含む菓子類を適度に楽しむことが大切です。また、きんつば以外の食材もバランスよく摂取し、適度な運動を取り入れることで、健康的なダイエットを実現することができます。
まとめ
きんつばは低脂質ダイエットに特に効果的なスイーツです。0.7gという低い脂質含有量なので、摂取してもダイエットの妨げにはなりません。ただし、適度な摂取量とバランスの取れた食事を心掛けることが重要です。ダイエット中の方は、きんつばを含む菓子類を適度に楽しむことで、健康的なダイエットを実現しましょう。
最後に、きんつばの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「きんつば」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 260 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (58.6) | g | |
└糖質 | (54.1) | g | 多い |
└食物繊維 | (5.5) | g | 多い |
たんぱく質 | (6.0) | g | 普通 |
脂質 | (0.7) | g | 低い |
「きんつば」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (34.0) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.7) | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (0.3) | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「きんつば」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (120) | mg | 普通 |
カリウム | (160) | mg | 普通 |
カルシウム | (20) | mg | 普通 |
マグネシウム | (22) | mg | 普通 |
リン | (73) | mg | 普通 |
鉄 | (1.4) | mg | 多い |
亜鉛 | (0.7) | mg | 普通 |
銅 | (0.19) | mg | 多い |
マンガン | (0.41) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (47) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.1) | mg | 低い |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | (6) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.03) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.03) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.2) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.03) | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.22) | mg | 普通 |
ビオチン | (1.7) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆つぶしあん入り/部分割合: 皮 1、あん 9
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。