このページでは、菓子の五平もちを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
五平もちのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは五平もちの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 178 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (40.9) | g | |
└糖質 | (40.2) | g | 普通 |
└食物繊維 | (1.3) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.0) | g | 低い |
脂質 | (0.5) | g | 低い |
食塩相当量 | (0.6) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> 五平もち」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、五平もちがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
五平もちはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:キューピー3分クッキング
五平もちとは?どんな食材?
五平もちは、和菓子の一種であり、主に日本の関西地方で親しまれています。この菓子は、特徴的な食材を使用して作られており、以下の3つの食材が組み合わされています。
もち米
五平もちの主成分は、もち米です。もち米は、通常の米とは異なり、糯性(もちもちとした食感)があります。このもち米を炊き上げて、もちもちとした食感を持つ五平もちの土台となります。
あんこ
五平もちのもう一つの主要な食材は、あんこです。あんこは、主に砂糖と豆(主に小豆)を使用して作られる甘いペースト状の具材です。五平もちには、一般的にはこしあん(小豆を細かく煮たあんこ)が使用されます。このこしあんが五平もちに甘さと風味を与えます。
きな粉
五平もちの最後の食材は、きな粉です。きな粉は、大豆を焙煎して挽いた粉末状の食材であり、五平もちの表面にまぶされます。きな粉は、五平もちに香ばしい風味とコクを与え、食べる際の食感を楽しむことができます。
以上の3つの食材が組み合わさり、五平もちは作られます。もちもちとしたもち米の食感、甘さと風味のあるこしあん、そして香ばしいきな粉の組み合わせが、五平もちの特徴となっています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は五平もちがダイエットにどう役立つか説明します!
五平もちはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「五平もち」の栄養データについて
「五平もち」の栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. カロリーが平均的
「五平もち」のカロリーは178kcalで、平均的な値です。カロリー摂取量を抑えたい方にも、一般的な食事として摂取することができます。
2. 糖質が普通
「五平もち」の糖質は40.2gで、普通の範囲となっています。糖質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。適度な量で摂取することが健康に役立ちます。
3. 食物繊維が普通
「五平もち」の食物繊維は1.3gで、普通の量です。食物繊維は腸内環境を整えたり、便通を促進したりする効果があります。適度な量の食物繊維を摂取することで、健康な消化をサポートすることができます。
以上のように、「五平もち」はカロリーが平均的で、糖質や食物繊維も普通の範囲に収まっています。これらの要素から、健康的な食事に役立つ食材と言えます。ただし、タンパク質や脂質の量は比較的低いため、バランスの良い食事を心掛ける必要があります。
おすすめ:五平もちのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
五平もちに含まれる無機質の栄養を解説!
「五平もち」の特徴
「五平もち」は、以下のような栄養データがあります。
1. ナトリウムが普通
可食部100gあたりのナトリウム量は240mgで、普通の範囲に含まれます。
2. カリウムやカルシウム、マグネシウムが低い
可食部100gあたりのカリウム、カルシウム、マグネシウムの量はそれぞれ58mg、10mg、9mgで、低い範囲に含まれます。
3. マンガンやモリブデンが多い
可食部100gあたりのマンガンの量は0.29mgで、多い範囲に含まれます。また、モリブデンの量も25μgで多い範囲に含まれます。
以上のデータから、「五平もち」はナトリウムは普通の範囲に含まれていますが、カリウムやカルシウム、マグネシウムは低い範囲にあります。一方で、マンガンやモリブデンは多い範囲に含まれています。
五平もちに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEはほとんど含まれていない
「五平もち」に含まれるビタミンEの量は非常に少なく、α-トコフェロールやβ-トコフェロールは無しです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞のダメージを防ぐ効果がありますが、この菓子にはその恩恵を受けることはできません。
2. ビタミンKは普通の量が含まれている
「五平もち」に含まれるビタミンKの量は1 μgで、普通の量と言えます。ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康にも重要です。この菓子はビタミンKを摂取する一つの手段となります。
3. ビタミンB群は低い量が含まれている
「五平もち」に含まれるビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の量はいずれも低く、0.02 mgや0.3 mgといった数値です。ビタミンB群はエネルギー代謝や神経機能の維持に関与しており、不足すると体調不良を引き起こす可能性があります。そのため、他の食品からもビタミンB群を摂取する必要があります。
なお、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは「五平もち」には含まれていないことに注意してください。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は五平もちの使用例としてレシピをご紹介します。
五平もちを使ったレシピ1選!
最後に、五平もちの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「五平もち」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 178 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (40.9) | g | |
└糖質 | (40.2) | g | 普通 |
└食物繊維 | (1.3) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.0) | g | 低い |
脂質 | (0.5) | g | 低い |
「五平もち」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (54.7) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.8) | g | 普通 |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | (0.6) | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「五平もち」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (240) | mg | 普通 |
カリウム | (58) | mg | 低い |
カルシウム | (10) | mg | 低い |
マグネシウム | (9) | mg | 低い |
リン | (41) | mg | 普通 |
鉄 | (0.4) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.6) | mg | 普通 |
銅 | (0.10) | mg | 普通 |
マンガン | (0.29) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (25) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.2) | mg | 多い |
ビタミンK | (1) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (0.02) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.3) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.21) | mg | 普通 |
ビオチン | (0.4) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
みそだれ付き /食物繊維:AOAC2011.25法
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。