このページではカスタードクリームドーナツのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
カスタードクリームドーナツのカロリーは371kcal(100gあたり)!これってどうなの?
カスタードクリームドーナツの可食部100gあたりのカロリーは、371kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中186位です。これは多い順にすると上位11%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでカスタードクリームドーナツのカロリーを評価すると、137件中58位です。これは上位から42%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 371Kcal |
全体での評価 | 186位 / 1592件中(上位11%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 58位 / 137件中(上位42%…平均的) |
カスタードクリームドーナツはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜカスタードクリームドーナツのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
カスタードクリームドーナツのカロリーが高い理由
カスタードクリームドーナツのカロリーは可食部100gあたり371kcalと、他の食材と比較して「高い」と評価されています。その理由を以下の栄養データから考えてみましょう。
糖質が多い
カスタードクリームドーナツには糖質が45.3g含まれています。糖質はエネルギー源として身体に取り込まれますが、摂りすぎると血糖値の上昇や肥満の原因となることがあります。そのため、糖質が多いことがカロリーが高い理由の一つと言えます。
脂質が多い
また、カスタードクリームドーナツには脂質が18.9g含まれています。脂質もエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体脂肪の蓄積や動脈硬化のリスクが高まる可能性があります。そのため、脂質が多いこともカロリーが高い理由の一つと考えられます。
食物繊維やタンパク質は普通
一方、カスタードクリームドーナツには食物繊維が1.2g、タンパク質が7.7g含まれています。食物繊維やタンパク質は満腹感を与える効果があり、食事の満足感を高めることができます。しかし、カスタードクリームドーナツに含まれる量は普通程度であり、カロリーが高い理由には直接関係していないと言えます。
以上の栄養データから、カスタードクリームドーナツのカロリーが高い理由は、糖質と脂質の含有量が多いことによるものと考えられます。適度な摂取量を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「カスタードクリームドーナツ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (45.3)g | 4 | 181.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (1.2)g | 2 | 2.4kcal |
たんぱく質 | (7.7)g | 4 | 30.8kcal |
脂質 | (18.9)g | 9 | 170.1kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「カスタードクリームドーナツ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、181.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
カスタードクリームドーナツは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
カスタードクリームドーナツは、低糖質ダイエットに使える?
菓子の中でも特に人気のある「カスタードクリームドーナツ」は、その甘さとクリーミーな味わいで多くの人々に愛されています。しかし、糖質量が45.3gもあるため、低糖質ダイエットには不向きと言わざるを得ません。
カスタードクリームドーナツの糖質量
カスタードクリームドーナツの糖質量は45.3gです。これは一つのドーナツに含まれる糖質の量を示しています。低糖質ダイエットを行っている方にとって、この量はかなり高いと言えます。
低糖質ダイエットとは
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限する食事方法の一つです。糖質は体内でブドウ糖に変わり、エネルギー源として使用されます。しかし、摂りすぎると余分なエネルギーとなり、脂肪として蓄積されてしまいます。
カスタードクリームドーナツの問題点
カスタードクリームドーナツは、その甘さとクリーミーさから糖質量が高くなっています。糖質制限を行っている方がこれを食べると、一度に多くの糖質を摂取することになります。これは低糖質ダイエットの目的に反する行為であり、ダイエットの効果を損なう可能性があります。
代替策
低糖質ダイエットを実践している方がカスタードクリームドーナツを食べたい場合、代替策を考える必要があります。例えば、糖質の少ないドーナツや他のお菓子を選ぶことができます。また、自宅で糖質を制限したカスタードクリームドーナツを作ることも可能です。
まとめ
カスタードクリームドーナツは、糖質量が45.3gと高く、低糖質ダイエットには不向きです。低糖質ダイエットを実践している方は、代替策を考えることが重要です。糖質の少ないお菓子や自家製の低糖質ドーナツを選ぶことで、ダイエットの効果を損なうことなく甘いおやつを楽しむことができます。
カスタードクリームドーナツは、低脂質ダイエットに使える!?
カスタードクリームドーナツは、低脂質ダイエットに使える?
「カスタードクリームドーナツ」は、菓子の一種であり、多くの人々に愛されています。しかし、低脂質ダイエットを行っている方にとっては、その高い脂質含有量が懸念材料となるかもしれません。
カスタードクリームドーナツの脂質含有量は18.9g
実際にカスタードクリームドーナツの脂質含有量を調べてみると、18.9gという数字が浮かび上がります。これは一つのドーナツに含まれる脂質の量であり、低脂質ダイエットを実践している方にとっては、かなり高い数字と言えるでしょう。
カスタードクリームドーナツは低脂質ダイエットに不向き
このような結果から、カスタードクリームドーナツは低脂質ダイエットには不向きと言えます。低脂質ダイエットでは、脂質の摂取量を制限することが重要です。しかし、カスタードクリームドーナツはその制限を超える脂質を含んでおり、ダイエットには適さないと言えるのです。
代替品を探すべき
低脂質ダイエットを実践している方にとっては、カスタードクリームドーナツの代替品を探すことが重要です。代わりに、低脂質のスイーツやフルーツを選ぶことで、満足感を得ながらダイエットを続けることができます。
まとめ
カスタードクリームドーナツは、低脂質ダイエットには不向きな菓子であることが分かりました。その高い脂質含有量からも、低脂質ダイエットを実践している方には避けるべき食品と言えます。代わりに、低脂質のスイーツやフルーツを選ぶことで、健康的なダイエットを実現することができます。
最後に、カスタードクリームドーナツの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「カスタードクリームドーナツ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 371 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (44.6) | g | |
└糖質 | (45.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.2) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.7) | g | 普通 |
脂質 | (18.9) | g | 多い |
「カスタードクリームドーナツ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (27.5) | g | 低い |
有機酸 | (0.1) | g | 多い |
灰分 | (1.3) | g | 普通 |
コレステロール | (97) | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.6 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「カスタードクリームドーナツ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 250 | mg | 普通 |
カリウム | 140 | mg | 普通 |
カルシウム | 75 | mg | 多い |
マグネシウム | 15 | mg | 普通 |
リン | 120 | mg | 普通 |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.07 | mg | 普通 |
マンガン | 0.15 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 16 | μg | 多い |
セレン | 17 | μg | 多い |
クロム | 1 | μg | 多い |
モリブデン | 11 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 65 | μg | 多い |
└α-カロテン | (Tr) | μg | 無し |
└β-カロテン | 2 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 3 | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | 4 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 66 | μg | 多い |
ビタミンD | 1.1 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 2.2 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 6.6 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 1.4 | mg | 多い |
ビタミンK | 22 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.1 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.16 | mg | 多い |
ナイアシン | 0.6 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.07 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0.4 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.84 | mg | 多い |
ビオチン | 7.9 | μg | 多い |
ビタミンC | (Tr) | mg | 無し |
部分割合:イーストドーナッツプレーン5、カスタードクリーム3
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。