このページではちまきのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ちまきのカロリーは150kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:キッコーマン
ちまきの可食部100gあたりのカロリーは、150kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中763位です。これは多い順にすると上位47%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでちまきのカロリーを評価すると、137件中129位です。これは上位から94%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 150Kcal |
全体での評価 | 763位 / 1592件中(上位47%…平均的) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 129位 / 137件中(上位94%…かなり低い) |
ちまきはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜちまきのカロリーは平均的?なにが含まれているの?
引用元:dancyu
なぜちまきのカロリーは平均的なのか?
「ちまき」は可食部100gあたり150kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。この評価の理由について、以下の栄養データを参照して説明します。
カロリー
ちまきは可食部100gあたり150kcalのカロリーを含んでいます。この値は他の食材と比較して平均的と評価されています。
糖質
ちまきは可食部100gあたり36.5gの糖質を含んでいます。この値は他の食材と比較して普通と評価されています。
食物繊維
ちまきは可食部100gあたり0.1gの食物繊維を含んでいます。この値も他の食材と比較して普通と評価されています。
タンパク質
ちまきは可食部100gあたり1.3gのタンパク質を含んでいます。この値は他の食材と比較して低いと評価されています。
脂質
ちまきは可食部100gあたり0.2gの脂質を含んでいます。この値も他の食材と比較して低いと評価されています。
以上の栄養データから、ちまきはカロリーは平均的であり、糖質や食物繊維の含有量も普通です。一方で、タンパク質や脂質の含有量は他の食材と比較して低いと言えます。これらの要素から、ちまきのカロリーは平均的と評価されているのです。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ちまき」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (36.5)g | 4 | 146kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0.1)g | 2 | 0.2kcal |
たんぱく質 | (1.3)g | 4 | 5.2kcal |
脂質 | (0.2)g | 9 | 1.8kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ちまき」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、146kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ちまきは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:キッコーマン
ちまきは、低糖質ダイエットに使える?
菓子の中でも、和菓子の一つである「ちまき」は、多くの人に親しまれています。しかし、糖質制限を行っている方にとっては、気になる食品の一つかもしれません。そこで、本記事では「ちまき」の糖質量と、低糖質ダイエットにおける適性について考えてみたいと思います。
ちまきの糖質量は36.5g
まず、ちまきの糖質量についてですが、一個あたりの糖質量は約36.5gとなっています。これは、一般的なちまきの場合の値ですので、具材や製法によって若干の差異があるかもしれません。しかし、一般的なちまきを食べる場合、糖質摂取量はそれなりに高くなることが予想されます。
ちまきは低糖質ダイエットに不向き
糖質制限を行っている方にとって、ちまきは低糖質ダイエットには不向きと言えるでしょう。なぜなら、一個あたりの糖質量が36.5gということは、一般的なちまきを食べるだけで、一日の糖質制限量を大幅に超えてしまう可能性があるからです。
低糖質ダイエットでは、糖質摂取量を極力抑えることが重要です。糖質の摂取量が多いと、血糖値の急激な上昇が起こり、それに伴ってインシュリンの分泌も増えます。結果として、脂肪の蓄積が促進され、ダイエット効果が薄れてしまう可能性があります。
また、低糖質ダイエットでは、代謝を促進するために体内の糖質を使い切ることが求められます。しかし、ちまきのような糖質の摂取量が多い食品を摂取すると、体内の糖質を使い切ることが難しくなります。そのため、糖質の代謝が十分に行われず、効果的なダイエットができない可能性があります。
まとめ
ちまきは、糖質制限を行っている方にとっては、低糖質ダイエットには不向きな食品と言えます。一個あたりの糖質量が36.5gということからも分かるように、糖質摂取量が多くなることが予想されます。低糖質ダイエットでは、糖質摂取量を極力抑えることが重要ですので、ちまきの摂取は控えるべきでしょう。
ただし、ちまきには他の栄養素も含まれており、和菓子の一つとしての楽しみもあります。糖質制限をしている場合でも、たまにちまきを食べることは問題ありませんが、摂取量には注意が必要です。バランスの取れた食事と適度な運動を併せて行うことが、健康的なダイエットのポイントです。
ちまきは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キッコーマン
ちまきは、低脂質ダイエットに使える?
「ちまきは低脂質ダイエットに特に効果的」ということをご存知でしょうか?実は、ちまきは低脂質でありながらも栄養価が高く、ダイエットにおすすめの食品なのです。
ちまきの低脂質への効果
ちまきは、低脂質ダイエットに効果的な理由があります。まず、ちまきに含まれる脂質の量は非常に少ないです。たった0.2gという低脂質なので、脂肪を気にする方にも安心して食べることができます。
ちまきの栄養価
しかし、低脂質であるだけでなく、ちまきは栄養価も高いのが特徴です。ちまきには、たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康な体を維持するために必要不可欠なものです。
ちまきのダイエット効果
さらに、ちまきにはダイエット効果も期待できます。低脂質でありながらも、ちまきは食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維は消化吸収を遅くし、満腹感を与える効果があります。そのため、ちまきを食べることで食欲を抑えることができ、ダイエットに役立つのです。
ちまきの食べ方のポイント
ちまきを低脂質ダイエットに効果的に取り入れるためには、食べ方にも注意が必要です。まず、ちまきを蒸して調理することで、脂質をさらに抑えることができます。また、具材にもこだわりましょう。野菜や魚などのヘルシーな具材を選ぶことで、栄養バランスも良くなります。
まとめ
ちまきは、低脂質ダイエットに特に効果的な食品です。低脂質でありながらも栄養価が高く、食物繊維も豊富に含まれています。また、ちまきを蒸して調理することで脂質を抑えることができます。ダイエット中の方や脂肪を気にされる方におすすめの食品です。ぜひ、ちまきを取り入れて健康的なダイエットを実践してみてください。
最後に、ちまきの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ちまき」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 150 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (36.5) | g | |
└糖質 | (36.5) | g | 普通 |
└食物繊維 | (0.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (1.3) | g | 低い |
脂質 | (0.2) | g | 低い |
「ちまき」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (62.0) | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.1) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ちまき」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (1) | mg | 低い |
カリウム | (17) | mg | 低い |
カルシウム | (1) | mg | 低い |
マグネシウム | (4) | mg | 低い |
リン | (18) | mg | 低い |
鉄 | (0.2) | mg | 低い |
亜鉛 | (0.2) | mg | 低い |
銅 | (0.04) | mg | 普通 |
マンガン | (0.15) | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (15) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (Tr) | mg | 無し |
ナイアシン | (0.2) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.12) | mg | 低い |
ビオチン | (0.2) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
上新粉製品
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。