このページではウエハース クリーム入りのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ウエハース クリーム入りのカロリーは492kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ウエハース クリーム入りの可食部100gあたりのカロリーは、492kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中69位です。これは多い順にすると上位4%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでウエハース クリーム入りのカロリーを評価すると、137件中12位です。これは上位から8%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 492Kcal |
全体での評価 | 69位 / 1592件中(上位4%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 12位 / 137件中(上位8%…高い) |
ウエハース クリーム入りはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜウエハース クリーム入りのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
ウエハース クリーム入りのカロリーが高い理由
ウエハース クリーム入りのカロリーは、可食部100gあたり492kcalと非常に高いです。これは、以下の栄養データを参照すると明らかです。
糖質が多い
ウエハース クリーム入りは、可食部100gあたり65.4gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源となりますが、摂り過ぎると体内で脂肪として蓄積される可能性があります。そのため、糖質の摂取量が多いことがカロリーの高さにつながっています。
脂質が多い
また、ウエハース クリーム入りは、可食部100gあたり21.8gの脂質を含んでいます。脂質もエネルギー源となりますが、摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。そのため、脂質の摂取量が多いこともカロリーの高さに寄与しています。
食物繊維が少ない
一方で、ウエハース クリーム入りは、可食部100gあたり2.1gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は腸内環境を整える効果があり、健康維持に重要です。しかし、ウエハース クリーム入りの食物繊維量は少ないため、満腹感を得にくく、過食のリスクが高まる可能性があります。
タンパク質は普通
ウエハース クリーム入りは、可食部100gあたり7.5gのタンパク質を含んでいます。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素となりますが、他の食材と比較すると普通の量です。
以上の理由から、ウエハース クリーム入りのカロリーは高いと評価されます。糖質や脂質の含有量が多く、食物繊維の量が少ないため、カロリーの摂取量が増えやすくなっています。食べる際には適量を守り、バランスの良い食事を心がけることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ウエハース クリーム入り」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (65.4)g | 4 | 261.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (2.1)g | 2 | 4.2kcal |
たんぱく質 | (7.5)g | 4 | 30kcal |
脂質 | (21.8)g | 9 | 196.2kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ウエハース クリーム入り」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、261.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ウエハース クリーム入りは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ウエハース クリーム入りは、低糖質ダイエットに使える?
菓子の中でもウエハースは、軽くてサクサクとした食感が特徴で、多くの人に愛されています。しかし、ダイエット中の方にとっては糖質が気になる存在です。そこで、今回は「ウエハース クリーム入り」の糖質量について検証し、低糖質ダイエットに使えるかどうかを考えてみましょう。
ウエハース クリーム入りの糖質量
ウエハース クリーム入りの糖質量は、なんと65.4gもあります。糖質制限を行っている方にとっては、かなり高い数値です。低糖質ダイエットでは、1日の糖質摂取量を50g以下に抑えることが一般的に推奨されています。そのため、ウエハース クリーム入りを食べることは、糖質制限を行っている方にとっては適していないと言えます。
ウエハース クリーム入りは低糖質ダイエットに不向き
ウエハース クリーム入りは、その名の通りクリームが入っているため、糖質量が高くなっています。クリームは砂糖や乳製品を主成分としていることが多く、それによって糖質が増えてしまうのです。糖質制限を行っている方にとっては、ウエハース クリーム入りは避けるべき食品と言えます。
また、ウエハース クリーム入りは美味しいため、ついつい食べ過ぎてしまうこともあります。糖質制限を行っている方は、食事によって摂取する糖質量をコントロールする必要があります。ウエハース クリーム入りを食べることで、予定外の糖質摂取が増えてしまう可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
ウエハース クリーム入りは、糖質量が65.4gと高く、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限を行っている方は、ウエハース クリーム入りを避けることをおすすめします。代わりに、低糖質のスナック菓子やフルーツを選ぶことで、ダイエット中でもおいしく楽しみながら糖質制限を実践することができます。
ウエハース クリーム入りは、低脂質ダイエットに使える!?
ウエハース クリーム入りは、低脂質ダイエットに使える?
ウエハース クリーム入りは、低脂質ダイエットには不向きです。
ウエハース クリーム入りの脂質量
ウエハース クリーム入りの脂質量は、21.8gとなっています。
低脂質ダイエットへの影響
低脂質ダイエットを実践している方にとって、ウエハース クリーム入りは避けるべき食品と言えます。
低脂質ダイエットは、脂質の摂取量を制限することで体重管理や健康維持を目指す方法です。脂質はカロリーの高い栄養素であり、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まることが知られています。
ウエハース クリーム入りは、その名の通りクリームが入っているため、脂質の量が比較的高くなっています。21.8gという数値は、低脂質ダイエットにおいては適切な範囲を超えていると言えます。
代替品の選択
低脂質ダイエットを実践している場合、ウエハース クリーム入りの代わりに、脂質量の少ない菓子やスナックを選ぶことが重要です。
例えば、プレーンなウエハースや米菓子、野菜スティックなどは、脂質の量が比較的少なく、低脂質ダイエットに適しています。これらの食品は、脂質を制限しながらもおいしさや食べ応えを楽しむことができます。
まとめ
ウエハース クリーム入りは、低脂質ダイエットには不向きな菓子です。その脂質量が21.8gという数値からも分かるように、脂質の摂取量を制限する目的のダイエットには適していません。代わりに、脂質量の少ない菓子やスナックを選ぶことで、低脂質ダイエットを効果的に実践することができます。
最後に、ウエハース クリーム入りの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ウエハース クリーム入り」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 492 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (65.5) | g | |
└糖質 | (65.4) | g | 多い |
└食物繊維 | (2.1) | g | 普通 |
たんぱく質 | (7.5) | g | 普通 |
脂質 | (21.8) | g | 多い |
「ウエハース クリーム入り」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (2.7) | g | 低い |
有機酸 | (Tr) | g | 無し |
灰分 | 2.1 | g | 多い |
コレステロール | (1) | mg | 普通 |
食塩相当量 | 0.9 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「ウエハース クリーム入り」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 370 | mg | 多い |
カリウム | 58 | mg | 低い |
カルシウム | 16 | mg | 普通 |
マグネシウム | 7 | mg | 低い |
リン | 48 | mg | 普通 |
鉄 | 0.5 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.11 | mg | 普通 |
マンガン | 0.18 | mg | 普通 |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 0 | μg | 無し |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 12 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 7 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 7 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | 13 | μg | 普通 |
ビタミンD | (Tr) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 1.9 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 2.2 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.6 | mg | 多い |
ビタミンK | 4 | μg | 普通 |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.06 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.18 | mg | 普通 |
ビオチン | 0 | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
乳幼児用としてカルシウム、 ビタミン等添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。