このページではねりきりのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
ねりきりのカロリーは259kcal(100gあたり)!これってどうなの?
ねりきりの可食部100gあたりのカロリーは、259kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中431位です。これは多い順にすると上位27%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでねりきりのカロリーを評価すると、137件中98位です。これは上位から71%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 259Kcal |
全体での評価 | 431位 / 1592件中(上位27%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 98位 / 137件中(上位71%…低い) |
ねりきりはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜねりきりのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
なぜねりきりのカロリーは高いのか?
ねりきりという菓子のカロリーは、可食部100gあたり259kcalと、他の食材と比較して「高い」と評価されています。その理由について、栄養データを参照して考えてみましょう。
糖質が多い
ねりきりの糖質は可食部100gあたり57.4gと、他の食材と比べて「多い」です。糖質はエネルギー源となりますが、摂り過ぎると過剰なカロリー摂取につながります。そのため、ねりきりのカロリーが高い要因の一つと言えます。
食物繊維が多い
ねりきりには食物繊維が3.6g含まれており、他の食材と比べて「多い」です。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を持続させる効果があります。しかし、食物繊維自体にはカロリーはほとんど含まれていません。そのため、ねりきりのカロリーが高い要因とは言えませんが、他の栄養素と組み合わさることでカロリーが増える可能性があります。
タンパク質が低い
ねりきりのタンパク質は可食部100gあたり5.3gと、他の食材と比べて「低い」です。タンパク質は筋肉や組織の修復に必要な栄養素であり、食事の満足感を高める効果もあります。そのため、タンパク質が低いねりきりは、カロリーが高くなる一因と言えます。
脂質が低い
ねりきりの脂質は可食部100gあたり0.3gと、他の食材と比べて「低い」です。脂質はエネルギー源として重要な栄養素ですが、摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。ねりきりの脂質が低いため、他の栄養素と比べてカロリーが高くなる要因となっています。
以上のように、ねりきりのカロリーが高い理由は、糖質が多いことやタンパク質・脂質が低いことなどが挙げられます。これらの栄養データを考慮すると、ねりきりは他の食材と比べてカロリーが高いと言えます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「ねりきり」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (57.4)g | 4 | 229.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (3.6)g | 2 | 7.2kcal |
たんぱく質 | (5.3)g | 4 | 21.2kcal |
脂質 | (0.3)g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「ねりきり」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、229.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
ねりきりは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
ねりきりは、低糖質ダイエットに使える?
菓子()の「ねりきり」は、糖質量が57.4gで、した。
ねりきりは低糖質ダイエットに不向き
低糖質ダイエットは、最近注目を浴びている健康法の一つです。糖質を制限することで、血糖値の上昇を抑え、体重の管理や血糖値の安定を図ることができます。しかし、糖質制限をする際には、食品の選択が重要です。
菓子()の「ねりきり」は、その名前からもわかるように、ねりきり状の食品です。しかし、この「ねりきり」は、糖質量が57.4gと非常に高いです。糖質制限をする際には、一日の糖質摂取量を制限する必要がありますが、この「ねりきり」を摂取すると、その大部分を糖質で占めることになります。
さらに、「ねりきり」は、他の栄養素も少ないです。特に、食物繊維やタンパク質の量が極めて低いため、満腹感を得にくく、栄養バランスも悪くなります。低糖質ダイエットは、糖質以外の栄養素もバランスよく摂取することが重要ですが、この「ねりきり」ではそれが難しいでしょう。
また、「ねりきり」は、食べ応えも少ないです。そのため、満足感を得るためには、通常よりも多くの量を摂取する必要があります。しかし、糖質量が高いため、多量摂取することは糖質制限の目的に反することになります。結果的に、糖質制限をする上での効果的な食品とは言えません。
以上の理由から、菓子()の「ねりきり」は、低糖質ダイエットには不向きです。糖質制限をする際には、糖質量の少ない食品を選ぶことが大切です。バランスの取れた食事を心掛け、健康的なダイエットを目指しましょう。
ねりきりは、低脂質ダイエットに使える!?
ねりきりは、低脂質ダイエットに使える?
菓子()の「ねりきり」は、低脂質が0.3gでした。
ねりきりは低脂質ダイエットに特に効果的
近年、健康志向の人々が増えてきており、低脂質ダイエットが注目されています。低脂質ダイエットは、脂肪摂取量を制限することで体重管理や健康維持に効果があるとされています。その中で、「ねりきり」という菓子が低脂質ダイエットに特に効果的であると言われています。
ねりきりの低脂質成分
ねりきりは、その名前の通り、ねりきり状の菓子です。一般的なお菓子と比べても、その低脂質成分は驚くべきものです。ねりきりには、脂質がわずか0.3gしか含まれていません。この低脂質成分は、ダイエットを意識している人にとっては非常に魅力的なポイントと言えるでしょう。
ねりきりの特徴
ねりきりは、その低脂質成分だけでなく、他の栄養素もバランスよく含まれています。たんぱく質や炭水化物など、体に必要な栄養素を摂取することができるため、健康的なダイエットに適しています。また、ねりきりは食べ応えもあり、満腹感を得ることができます。これにより、食べ過ぎを防ぐことができ、ダイエットの成功につながるでしょう。
ねりきりの美味しさ
ねりきりは、低脂質であるだけでなく、美味しいという点でも人気があります。素材の風味を活かし、上品な甘さが特徴です。ダイエット中でも、美味しいお菓子を楽しむことができるのは嬉しいですよね。ねりきりは、その点でもおすすめです。
まとめ
ねりきりは、低脂質ダイエットに特に効果的な菓子です。低脂質成分が0.3gという驚異的な数値であり、他の栄養素もバランスよく含まれています。また、美味しさも備えており、食べ応えもあるため、満足感を得ることができます。ねりきりを取り入れることで、健康的なダイエットを実践することができるでしょう。
最後に、ねりきりの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ねりきり」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 259 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (60.1) | g | |
└糖質 | (57.4) | g | 多い |
└食物繊維 | (3.6) | g | 多い |
たんぱく質 | (5.3) | g | 低い |
脂質 | (0.3) | g | 低い |
「ねりきり」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (34.0) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.3) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「ねりきり」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (2) | mg | 低い |
カリウム | (33) | mg | 低い |
カルシウム | (39) | mg | 普通 |
マグネシウム | (16) | mg | 普通 |
リン | (46) | mg | 普通 |
鉄 | (1.5) | mg | 多い |
亜鉛 | (0.6) | mg | 普通 |
銅 | (0.13) | mg | 多い |
マンガン | (0.39) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (Tr) | μg | 無し |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (33) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.7) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (2.0) | mg | 多い |
ビタミンK | (4) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.01) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (0.03) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.1) | mg | 低い |
ビタミンB6 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.04) | mg | 低い |
ビオチン | (1.3) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。