このページでは、菓子の肉まんを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
肉まんのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは肉まんの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 242 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (43.4) | g | |
└糖質 | (41.9) | g | 多い |
└食物繊維 | (3.2) | g | 多い |
たんぱく質 | (10.0) | g | 普通 |
脂質 | (5.1) | g | 普通 |
食塩相当量 | (1.2) | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> まんじゅう 中華まんじゅう 肉まん」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、肉まんがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
肉まんはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ヤマサ
肉まんとは?どんな食材?
肉まんは、日本の伝統的な中華料理であり、外側にもちもちとした皮があり、中には具材が詰まった蒸しパンです。
肉まんの具材1:豚肉
肉まんの一つ目の具材は、豚肉です。豚肉は、しっとりとした食感と濃厚な旨味が特徴であり、肉まんに深いコクと風味を与えます。
肉まんの具材2:野菜
肉まんの二つ目の具材には、野菜が含まれています。代表的な野菜としては、キャベツやニラが使われます。これらの野菜は、肉まんにさわやかな風味と食感をもたらし、栄養価も高いです。
肉まんの具材3:調味料
肉まんの三つ目の具材は、調味料です。一般的には、しょうゆや醤油、オイスターソース、ごま油、酒などが使用されます。これらの調味料は、肉まんの味を引き立て、深みを与えます。
肉まんは、これらの食材を組み合わせて作られ、蒸し器で蒸して完成します。香り高く、ジューシーな肉まんは、多くの人々に愛される美味しい中華料理の一つです。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は肉まんがダイエットにどう役立つか説明します!
肉まんはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:サントリー
1. エネルギー源としての役割
肉まんはカロリーが242kcalと平均的な値です。このカロリーは、私たちの身体に必要なエネルギーを供給するために重要な役割を果たします。肉まんを摂取することで、私たちは日常の活動や運動に必要なエネルギーを得ることができます。
2. 糖質と食物繊維のバランス
肉まんには糖質が41.9g含まれており、多いとされています。糖質は私たちの身体にとって重要なエネルギー源ですが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼすことがあります。しかし、肉まんには食物繊維も3.2g含まれており、これは多いとされています。食物繊維は消化を促進し、血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。したがって、肉まんを適度に摂取することで、糖質と食物繊維のバランスを保つことができます。
3. タンパク質の補給
肉まんには10gのタンパク質が含まれており、普通の量とされています。タンパク質は私たちの身体の組織や筋肉の構成要素であり、健康的な体を維持するために必要不可欠な栄養素です。肉まんを摂取することで、タンパク質の補給をすることができます。
以上のように、肉まんはエネルギー源としての役割や糖質と食物繊維のバランス、タンパク質の補給など、健康的な食事に役立つ要素を備えています。ただし、摂取量や他の食材との組み合わせには注意が必要です。バランスの取れた食事を心がけながら、肉まんを楽しむことが大切です。
おすすめ:肉まんのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
肉まんに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:キリン
肉まんの特徴
肉まんの栄養データを見ると、以下の3つの特徴が挙げられます。
1. ナトリウムが多い
肉まんの可食部100gあたりに含まれるナトリウムは460mgと多いです。ナトリウムは塩分の成分であり、摂り過ぎると高血圧や心臓病のリスクが高まることが知られています。そのため、ナトリウムの摂取量には注意が必要です。
2. 亜鉛やマンガンが多い
肉まんには亜鉛やマンガンが含まれており、可食部100gあたりにそれぞれ1.2mgと0.45mg含まれています。亜鉛は免疫機能の維持やタンパク質の合成に関与しており、マンガンは骨や結合組織の形成に必要な栄養素です。肉まんを摂取することで、これらの栄養素を補給することができます。
3. カリウムやカルシウムが普通
肉まんに含まれるカリウムやカルシウムは、可食部100gあたりにそれぞれ310mgと28mg含まれています。カリウムは体内の水分バランスを調整し、神経や筋肉の正常な機能を維持する役割があります。カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素であり、健康な骨を維持するために必要です。肉まんを摂取することで、これらの栄養素を摂ることができます。
以上のように、肉まんはナトリウムが多い一方で、亜鉛やマンガンが多く含まれています。また、カリウムやカルシウムは普通の量が含まれています。これらの特徴を踏まえて、肉まんを摂取する際には塩分の摂取量に注意しつつ、亜鉛やマンガンを補給することができる食材として利用することができます。
肉まんに含まれるビタミンを解説!
引用元:ヤマサ
1. ビタミンAの含有量
「肉まん」にはビタミンAが含まれています。具体的な含有量は、レチノールが2 μg、α-カロテンやβ-カロテン、β-クリプトキサンチンは0 μgです。しかし、β-カロテン当量は20 μgと多く、レチノール活性当量も3 μgと普通の範囲です。ビタミンAは視力の維持や免疫力の向上に役立つ栄養素です。
2. ビタミンD・ビタミンK・ビタミンB1の含有量
「肉まん」にはビタミンD、ビタミンK、ビタミンB1が多く含まれています。ビタミンDは0.1 μg、ビタミンKは9 μg、ビタミンB1は0.23 mgです。これらのビタミンは骨の健康や血液の凝固に関与し、エネルギー代謝にも重要な役割を果たします。
3. ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンCの含有量
「肉まん」にはナイアシン、ビタミンB6、ビタミンCも多く含まれています。ナイアシンは2 mg、ビタミンB6は0.16 mg、ビタミンCは7 mgです。これらのビタミンはエネルギー代謝や細胞の機能維持に必要な栄養素であり、免疫力の向上にも効果的です。
以上のように、「肉まん」にはビタミンAやビタミンD、ビタミンK、ビタミンB1、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンCが多く含まれています。これらのビタミンは健康維持や免疫力向上に役立つ重要な栄養素です。なお、ビタミンEや葉酸は含まれていませんので、他の食品から摂取する必要があります。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は肉まんの使用例としてレシピをご紹介します。
肉まんを使ったレシピ20選!
#1 かぼちゃの肉まん
強力粉、薄力粉、ドライイースト、ぬるま湯、パンプキンパウダー、砂糖、サラダ油、ベーキングパウダー、かぼちゃ(皮と種、ワタをとったもの)、等
見た目もキュートなかぼちゃを使った「肉まん」レシピ。合挽肉の肉汁とかぼちゃの味がひき立つ具を、かぼちゃの見た目をしたふっくら生地が包みます。…
レシピを見る#2 巣ごもり餅肉まん
切り餅、きゃべつ、しいたけ、長ねぎ、豚挽き肉、しょうが(すりおろし)、ごま油、しょうゆ、みそ、等
切り餅の中に肉まんの具を詰めて作る、巣ごもり餅肉まんのレシピ。食べごたえのよい餅と、しょうが、ごま油の豊かな風味、しょうゆ麹とみそ、砂糖の甘辛くコクのある濃厚なうま味の肉だねを一緒に味わえる一品です。…
レシピを見る#3 手作り肉まん
強力粉90g、砂糖20g、ベーキングパウダー、ドライイースト、ごま油、ぬるま湯100〜110ml、塩ひとつまみ、醤油
蒸し立て熱々の美味しさは格別、手作り肉まんのレシピ。蒸してから油で揚げると「揚げ肉まん」に変身。…
レシピを見る#4 肉まん
薄力粉、砂糖、ドライイースト、ぬるま湯(40~50℃)、サラダ油、豚ばら肉(薄切り)、長ねぎ、ごま油、片栗粉、等
ドライイーストと小麦粉を使って皮から作る簡単な「肉まん」のレシピ。レンジについている発行キーを上手に活用することで発酵時間を短縮可能に。…
レシピを見る#5 手切りの肉が旨い!自家製"肉まん"
薄力粉、ベーキングパウダー、卵白、砂糖、豚バラ肉、干し椎茸、ゆでたけのこ、長ねぎ、生姜、等
豚バラ肉を刻んで作る、ガッツリ食べごたえのある手作り肉まん。干し椎茸やたけのこなど具材が盛り沢山なので、簡単なスープやサラダをプラスすれば、休日のお昼ごはんにもピッタリです。…
レシピを見る#6 肉まん
薄力粉、インスタントドライイースト、グラニュー糖、ぬるま湯、ごま油、豚こま切れ肉、ねぎ、こしょう、オイスターソース、等
生地からつくる肉まんのレシピ。手作りならではの生地のうま味が楽しめる、豚肉とねぎだけでつくるシンプルな料理です。…
レシピを見る#7 ジューシー肉まん
ホットケーキミックス、サラダ油、豚ひき肉、ねぎ、生しいたけ、オイスターソース、しょうゆ
ホットケーキミックスを使ったジューシー肉まんのレシピ。ホットケーキミックスを使えば生地にやさしい甘みが加わります。…
レシピを見る#8 お肉たっぷり♪ ジューシー肉まん
薄力粉、ドライイースト、砂糖、ぬるま湯、ごま油、しょうゆ、オイスターソース、こしょう
本格的な肉まんがご自宅でできるレシピ。一口食べると、口の中いっぱいに肉汁が広がります。…
レシピを見る#9 フライパンで焼くだけ! ちぎり肉まん
片栗粉、オイスターソース、ごま油(生地用)、ごま油(仕上げ用)
おやつにもピッタリのお手軽肉まんレシピ。ホットケーキミックスとフライパンで作る簡単肉まんです。…
レシピを見る#10 食パン肉まん
食パン、豚ひき肉、玉ネギ、ショウガ、オイスターソース、しょうゆ、片栗粉、ゴマ油、塩コショウ、等
このレシピは食パンを使った肉まんの作り方です。フワフワの食感が特徴的な食パンを皮に、豚ひき肉や玉ネギ、ショウガなどを使ったタネを詰めて蒸します。…
レシピを見る#11 超簡単! レンジ肉まん
しょうゆ、塩こしょう、パン粉、中濃ソース
このレシピは豚ひき肉を使った超簡単!レンジ肉まん料理です。発酵不要で、玉ねぎ、酒、しょうゆ、塩こしょうなどを混ぜて丸め、耐熱皿に乗せてラップをして加熱します。…
レシピを見る#12 ふわっとジューシー! 蒸しパン肉まん
ごま油、塩こしょう、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、しょうゆ
このレシピは、フライパンで簡単に作れるふわふわの蒸しパン肉まんです。玉ねぎやしょうが、ひき肉などを使って作りますが、手間がかからないのでとても簡単です。…
レシピを見る#15 レンジ調理鍋で作る♪ ジャンボ肉まん
サラダ油、パン粉、おろししょうが、砂糖、しょうゆ、オイスターソース、塩こしょう、ごま油、片栗粉、等
このレシピは、ジャンボ肉まんをレンジを使って簡単に作る方法を紹介した料理です。生地はふかふかで、中身はジューシーな肉だねが入っています。…
レシピを見る#16 肉まん6個分!? ギガ肉まん
強力粉、薄力粉、砂糖、ベーキングパウダー、しょうゆ、オイスターソース、塩こしょう、ごま油、片栗粉、等
このレシピは肉まんを使った巨大な料理です。炊飯器を使って簡単に作れるので、パーティーなどのシーンでみんなを驚かせることができます。…
レシピを見る#18 ふかふかジューシー♪ ホットケーキミックスで肉まん
サラダ油、こしょう、ごま油、片栗粉
ホットケーキミックスを使った、ふかふかな肉まんのレシピ。使う材料はシンプルなので、気軽に作ることができます。…
レシピを見る#19 焼きショーロンポー風肉まん
小麦粉、ベーキングパウダー、サラダ油、熱湯、豚ひき肉、たまねぎ、しょうゆ、ごま油、かたくり粉、等
このレシピは、焼きショーロンポー風肉まんの作り方です。豚ひき肉、小麦粉、ベーキングパウダー、塩、サラダ油、熱湯、たまねぎ、しょうゆ、ごま油、かたくり粉などの材料を使って、フライパンでつくれる本格派の肉まんを作ることができます。…
レシピを見る#20 ピリッと濃厚! バターチキンカレー風肉まん
カレー粉、コンソメ、おろししょうが、おろしにんにく、ケチャップ、塩こしょう、強力粉、ベーキングパウダー、砂糖、等
このレシピは、バターチキンカレー風の肉まんを、ピーナッツバターとトマトケチャップを使って手軽に作るものです。生地には発酵いらずで、モチモチの仕上がりになるように水、強力粉、カレー粉、ベーキングパウダーなどを加えます。…
レシピを見る最後に、肉まんの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「肉まん」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 242 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (43.4) | g | |
└糖質 | (41.9) | g | 多い |
└食物繊維 | (3.2) | g | 多い |
たんぱく質 | (10.0) | g | 普通 |
脂質 | (5.1) | g | 普通 |
「肉まん」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (39.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (1.9) | g | 多い |
コレステロール | (16) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (1.2) | mg | 普通 |
アルコール | (Tr) | g | 無し |
「肉まん」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (460) | mg | 多い |
カリウム | (310) | mg | 普通 |
カルシウム | (28) | mg | 普通 |
マグネシウム | (20) | mg | 普通 |
リン | (87) | mg | 普通 |
鉄 | (0.8) | mg | 普通 |
亜鉛 | (1.2) | mg | 多い |
銅 | (0.12) | mg | 普通 |
マンガン | (0.45) | mg | 多い |
ヨウ素 | (Tr) | μg | 無し |
セレン | (12) | μg | 多い |
クロム | (1) | μg | 多い |
モリブデン | (9) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (2) | μg | 普通 |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (20) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (3) | μg | 普通 |
ビタミンD | (0.1) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | (9) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.23) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.10) | mg | 普通 |
ナイアシン | (2.0) | mg | 多い |
ビタミンB6 | (0.16) | mg | 多い |
ビタミンB12 | (0.1) | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.80) | mg | 多い |
ビオチン | (1.9) | μg | 普通 |
ビタミンC | (7) | mg | 多い |
部分割合: 皮 10、肉あん 4.5
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。