揚げせんべいのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

揚げせんべいのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずは揚げせんべいの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	458	Kcal	高い
炭水化物	(71.3)	g
└糖質	(72.0)	g	多い
└食物繊維	(0.5)	g	普通
たんぱく質	(5.6)	g	低い
脂質	(17.4)	g	多い
食塩相当量	(1.2)	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「＜和干菓子類＞　米菓　揚げせんべい」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、揚げせんべいがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

揚げせんべいはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

揚げせんべいとは？どんな食材？

揚げせんべいは、日本の伝統的なお菓子の一つです。主に米を主成分とし、揚げることで軽くてパリッとした食感が特徴です。一般的には、薄くて四角い形状をしており、香ばしい風味が楽しめます。

揚げせんべいの主な食材

揚げせんべいの主な食材は以下の3つです。

1. 米粉

揚げせんべいの主成分である米粉は、米を粉砕して作られます。米粉は白くて粉状であり、主に日本料理やお菓子作りに使われます。揚げせんべいには米粉を使用することで、独特の食感と風味が生まれます。

2. 油

揚げせんべいを作る際には、油を使用します。一般的には植物油が使用され、揚げることでせんべいがサクッとした食感に仕上がります。油は適切な温度で加熱され、揚げる際にせんべいに香ばしさを与えます。

3. 塩や調味料

揚げせんべいには、塩や他の調味料が使用されることがあります。これらの調味料は、せんべいに風味や味付けを加えるために使用されます。塩を使用することで、揚げせんべいの風味が引き立ちます。

揚げせんべいはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. エネルギー補給に役立つ

揚げせんべいは、可食部100gあたり458kcalのカロリーを含んでいます。この高いカロリーは、エネルギー補給に役立ちます。特に、運動や体力を使う活動を行う際には、十分なエネルギーが必要となります。揚げせんべいは、そのような場合に適している食材と言えます。

2. 糖質の補給源として有効

揚げせんべいは、炭水化物の一種である糖質を多く含んでいます。可食部100gあたりの糖質は72gと多いです。糖質は、体内でエネルギー源として利用されます。特に、運動やスポーツを行う際には、糖質の補給が重要となります。揚げせんべいは、糖質の補給源として有効な食材と言えます。

3. 食物繊維の摂取に貢献する

揚げせんべいは、可食部100gあたり0.5gの食物繊維を含んでいます。食物繊維は、腸内環境を整えるために重要な栄養素です。また、食物繊維は食事の満腹感を促進し、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。揚げせんべいに含まれる食物繊維は普通の量ですが、バランスの良い食事に取り入れることで、食物繊維の摂取に貢献することができます。

おすすめ：揚げせんべいのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

揚げせんべいに含まれる無機質の栄養を解説！

1. ナトリウムが多い

揚げせんべいは、可食部100gあたりに490mgのナトリウムが含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや血圧調整に関与しており、適切な摂取量が必要です。揚げせんべいはナトリウムが多いため、塩分摂取を制限している方や高血圧の方には注意が必要です。

2. カリウムやカルシウムが低い

揚げせんべいには、カリウムが82mg、カルシウムが5mg含まれています。カリウムは体内の水分バランスや神経伝達に関与し、カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たしています。揚げせんべいはカリウムやカルシウムが低いため、これらの栄養素を摂取するためには他の食材との組み合わせが必要です。

3. 銅やマンガンが多い

揚げせんべいには、銅が0.17mg、マンガンが0.68mg含まれています。銅は体内の酵素活性や骨や結合組織の形成に関与し、マンガンは酵素の働きや抗酸化作用に関与しています。揚げせんべいは銅やマンガンが多いため、これらの栄養素を摂取するための一つの食材として選ぶことができます。

揚げせんべいの栄養データを見ると、ナトリウムが多く、カリウムやカルシウムが低いという特徴があります。また、銅やマンガンが多いという特徴もあります。これらの特徴を踏まえると、揚げせんべいは塩分摂取制限が必要な方には注意が必要ですが、銅やマンガンの摂取源として利用することができます。適切な摂取量やバランスを考えながら揚げせんべいを楽しむことが大切です。

揚げせんべいに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンEの含有量が多い

揚げせんべいには、ビタミンEが豊富に含まれています。具体的には、α-トコフェロールが2.3 mg、β-トコフェロールが0.2 mg、γ-トコフェロールが9.4 mg、δ-トコフェロールが1.8 mg含まれています。これらのトコフェロールは、抗酸化作用を持ち、細胞の酸化ストレスから守る役割を果たします。

2. ビタミンKの含有量が多い

揚げせんべいには、ビタミンKも多く含まれています。100gあたり28 μgのビタミンKが含まれています。ビタミンKは、血液の凝固に関与する重要な栄養素であり、骨の健康維持にも役立ちます。

3. ビタミンB2の含有量が低い

一方で、揚げせんべいにはビタミンB2の含有量が低いことも特徴です。100gあたり0.02 mgのビタミンB2が含まれています。ビタミンB2は、エネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも重要な役割を果たしていますが、揚げせんべいにはあまり含まれていません。

以上のように、揚げせんべいにはビタミンEとビタミンKが多く含まれており、抗酸化作用や血液の凝固に関与する効果が期待できます。ただし、ビタミンB2の含有量は低いため、ビタミンB2を摂取するためには他の食品との組み合わせが必要です。ビタミンA、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは揚げせんべいには含まれていないため、他の食品から摂取する必要があります。

「揚げせんべい」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	458	Kcal	高い
炭水化物	(71.3)	g
└糖質	(72.0)	g	多い
└食物繊維	(0.5)	g	普通
たんぱく質	(5.6)	g	低い
脂質	(17.4)	g	多い
「揚げせんべい」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	(4.0)	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	(1.6)	g	普通
コレステロール	(Tr)	mg	無し
食塩相当量	(1.2)	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「揚げせんべい」のビタミン・無機質等
ナトリウム	(490)	mg	多い
カリウム	(82)	mg	低い
カルシウム	(5)	mg	低い
マグネシウム	(21)	mg	普通
リン	(87)	mg	普通
鉄	(0.7)	mg	普通
亜鉛	(0.9)	mg	普通
銅	(0.17)	mg	多い
マンガン	(0.68)	mg	多い
ヨウ素	(1)	μg	普通
セレン	(4)	μg	多い
クロム	(1)	μg	多い
モリブデン	(70)	μg	多い
ビタミンA
└レチノール	0	μg	無し
└α-カロテン	0	μg	無し
└β-カロテン	0	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	0	μg	無し
└β-カロテン当量	0	μg	無し
└レチノール活性当量	0	μg	無し
ビタミンD	0	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	(2.3)	mg	多い
└β-トコフェロール	(0.2)	mg	多い
└γ-トコフェロール	(9.4)	mg	多い
└δ-トコフェロール	(1.8)	mg	多い
ビタミンK	(28)	μg	多い
ビタミンB1	(0.08)	mg	普通
ビタミンB2	(0.02)	mg	低い
ナイアシン	(1.2)	mg	普通
ビタミンB6	(0.11)	mg	普通
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	(0.61)	mg	多い
ビオチン	(1.0)	μg	普通
ビタミンC	0	mg	無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。