このページでは板ガムのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
板ガムのカロリーは388kcal(100gあたり)!これってどうなの?
板ガムの可食部100gあたりのカロリーは、388kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中146位です。これは多い順にすると上位9%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルので板ガムのカロリーを評価すると、137件中42位です。これは上位から30%に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。
カロリー | 388Kcal |
全体での評価 | 146位 / 1592件中(上位9%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 42位 / 137件中(上位30%…平均的) |
板ガムはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜ板ガムのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
なぜ板ガムのカロリーは高いのか?
板ガムは可食部100gあたり388kcalのカロリーがあり、他の食材と比較して「高い」と評価されています。なぜ板ガムのカロリーが高いのか、以下の栄養データを参照して考えてみましょう。
糖質が多い
板ガムは可食部100gあたり96.9gの糖質を含んでいます。糖質はエネルギー源として働き、体内でブドウ糖に分解されます。板ガムに含まれる多くの糖質が、その高いカロリーを生み出している要因と言えます。
食物繊維が無し
板ガムには食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を助け、便通を良くする効果があります。一般的に食物繊維の摂取量が少ないと、満腹感が得られずに食べ過ぎてしまうことがあります。板ガムの食物繊維の欠如も、その高いカロリーにつながっている可能性があります。
タンパク質や脂質が無し
板ガムにはタンパク質や脂質が含まれていません。タンパク質は筋肉や組織の修復に必要な栄養素であり、脂質はエネルギー源として重要です。これらの栄養素が欠如しているため、板ガムはカロリーが高い一方で、栄養価が低いと言えます。
以上のように、板ガムのカロリーが高い理由は、糖質の多さや食物繊維・タンパク質・脂質の欠如によるものです。食事の一部として板ガムを摂取する際には、その高いカロリーに注意しながらバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「板ガム」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (96.9)g | 4 | 387.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 0g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 0g | 4 | 0kcal |
脂質 | 0g | 9 | 0kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「板ガム」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、387.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
板ガムは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
板ガムは、低糖質ダイエットに使える?
菓子の中でも特に人気のある「板ガム」は、多くの人が楽しんでいるお菓子の一つです。しかし、板ガムは糖質量が96.9gと非常に高いため、低糖質ダイエットには向いていないと言われています。
板ガムの糖質量が高い理由
板ガムの糖質量が高い理由は、その材料にあります。一般的な板ガムは、砂糖やブドウ糖などの糖分を主成分としています。これらの糖分は、エネルギー源として身体に取り込まれ、余分な糖分は脂肪として蓄積されることがあります。
低糖質ダイエットとは?
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重を減らすダイエット方法です。糖質はエネルギー源として使われるため、摂り過ぎると余分なエネルギーが脂肪として蓄積される可能性があります。そのため、低糖質ダイエットでは糖質を制限することで、脂肪の蓄積を抑えることが目的とされています。
板ガムは低糖質ダイエットに不向き
板ガムは糖質量が96.9gと非常に高いため、低糖質ダイエットには不向きです。低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を制限することが求められますが、板ガムの糖質量はその制限を超えてしまいます。そのため、板ガムを摂取することで、体内に余分な糖分が蓄積される可能性が高まります。
代替品としての利用
ただし、板ガムは低糖質ダイエットに使えないとは言えません。低糖質の代替品として、糖アルコールを使用したガムがあります。糖アルコールは糖質の代わりに使用される成分であり、糖分と比べてカロリーが低いため、低糖質ダイエットに適しています。このような糖アルコールを使用したガムを選ぶことで、板ガムの代わりとして利用することができます。
まとめ
板ガムは糖質量が96.9gと非常に高いため、低糖質ダイエットには不向きです。低糖質ダイエットでは糖質の摂取を制限することが求められますが、板ガムの糖質量はその制限を超えてしまいます。ただし、糖アルコールを使用したガムを選ぶことで、板ガムの代わりとして利用することは可能です。低糖質ダイエットを実践する際には、糖質量を確認し、適切な食品選びを心がけることが大切です。
板ガムは、低脂質ダイエットに使える!?
板ガムは、低脂質ダイエットに使える?
こんにちわ、ダイエットに悩む皆さん。最近、低脂質ダイエットが注目されていますが、その中でも特に効果的な食品があることをご存知でしょうか?それは、板ガムです。
板ガムの低脂質性
まず、板ガムの低脂質性についてご説明いたします。板ガムは、脂質が0gと非常に低いため、低脂質ダイエットに適しています。脂質は、体内に取り込まれるとエネルギーとして蓄積されやすく、太りやすい要因となります。しかし、板ガムの場合は脂質がほとんど含まれていないため、カロリーを気にせずに摂取することができます。
板ガムの噛むことによる効果
さらに、板ガムを噛むことによる効果もあります。噛むことで唾液の分泌が促され、消化酵素の働きも活性化されます。これにより、食べ物の消化吸収がスムーズに行われ、脂質の吸収を抑えることができます。また、噛むことによって満腹感も得られるため、過食を防ぐ効果も期待できます。
板ガムの注意点
ただし、板ガムを摂取する際にはいくつかの注意点があります。まず、長時間噛み続けることで顎関節に負担がかかる場合があるため、適度な時間で噛むようにしましょう。また、板ガムには砂糖や甘味料が含まれている場合があるため、過剰な摂取は控えるようにしましょう。さらに、板ガムは食べ物ではないため、主食として摂取するのではなく、食事の補助として摂ることが重要です。
まとめ
板ガムは、低脂質ダイエットに特に効果的な食品です。脂質がほとんど含まれていないため、カロリーを気にせずに摂取することができます。また、噛むことによって消化吸収がスムーズに行われ、満腹感も得られるため、過食を防ぐ効果も期待できます。ただし、適度な時間で噛むことや過剰な摂取を避けることが重要です。板ガムは食事の補助として摂ることで、低脂質ダイエットの成功に役立つでしょう。
最後に、板ガムの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「板ガム」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 388 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (96.9) | g | |
└糖質 | (96.9) | g | 多い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 0 | g | 無し |
「板ガム」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 20 | % | 特になし |
水分 | (3.1) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (Tr) | g | 無し |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「板ガム」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (3) | mg | 低い |
カリウム | (3) | mg | 低い |
カルシウム | (3) | mg | 低い |
マグネシウム | - | mg | 無し |
リン | (Tr) | mg | 無し |
鉄 | (0.1) | mg | 低い |
亜鉛 | - | mg | 無し |
銅 | - | mg | 無し |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
廃棄部位: ガムベース
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。