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バターケーキのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページではバターケーキのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

バターケーキのカロリーは422kcal(100gあたり)!これってどうなの?

引用元:キッコーマン

バターケーキの可食部100gあたりのカロリーは、422kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中104位です。これは多い順にすると上位6%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。

また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでバターケーキのカロリーを評価すると、137件中28位です。これは上位から20%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。

カロリー422Kcal
全体での評価104位 / 1592件中(上位6%…高い
「菓子」ジャンル内での評価28位 / 137件中(上位20%…高い
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バターケーキはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜバターケーキのカロリーは高いの?なにが含まれているの?

引用元:NHKきょうの料理

バターケーキのカロリーが高い理由


バターケーキのカロリーは可食部100gあたり422kcalと非常に高いです。その理由を以下に説明します。

糖質の多さ


バターケーキには糖質が多く含まれています。可食部100gあたりの糖質量は49.8gとなっており、他の食材と比較しても多いです。糖質はエネルギー源となりますが、摂りすぎると体内に余分なエネルギーが蓄積され、肥満や生活習慣病のリスクが高まります。

脂質の多さ


バターケーキには脂質も多く含まれています。可食部100gあたりの脂質量は25.3gです。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体内に脂肪が蓄積され、肥満や動脈硬化の原因となります。また、脂質にはカロリーが1gあたり9kcal含まれており、他の栄養素よりも高いエネルギー密度を持っています。

食物繊維の少なさ


バターケーキには食物繊維がほとんど含まれていません。可食部100gあたりの食物繊維量はわずか0.7gです。食物繊維は腸内環境を整える役割や食後の血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。食物繊維が少ないと消化吸収が早まり、血糖値の急上昇や便秘のリスクが高まります。

タンパク質の普通さ


バターケーキにはタンパク質も含まれていますが、可食部100gあたりの量は5.8gと普通です。タンパク質は体の構成要素や筋肉の修復に必要な栄養素ですが、バターケーキに含まれる量は比較的少ないため、他の食材と比較しては普通と言えます。

以上のように、バターケーキのカロリーが高い理由は、糖質と脂質の多さ、食物繊維の少なさにあります。バターケーキを摂取する際には、適量を守り、バランスの良い食事と適度な運動を心がけることが大切です。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「バターケーキ」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質(49.8)g4199.2kcal
炭水化物のうち、食物繊維(0.7)g21.4kcal
たんぱく質(5.8)g423.2kcal
脂質(25.3)g9227.7kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

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上記が「バターケーキ」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、227.7kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

バターケーキは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

引用元:Nadia

バターケーキは、低糖質ダイエットに使える?



バターケーキは、一般的には甘くて美味しいお菓子の一つですが、低糖質ダイエットにおいては避けるべき食品とされています。

バターケーキの糖質量



バターケーキの糖質量は、一般的に49.8gとされています。この量は、低糖質ダイエットを実践している人にとっては高いと言えます。低糖質ダイエットでは、糖質摂取を制限することが目的であり、一日の糖質摂取量を20〜50g程度に抑えることが推奨されています。バターケーキの糖質量は、この目標値を大きく上回っているため、低糖質ダイエットには不向きな食品と言えるのです。

バターケーキの糖質の影響



バターケーキには、小麦粉や砂糖などの糖質が多く含まれています。これらの糖質は、体内でブドウ糖に分解され、血糖値を上昇させる要因となります。低糖質ダイエットでは、血糖値の急激な上昇を避けることが重要であり、血糖値の上昇を抑えることができる低糖質の食品を選ぶ必要があります。バターケーキは糖質が多く含まれているため、血糖値の急激な上昇を引き起こす可能性があり、低糖質ダイエットには不向きな食品となるのです。

低糖質ダイエットにおすすめの代替品



低糖質ダイエットを実践する際には、バターケーキの代わりに糖質の少ないお菓子を選ぶことがおすすめです。例えば、アーモンドフラワーや豆腐を使用した低糖質のケーキなどがあります。これらの食品は糖質が少なく、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。また、砂糖の代わりに甘味料を使用することも一つの方法です。ただし、甘味料の摂取量にも注意が必要であり、適切な使用量を守ることが重要です。

まとめ



バターケーキは、糖質量が49.8gと高く、低糖質ダイエットには不向きな食品です。低糖質ダイエットを実践する際には、バターケーキの代わりに糖質の少ないお菓子を選ぶことが重要です。血糖値の急激な上昇を避けるためには、糖質の摂取を制限し、血糖値の上昇を抑える食品を選ぶことが必要です。低糖質ダイエットを成功させるためには、食品選びに注意することが大切です。

バターケーキは、低脂質ダイエットに使える!?

引用元:Nadia

バターケーキは、低脂質ダイエットに使える?



バターケーキは、多くの人にとっておいしいお菓子の一つです。しかし、ダイエット中の方にとっては、気になる脂質量が気になるところです。そこで、本記事ではバターケーキの脂質量について、低脂質ダイエットに適しているかどうかを考えてみたいと思います。

バターケーキの脂質量



まず、バターケーキの脂質量を見てみましょう。あるバターケーキの脂質量は25.3gでした。これは一般的なバターケーキの脂質量と比べると、かなり高い値です。低脂質ダイエットを行っている方にとっては、この脂質量は避けたいものと言えるでしょう。

バターケーキと低脂質ダイエットの相性



バターケーキは、その名の通りバターを使用して作られるため、脂質が多く含まれています。低脂質ダイエットを行っている方にとっては、脂質を制限することが重要です。バターケーキを摂取することで、脂質摂取量が増えてしまうため、低脂質ダイエットには不向きと言えるでしょう。

代替品の選択肢



バターケーキが低脂質ダイエットに不向きであることはわかりましたが、代替品としてどのような選択肢があるのでしょうか。低脂質のケーキやスイーツは、市販品でも多く販売されています。また、自宅で作る場合には、バターの代わりに低脂肪のマーガリンやヨーグルトを使用することで、脂質量を抑えることができます。

まとめ



バターケーキは、低脂質ダイエットには不向きなお菓子です。その脂質量が高いため、低脂質ダイエットを行っている方にとっては避けるべきものと言えます。代替品としては、低脂肪のケーキやスイーツを選ぶか、自宅で作る際にはバターの代わりに低脂肪のマーガリンやヨーグルトを使用することがおすすめです。低脂質ダイエットを成功させるためには、食事の選択に注意し、バターケーキのような高脂質な食品を避けることが大切です。
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最後に、バターケーキの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「バターケーキ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー422Kcal高い
炭水化物(48.0)g
└糖質(49.8)g多い
└食物繊維(0.7)g普通
たんぱく質(5.8)g普通
脂質(25.3)g多い

「バターケーキ」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分(20.0)g低い
有機酸-g無し
灰分(0.9)g普通
コレステロール(160)mg多い
食塩相当量(0.6)mg普通
アルコール-g無し

「バターケーキ」のビタミン・無機質等

ナトリウム(240)mg普通
カリウム(74)mg低い
カルシウム(22)mg普通
マグネシウム(7)mg低い
リン(67)mg普通
(0.6)mg普通
亜鉛(0.4)mg普通
(0.04)mg普通
マンガン(0.12)mg普通
ヨウ素(10)μg多い
セレン(8)μg多い
クロム(1)μg多い
モリブデン(5)μg多い
ビタミンA
└レチノール(190)μg多い
└α-カロテン(1)μg多い
└β-カロテン(51)μg多い
└β-クリプトキサンチン(5)μg多い
└β-カロテン当量(54)μg多い
└レチノール活性当量(200)μg多い
ビタミンD(1.2)μg多い
ビタミンE
└α-トコフェロール(0.8)mg普通
└β-トコフェロール(Tr)mg無し
└γ-トコフェロール(0.2)mg普通
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK(8)μg多い
ビタミンB1(0.05)mg普通
ビタミンB2(0.12)mg普通
ナイアシン(0.2)mg低い
ビタミンB6(0.03)mg低い
ビタミンB12(0.3)μg普通
葉酸μg無し
パントテン酸(0.48)mg普通
ビオチン(7.0)μg多い
ビタミンC0mg無し

パウンドケーキ、マドレーヌを含む

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

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