このページでは、菓子のボーロを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ボーロのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはボーロの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 391 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (90.6) | g | |
└糖質 | (91.1) | g | 多い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (2.5) | g | 低い |
脂質 | (2.1) | g | 普通 |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和干菓子類> ボーロ 小粒」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ボーロがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ボーロはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
ボーロとは?どんな食材?
ボーロは、菓子の一種であり、小さな球状の形状をしています。主に日本や韓国で親しまれており、おやつやお土産として人気があります。ボーロは、小麦粉や砂糖、バター、卵などを主な材料として使用しており、甘さとサクサクした食感が特徴です。
ボーロの材料
ボーロの材料には、主に以下のものが使用されます。
1. 小麦粉:ボーロの主成分であり、しっかりとした食感を作り出します。
2. 砂糖:甘さを与えるために使用されます。砂糖の量によって甘さの度合いが変わります。
3. バター:ボーロにコクと風味を与えるために使用されます。バターの風味がボーロの特徴の一つです。
4. 卵:ボーロの形状を保つために使用されます。卵の添加により、ボーロはより一層サクサクとした食感を持ちます。
ボーロの特徴
ボーロは、その甘さとサクサクした食感が特徴です。一度に口に入れることができる大きさが小さく、手軽に食べることができます。また、バターの風味が豊かであり、口の中で溶けるような食感が楽しめます。ボーロは、おやつやお土産として人気があり、幅広い年齢層に愛されています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はボーロがダイエットにどう役立つか説明します!
ボーロはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
ボーロの栄養データから見る健康的な食事への役立ち
1. エネルギー源としての役割
ボーロは100gあたり391kcalのカロリーを含んでおり、エネルギー源としての役割を果たします。高いカロリーは、運動や日常生活で消費するエネルギーを補給するのに適しています。特にアクティブな生活を送る人やスポーツをする人にとって、ボーロはエネルギー補給に役立つ食材です。
2. 炭水化物の供給源としての役割
ボーロは炭水化物が豊富に含まれており、100gあたり90.6gの炭水化物を提供します。炭水化物は体内でエネルギーに変換されるため、日常生活や運動時のパフォーマンスを維持するために重要です。ボーロの炭水化物は、エネルギーを効率的に供給するために役立つ食材と言えます。
3. 脂質や塩分の摂取量を抑える役割
ボーロは100gあたり2.1gの脂質と0.1gの塩分を含んでいます。脂質や塩分の摂取量を抑えることは、健康的な食事において重要です。ボーロは脂質や塩分が比較的低いため、これらの摂取量をコントロールするための選択肢として役立つ食材と言えます。
おすすめ:ボーロのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ボーロに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
1. ナトリウムが普通
ボーロの栄養データを見ると、可食部100gあたりのナトリウム含有量は30mgで、普通の範囲に位置しています。ナトリウムは塩分の成分であり、摂り過ぎると高血圧や体液バランスの乱れなどのリスクがあります。ボーロはナトリウムを適度に含んでいるため、塩分摂取を気にする方にも適した食材と言えます。
2. カリウムが低い
一方で、ボーロのカリウム含有量は44mgと低い値となっています。カリウムは体内の水分バランスや神経・筋肉の正常な働きに必要な栄養素であり、不足すると筋肉の痙攣や疲労感が生じる可能性があります。ボーロはカリウムを十分に摂取したい方には、他の食材との組み合わせが必要となるでしょう。
3. ヨウ素・セレン・クロムが多い
ボーロに含まれるヨウ素、セレン、クロムの含有量は、それぞれ7μg、5μg、3μgと多い値となっています。これらの栄養素は微量ではありますが、体内で重要な役割を果たしています。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、セレンは抗酸化作用や免疫機能の維持に関与しています。また、クロムは血糖値の調節に関与しています。ボーロはこれらの栄養素を多く含んでいるため、バランスの取れた食事を心掛けたい方におすすめの食材と言えます。
以上のように、ボーロはナトリウムが普通であり、カリウムが低い特徴があります。また、ヨウ素、セレン、クロムが多く含まれていることも特徴的です。これらの特徴を踏まえて、ボーロを食事の一部として取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取を心掛けることができるでしょう。
ボーロに含まれるビタミンを解説!
引用元:DELISH KITCHEN
1. ビタミンAの含有量が多い
ボーロに含まれるビタミンAは、レチノールが42 μgと非常に多く含まれています。レチノールは視力の維持や免疫力の向上に役立つ重要な栄養素です。また、ボーロにはβ-クリプトキサンチンも2 μg含まれており、これもビタミンAの一種であり、抗酸化作用があります。
2. ビタミンDの含有量が多い
ボーロにはビタミンDが0.8 μg含まれています。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の健康をサポートする役割があります。ボーロを食べることで、ビタミンDを摂取することができます。
3. ビオチンの含有量が多い
ボーロにはビオチンが4.8 μg含まれており、非常に多いです。ビオチンは体内でエネルギーの生成や肌や髪の健康維持に関与する重要なビタミンです。ボーロを食べることで、ビオチンを効果的に摂取することができます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はボーロの使用例としてレシピをご紹介します。
ボーロを使ったレシピ9選!
#1 簡単に作れちゃう♡ フライパン卵ボーロ
砂糖、片栗粉
安心で美味しい、フライパンで作る卵ボーロです。卵の風味が深く、やさしくてどこか懐かしい味わい。…
レシピを見る#2 ほろっとほどける♡ たまごボーロ
砂糖、片栗粉
このレシピは片栗粉を使ったたまごボーロの作り方です。口にいれるとやさしくほどける、懐かしいあの味がお家で簡単にできるんです!お子様へのおやつにもオススメですよ。…
レシピを見る#3 たまごボーロ
砂糖、ハチミツ、バニラオイル、重曹、粉糖、米粉、スキムミルク、片栗粉
このレシピは卵を使ったたまごボーロの作り方です。家庭で簡単にできるので、初心者の方にもおすすめです。…
レシピを見る#4 ふわふわ軽い食感♪ 抹茶ボーロ
豆乳、片栗粉、薄力粉、抹茶、砂糖
このレシピは抹茶を使ったふわふわ軽い食感のボーロの作り方です。抹茶の苦味がアクセントで、昔懐かしい味わいが楽しめます。…
レシピを見る#5 サラダSUSHIのレインボーロール
焼き海苔、寿司ごはん、海老、鰻蒲焼、クリームチーズ、生ハム、たくわん、グリーンカール、トマト、等
見た目もきれいな変わり種海苔巻きのレシピ。海老、鰻、クリームチーズ、卵などが入って具だくさんです。…
レシピを見る#6 ボーロ
砂糖、スキムミルク、かたくり粉
子供といっしょに楽しみながらつくるボーロのレシピ。4つの材料を混ぜ合わせてオーブンで焼くだけの簡単レシピ。…
レシピを見る#7 ボーロ デ ブランコアボカドアイス
スポンジ生地(市販品)、コンデンスミルク、生クリーム、ココナッツミルク、牛乳、粉砂糖、ココナッツファイン、アボカド(完熟)、バニラアイスクリーム、等
「ボーロ デ ブランコ」は甘いココナッツミルクが染み込んだブラジルのケーキ。ミルク液をスポンジに染み込ませて冷やすだけなのでとても簡単です。…
レシピを見る#8 ボーロ デ アホイス
玉ねぎ、トマト、パセリ、赤ピーマン、ピーマン、レモン、粗びき黒こしょう、オレガノ(ドライ)、バージンオリーブ油、等
ブラジル料理の定番野菜ソース、モーリョを使ったごはんレシピ。パリパリのポテトチップが塩気が加わることでちょうどよい塩梅になり、食感のアクセントにもなります。…
レシピを見る#9 ロリポップカエルケーキ
スポンジケーキ、ピーナッツバター、コーティング用チョコレート(抹茶)、たまごボーロ、チョコペン(茶色)、チョコペン(ピンク)
キュートな見た目のロリポップケーキのレシピ。「ロリポップ」は、棒付きキャンディーのこと。…
レシピを見る最後に、ボーロの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ボーロ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 391 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (90.6) | g | |
└糖質 | (91.1) | g | 多い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | (2.5) | g | 低い |
脂質 | (2.1) | g | 普通 |
「ボーロ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (4.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.3) | g | 低い |
コレステロール | (74) | mg | 多い |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「ボーロ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (30) | mg | 普通 |
カリウム | (44) | mg | 低い |
カルシウム | (15) | mg | 普通 |
マグネシウム | (5) | mg | 低い |
リン | (54) | mg | 普通 |
鉄 | (0.6) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.2) | mg | 低い |
銅 | (0.03) | mg | 低い |
マンガン | (Tr) | mg | 無し |
ヨウ素 | (7) | μg | 多い |
セレン | (5) | μg | 多い |
クロム | (3) | μg | 多い |
モリブデン | (1) | μg | 普通 |
ビタミンA | |||
└レチノール | (42) | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (Tr) | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | (2) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (1) | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | (42) | μg | 多い |
ビタミンD | (0.8) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.3) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.1) | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | (2) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.01) | mg | 低い |
ビタミンB2 | (0.07) | mg | 普通 |
ナイアシン | (Tr) | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0.02) | mg | 低い |
ビタミンB12 | (0.2) | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.23) | mg | 普通 |
ビオチン | (4.8) | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
別名: たまごボーロ、乳ボーロ、栄養ボーロ、衛生ボーロ/乳児用としてカルシウム、ビタミン等の添加品あり
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。