このページではアーモンドチョコレートのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
アーモンドチョコレートのカロリーは562kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:NHKきょうの料理
アーモンドチョコレートの可食部100gあたりのカロリーは、562kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中49位です。これは多い順にすると上位3%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「菓子」ジャンルのでアーモンドチョコレートのカロリーを評価すると、137件中2位です。これは上位から1%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 562Kcal |
全体での評価 | 49位 / 1592件中(上位3%…高い) |
「菓子」ジャンル内での評価 | 2位 / 137件中(上位1%…高い) |
アーモンドチョコレートはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜアーモンドチョコレートのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
引用元:DELISH KITCHEN
アーモンドチョコレートのカロリーが高い理由
アーモンドチョコレートは、可食部100gあたり562kcalという高いカロリーを持っています。その理由について、以下の栄養データを参考に説明します。
糖質の量は普通
アーモンドチョコレートの糖質は38.8gと普通の量です。糖質はエネルギー源となりますが、他の食材と比較して特に高いわけではありません。
食物繊維の量は多い
アーモンドチョコレートには、可食部100gあたり6.1gの食物繊維が含まれています。食物繊維は消化を助ける役割があり、健康に良いとされています。この食物繊維の量は他の食材と比較して多いと言えます。
タンパク質の量は普通
アーモンドチョコレートのタンパク質は11.4gと普通の量です。タンパク質は体の組織や筋肉の構成要素となりますが、他の食材と比べて特に多いわけではありません。
脂質の量は多い
アーモンドチョコレートの脂質は40.4gと多い量です。脂質はエネルギー源となりますが、他の食材と比較して特に多いため、カロリーが高くなっています。
以上の栄養データから、アーモンドチョコレートのカロリーが高い理由は、主に脂質の量が多いことによるものと言えます。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「アーモンドチョコレート」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | (38.8)g | 4 | 155.2kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (6.1)g | 2 | 12.2kcal |
たんぱく質 | (11.4)g | 4 | 45.6kcal |
脂質 | (40.4)g | 9 | 363.6kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「アーモンドチョコレート」のカロリー内訳です。一番多いのは脂質で、363.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
アーモンドチョコレートは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:アサヒビール
アーモンドチョコレートは、低糖質ダイエットに使える?
アーモンドチョコレートは、美味しさと栄養価の両方を兼ね備えたお菓子です。しかし、低糖質ダイエットを目指す方にとっては、注意が必要な食品と言えます。その理由をご説明いたします。
アーモンドチョコレートの糖質量は高い
まず、アーモンドチョコレートの糖質量は38.8gとなっています。低糖質ダイエットでは、1日の摂取糖質量を制限する必要がありますが、この量はかなり高いです。糖質を過剰に摂取すると、血糖値の上昇や体重増加の原因となります。
アーモンドチョコレートの糖質源
アーモンドチョコレートの糖質源は、主に砂糖や乳糖です。これらの糖質は、エネルギー源として利用されますが、過剰摂取は体に悪影響を及ぼす可能性があります。特に、糖尿病や肥満の方にとっては、血糖値の急上昇や体重管理の難しさが懸念されます。
アーモンドチョコレートのカロリー
また、アーモンドチョコレートは高カロリーな食品でもあります。1袋あたりのカロリーは、約200kcalとなっています。低糖質ダイエットでは、摂取カロリーも制限する必要がありますので、注意が必要です。
低糖質ダイエットに適したお菓子の選び方
低糖質ダイエットを実践する際には、アーモンドチョコレートのような高糖質なお菓子は避けることが望ましいです。代わりに、糖質量が少ないお菓子を選ぶことが大切です。例えば、ナッツやチーズなどの低糖質な食品を取り入れることで、満足感を得ながら糖質制限を実現することができます。
まとめ
アーモンドチョコレートは美味しいお菓子ですが、低糖質ダイエットには不向きな食品と言えます。糖質量が高く、カロリーも高いため、摂取を控える必要があります。低糖質ダイエットを成功させるためには、糖質量が少ないお菓子を選ぶことが重要です。食事制限をする際には、バランスの取れた食事を心掛けることも大切です。
アーモンドチョコレートは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:キューピー3分クッキング
アーモンドチョコレートは、低脂質ダイエットに不向き?
アーモンドチョコレートは、多くの方に愛されている菓子の一つです。アーモンドの風味とチョコレートの甘さが絶妙に組み合わさったこのお菓子は、一度食べるとやめられない美味しさがあります。しかし、低脂質ダイエットを考えている方にとって、アーモンドチョコレートは注意が必要な食品と言えます。
アーモンドチョコレートの脂質量
アーモンドチョコレートの脂質量は、一般的に40.4gとされています。この数値は、低脂質ダイエットを目指す方にとっては高い値です。低脂質ダイエットでは、摂取する脂質の量を制限することが求められます。脂質は高カロリーであり、摂り過ぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。そのため、低脂質ダイエットを意識している方にとっては、アーモンドチョコレートは控えるべき食品と言えるでしょう。
代替品としての選択肢
低脂質ダイエットを実践する上で、アーモンドチョコレートの代替品を選ぶことが重要です。代替品としては、アーモンドのみを使用したチョコレートや、低脂肪のチョコレートなどがあります。これらの製品は、アーモンドチョコレートと比べて脂質量が少なく、低脂質ダイエットに適した選択肢となります。
バランスの取れた食事の重要性
低脂質ダイエットを成功させるためには、単に脂質を制限するだけではなく、バランスの取れた食事を摂ることも重要です。脂質だけにこだわりすぎず、タンパク質や炭水化物、ビタミンなども適切に摂取することが大切です。アーモンドチョコレートは、脂質が多いために摂取量には注意が必要ですが、適度な量を楽しむことで、バランスの取れた食事の一部として取り入れることも可能です。
まとめ
アーモンドチョコレートは、低脂質ダイエットを考えている方にとっては避けるべき食品です。脂質量が高く、カロリーも比較的高いため、摂取量には注意が必要です。代替品としてアーモンドのみを使用したチョコレートや低脂肪のチョコレートを選ぶことで、低脂質ダイエットを実践することができます。ただし、バランスの取れた食事を心掛けることも忘れずに、適度な量を楽しむようにしましょう。
最後に、アーモンドチョコレートの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「アーモンドチョコレート」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 562 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (43.3) | g | |
└糖質 | (38.8) | g | 普通 |
└食物繊維 | (6.1) | g | 多い |
たんぱく質 | (11.4) | g | 普通 |
脂質 | (40.4) | g | 多い |
「アーモンドチョコレート」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (2.0) | g | 低い |
有機酸 | (0.2) | g | 多い |
灰分 | (2.2) | g | 多い |
コレステロール | (12) | mg | 普通 |
食塩相当量 | (0.1) | mg | 低い |
アルコール | - | g | 無し |
「アーモンドチョコレート」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (41) | mg | 普通 |
カリウム | (550) | mg | 多い |
カルシウム | (240) | mg | 多い |
マグネシウム | (150) | mg | 多い |
リン | (320) | mg | 多い |
鉄 | (2.8) | mg | 多い |
亜鉛 | (2.3) | mg | 多い |
銅 | (0.77) | mg | 多い |
マンガン | (1.14) | mg | 多い |
ヨウ素 | (12) | μg | 多い |
セレン | (4) | μg | 多い |
クロム | (15) | μg | 多い |
モリブデン | (7) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (41) | μg | 多い |
└α-カロテン | (3) | μg | 多い |
└β-カロテン | (26) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | (1) | μg | 多い |
└β-カロテン当量 | (28) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (43) | μg | 多い |
ビタミンD | (0.6) | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (11.0) | mg | 多い |
└β-トコフェロール | (0.1) | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | (4.5) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
ビタミンK | (4) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.19) | mg | 多い |
ビタミンB2 | (0.64) | mg | 多い |
ナイアシン | (2.1) | mg | 多い |
ビタミンB6 | (0.10) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (1.18) | mg | 多い |
ビオチン | (4.9) | μg | 多い |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
部分割合: チョコレート 27、アーモンド 15/テオブロミン: 0.1 g、カフェイン: 0 g、ポリフェノール: 0.5 g
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。