このページではやぶまめのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
やぶまめのカロリーは383kcal(100gあたり)!これってどうなの?
やぶまめの可食部100gあたりのカロリーは、383kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中156位です。これは多い順にすると上位9%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「高い」です。
また、日本食品標準成分表の「豆」ジャンルのでやぶまめのカロリーを評価すると、68件中7位です。これは上位から10%に位置するカロリーで、評価は同じく「高い」となります。
カロリー | 383Kcal |
全体での評価 | 156位 / 1592件中(上位9%…高い) |
「豆」ジャンル内での評価 | 7位 / 68件中(上位10%…高い) |
やぶまめはカロリーが高いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜやぶまめのカロリーは高いの?なにが含まれているの?
やぶまめのカロリーは高い理由
「やぶまめ」は可食部100gあたり383kcalのカロリーがあり、「高い」と評価されています。その理由を以下に述べます。
糖質が多い
やぶまめには可食部100gあたり49.5gの糖質が含まれています。糖質はエネルギー源となるため、摂取するとカロリーが高くなります。やぶまめに多く含まれる糖質がカロリーを高めている要因となります。
食物繊維が無し
やぶまめには可食部100gあたり食物繊維が0g含まれています。食物繊維は消化吸収を遅らせる効果があり、満腹感を与えるため、カロリーを抑える効果があります。しかし、やぶまめには食物繊維が含まれていないため、カロリーを抑える効果が期待できません。
タンパク質が多い
やぶまめには可食部100gあたり23.4gのタンパク質が含まれています。タンパク質はエネルギー源となるため、摂取するとカロリーが高くなります。やぶまめに多く含まれるタンパク質がカロリーを高めている要因となります。
脂質は普通
やぶまめには可食部100gあたり10.1gの脂質が含まれています。脂質はエネルギー源となるため、摂取するとカロリーが高くなりますが、やぶまめの脂質量は普通の範囲内です。そのため、脂質がカロリーを特に高める要因ではありません。
以上の理由から、やぶまめのカロリーは高いと評価されています。糖質やタンパク質の含有量が多く、食物繊維が無いことがカロリーを高める要因となっています。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「やぶまめ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 49.5g | 4 | 198kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | -g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 23.4g | 4 | 93.6kcal |
脂質 | 10.1g | 9 | 90.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「やぶまめ」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、198kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
やぶまめは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
やぶまめは、低糖質ダイエットに使える?
「やぶまめ」は、豆の一種であり、その糖質量は49.5gです。糖質制限を行っている方にとって、糖質量は非常に重要な要素となります。そのため、「やぶまめは低糖質ダイエットに不向き」という結論に至ります。
やぶまめの糖質量は49.5g
やぶまめは、その特徴的な形状や風味から、多くの人に親しまれています。しかしながら、糖質制限を行っている方にとっては、糖質量が気になるところです。やぶまめの糖質量は49.5gとなっており、低糖質ダイエットには不向きです。
低糖質ダイエットとは?
低糖質ダイエットは、糖質の摂取を制限することで体重を減らすダイエット方法の一つです。糖質は、体内でエネルギー源となるため、摂り過ぎると脂肪として蓄積されてしまいます。そのため、糖質の摂取を抑えることで、体重の減少を促すことができます。
やぶまめの糖質量が高い理由
やぶまめの糖質量が高い理由は、その成分にあります。やぶまめには、デンプンや糖質が多く含まれており、そのため糖質量が高いのです。糖質制限を行っている方にとっては、やぶまめは避けるべき食材となります。
代替の食材としての選択肢
低糖質ダイエットを行っている方にとっては、やぶまめの代替となる食材を選ぶことが重要です。例えば、大豆や枝豆は糖質量が比較的低く、栄養価も高いため、積極的に摂取することができます。また、野菜や魚、肉なども糖質量が低いため、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。
まとめ
やぶまめは、糖質量が49.5gということで、低糖質ダイエットには不向きな食材です。糖質制限を行っている方にとっては、やぶまめの摂取は控えるべきです。代わりに、大豆や枝豆、野菜、魚、肉などの糖質量が比較的低い食材を選ぶことで、健康的なダイエットを実践することができます。
やぶまめは、低脂質ダイエットに使える!?
やぶまめは、低脂質ダイエットに使える?
やぶまめは、低脂質ダイエットに不向き
やぶまめの脂質量は10.1g
やぶまめは、一般的には栄養価の高い食材として知られていますが、実は脂質量が10.1gも含まれています。このことから、やぶまめは低脂質ダイエットには不向きな食材と言えます。
低脂質ダイエットとは?
低脂質ダイエットとは、脂質の摂取量を制限することで体重を減らすダイエット方法です。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂りすぎると体に蓄積されてしまい、肥満の原因となります。そのため、ダイエットを目指す人にとっては、脂質の摂取量を減らすことが重要なポイントとなります。
やぶまめの脂質量の問題点
やぶまめに含まれる10.1gの脂質量は、一般的な食品と比較するとかなり高いです。低脂質ダイエットを実践している人にとっては、この脂質量は制限を超えるものとなります。そのため、やぶまめは低脂質ダイエットには不向きな食材と言えるのです。
代替の食材としての選択肢
低脂質ダイエットを実践する際には、やぶまめの代わりに他の食材を選ぶことがおすすめです。例えば、大豆や納豆は脂質量が比較的少なく、タンパク質も豊富に含まれています。これらの食材を活用することで、低脂質ダイエットをより効果的に実践することができます。
まとめ
やぶまめは低脂質ダイエットには不向きな食材であることが分かりました。脂質量が10.1gも含まれているため、低脂質ダイエットを実践する際には他の食材を選ぶことが重要です。大豆や納豆などの代替食材を活用することで、より効果的なダイエットを実践しましょう。
最後に、やぶまめの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「やぶまめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 383 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 49.5 | g | |
└糖質 | 49.5 | g | 多い |
└食物繊維 | - | g | 無し |
たんぱく質 | 23.4 | g | 多い |
脂質 | 10.1 | g | 普通 |
「やぶまめ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 13.1 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 3.9 | g | 多い |
コレステロール | - | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「やぶまめ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 5 | mg | 普通 |
カリウム | 1700 | mg | 多い |
カルシウム | 55 | mg | 多い |
マグネシウム | 63 | mg | 多い |
リン | 230 | mg | 多い |
鉄 | 2.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.4 | mg | 多い |
銅 | 0.31 | mg | 多い |
マンガン | 1.03 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 460 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | - | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | - | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | - | μg | 無し |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | - | mg | 無し |
└β-トコフェロール | - | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | - | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | - | mg | 無し |
ビタミンK | - | μg | 無し |
ビタミンB1 | - | mg | 無し |
ビタミンB2 | - | mg | 無し |
ナイアシン | - | mg | 無し |
ビタミンB6 | - | mg | 無し |
ビタミンB12 | - | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | - | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | - | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。