このページでは、豆のうぐいす豆を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
うぐいす豆のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはうぐいす豆の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 228 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 52.9 | g | |
└糖質 | 49.1 | g | 多い |
└食物繊維 | 5.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 5.6 | g | 普通 |
脂質 | 0.7 | g | 低い |
食塩相当量 | 0.4 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「えんどう うぐいす豆」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、うぐいす豆がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
うぐいす豆はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
うぐいす豆とは?どんな食材?
「うぐいす豆」とは、日本の伝統的な食材の一つです。主に和菓子や日本茶のお供として使用されることが多く、その美しい緑色と独特の香りが特徴です。
1. 豆の種類と特徴
うぐいす豆は、主に「えんどう豆」や「そら豆」などの種類が使用されます。これらの豆は、繊維質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、健康に良いとされています。また、豆自体には甘みがあり、食感も滑らかであるため、和菓子に適しています。
2. 和菓子への利用方法
うぐいす豆は、和菓子の一部として様々な形で使用されます。一般的な使用法としては、豆を砂糖や寒天で練り上げ、独特の緑色を出すことが挙げられます。この練り豆を使用して、羊羹や最中、和菓子の包みなどを作ります。また、豆自体をそのまま使用することもあります。
3. 日本茶との相性
うぐいす豆は、日本茶との相性が抜群です。和菓子と一緒に日本茶を楽しむことで、豆の甘みと茶の渋みが相互に引き立ちます。特に抹茶との組み合わせは、和菓子文化において非常に重要であり、独自の味わいを楽しむことができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はうぐいす豆がダイエットにどう役立つか説明します!
うぐいす豆はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:キューピー3分クッキング
1. 糖質が多く、エネルギー源として活用できる
「うぐいす豆」は糖質が多く、可食部100gあたりの糖質は49.1gです。糖質は私たちの体に必要なエネルギー源として役立ちます。特に運動や体力を使う活動をする際には、十分なエネルギーを摂取する必要があります。その点で、「うぐいす豆」は糖質が多いため、エネルギー補給に適した食材と言えます。
2. 食物繊維が多く、腸内環境を整える
「うぐいす豆」には食物繊維が5.3g含まれています。食物繊維は腸内環境を整えるために重要な栄養素です。食物繊維は水分を吸収し、腸内の便のかさを増やすことで便通を促進します。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を良好な状態に保つ効果もあります。このように、「うぐいす豆」の食物繊維は、腸の健康をサポートする役割を果たします。
3. 脂質が低く、ヘルシーな食材として選ばれる
「うぐいす豆」の脂質は0.7gと低い値です。脂質は体に必要な栄養素ではありますが、摂りすぎると体重増加や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。その点で、「うぐいす豆」は脂質が低いため、ヘルシーな食材として選ばれることができます。低脂肪の食事を心がけたい方やダイエット中の方にもおすすめの食材です。
以上のように、「うぐいす豆」は糖質が多くエネルギー源として活用できるほか、食物繊維が多く腸内環境を整える効果もあります。さらに、脂質が低いためヘルシーな食材として選ばれることができます。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取をサポートすることができます。
おすすめ:うぐいす豆のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
うぐいす豆に含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:Eレシピ
「うぐいす豆」の特徴
1. 鉄と銅が豊富
「うぐいす豆」は、鉄と銅が多く含まれています。鉄は赤血球の生成に関与し、銅は酵素の働きを助ける役割を果たしています。これらの栄養素が豊富に含まれているため、「うぐいす豆」は貧血予防や免疫力向上に役立つ食材と言えます。
2. ナトリウムが普通レベル
「うぐいす豆」に含まれるナトリウムは普通のレベルです。過剰なナトリウム摂取は高血圧や心臓病のリスクを高めることが知られていますが、この食材はナトリウム摂取を過剰にすることなく、バランスの良い食事に取り入れることができます。
3. カリウムが低い
一方で、「うぐいす豆」にはカリウムが低い量しか含まれていません。カリウムは体内の水分バランスを調整したり、神経や筋肉の正常な働きをサポートする重要な栄養素です。カリウムが不足すると筋肉の痙攣や疲労感が生じる可能性がありますが、「うぐいす豆」はカリウムを補うには適していない食材と言えます。
以上のように、「うぐいす豆」は鉄と銅が豊富であり、ナトリウムは普通のレベル、カリウムは低い量しか含まれていない特徴があります。これらの特徴を踏まえると、「うぐいす豆」は貧血予防や免疫力向上に役立つ食材であり、バランスの良い食事に取り入れることができます。ただし、カリウムを補う必要がある場合には他の食材と組み合わせる必要があります。
うぐいす豆に含まれるビタミンを解説!
「うぐいす豆」のビタミンの特徴
1. ビタミンAの含有量は非常に低いです。
「うぐいす豆」に含まれるビタミンAは、レチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、レチノール活性当量のいずれも0 μgです。つまり、ビタミンAはほとんど含まれていないと言えます。
2. ビタミンEはごくわずかですが含まれています。
「うぐいす豆」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとβ-トコフェロールは0 mgであり、ほとんど含まれていません。しかし、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールはそれぞれ2.2 mgと0.1 mg含まれています。したがって、ビタミンEはごくわずかではありますが、一部含まれていると言えます。
3. ビタミンKの含有量は比較的豊富です。
「うぐいす豆」に含まれるビタミンKは8 μgであり、多いと言えます。ビタミンKは血液凝固や骨の健康に関与しており、十分な量を摂取することが重要です。その点で、「うぐいす豆」はビタミンKを比較的豊富に含んでいると言えます。
以上のように、「うぐいす豆」に含まれるビタミンの特徴は、ビタミンAがほとんど含まれていないこと、ビタミンEはごくわずかではあるものの一部含まれていること、そしてビタミンKが比較的豊富に含まれていることです。ビタミンAやビタミンEを摂取する場合には、他の食材から摂取する必要がありますが、ビタミンKは「うぐいす豆」を食べることで一部摂取することができます。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はうぐいす豆の使用例としてレシピをご紹介します。
うぐいす豆を使ったレシピ3選!
#1 やさしい甘味♪ うぐいす豆の甘煮
青えんどう豆[乾燥、砂糖
このレシピは青えんどう豆を使った甘煮の作り方です。うぐいす豆とも呼ばれるこの豆は、甘納豆やパン生地にも使えるアレンジ自在な食材です。…
レシピを見る#3 コーヒーかん・煮豆添え
煮豆、コーヒー、砂糖、粉寒天
このレシピは、うぐいす豆を使ったコーヒーかん・煮豆添えです。コーヒーかんは、粉寒天を使って作ります。…
レシピを見る最後に、うぐいす豆の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「うぐいす豆」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 228 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 52.9 | g | |
└糖質 | 49.1 | g | 多い |
└食物繊維 | 5.3 | g | 多い |
たんぱく質 | 5.6 | g | 普通 |
脂質 | 0.7 | g | 低い |
「うぐいす豆」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 39.7 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.4 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「うぐいす豆」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 150 | mg | 普通 |
カリウム | 100 | mg | 低い |
カルシウム | 18 | mg | 普通 |
マグネシウム | 26 | mg | 普通 |
リン | 130 | mg | 普通 |
鉄 | 2.5 | mg | 多い |
亜鉛 | 0.8 | mg | 普通 |
銅 | 0.15 | mg | 多い |
マンガン | - | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 6 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 2.2 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
ビタミンK | 8 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.3 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.04 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.24 | mg | 普通 |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
煮豆
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。