このページでは、豆のしょうゆ豆を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
しょうゆ豆のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはしょうゆ豆の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 173 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 37.1 | g | |
└糖質 | 27.4 | g | 普通 |
└食物繊維 | 10.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 9.8 | g | 普通 |
脂質 | 0.9 | g | 低い |
食塩相当量 | 1.2 | mg | 普通 |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「そらまめ しょうゆ豆」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、しょうゆ豆がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
しょうゆ豆はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:ヤマサ
しょうゆ豆とは?どんな食材?
しょうゆ豆は、日本の伝統的な食材の一つです。主に大豆を使用して作られ、しょうゆとの相性が良いことで知られています。豆といえば、一般的には大豆のことを指しますが、しょうゆ豆は大豆を特別な方法で加工したものです。
しょうゆ豆の特徴1:香ばしい風味
しょうゆ豆は、特殊な製法によって香ばしい風味が特徴です。大豆を炒ることで、豆の香りが引き立ちます。この香ばしさが、しょうゆとの相性を一層良くし、食欲をそそります。
しょうゆ豆の特徴2:しっかりとした食感
しょうゆ豆は、食感も特筆すべき点です。大豆を加工する際に、豆の中心までしっかりと火を通すため、豆自体が柔らかくなります。そのため、しょうゆ豆は歯ごたえがあり、噛むたびに濃厚な味わいが広がります。
しょうゆ豆の特徴3:バランスの取れた味付け
しょうゆ豆は、しょうゆを使用して味付けされています。このしょうゆの味付けは、塩味と甘味がバランスよく調和しており、食べやすくなっています。しょうゆの風味と豆の旨味が相まって、一口食べるだけで満足感を得ることができます。
以上のように、しょうゆ豆は香ばしい風味、しっかりとした食感、バランスの取れた味付けが特徴の食材です。和食をはじめ、様々な料理に利用されることがあります。ぜひ一度お試しください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はしょうゆ豆がダイエットにどう役立つか説明します!
しょうゆ豆はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:NHKきょうの料理
1. 食物繊維が豊富
しょうゆ豆は、可食部100gあたりに10.1gの食物繊維が含まれています。食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、便秘の予防や血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。また、食物繊維は満腹感をもたらし、過食を防ぐ効果もあります。そのため、しょうゆ豆を摂取することで、健康的な食事に役立つことができます。
2. カロリーが控えめ
しょうゆ豆は、可食部100gあたりに173kcalのカロリーが含まれています。このカロリーは平均的な値であり、過剰な摂取による肥満のリスクを抑えることができます。また、しょうゆ豆は低脂肪であり、脂質も控えめです。これにより、バランスの取れた食事を実現することができます。
3. 糖質が適度
しょうゆ豆は、可食部100gあたりに27.4gの糖質が含まれています。この糖質の量は普通の範囲であり、血糖値の急激な上昇を抑える効果があります。また、しょうゆ豆に含まれる糖質は、食物繊維との相乗効果により、エネルギーの吸収を緩やかにする効果もあります。そのため、糖質制限を意識している方でも、しょうゆ豆を適度に摂取することで、健康的な食事に役立てることができます。
以上のように、しょうゆ豆は食物繊維が豊富で、カロリーや糖質を適度に抑えた健康的な食材です。食物繊維の効果により腸内環境を整え、満腹感をもたらすことで過食を防ぎます。また、カロリーや糖質の摂取量を抑えることで肥満や血糖値の上昇を抑制します。これらの理由から、しょうゆ豆は健康的な食事に役立つ食材と言えます。
おすすめ:しょうゆ豆のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
しょうゆ豆に含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
特徴1: ナトリウムが多い
しょうゆ豆は、可食部100gあたりにおいて、ナトリウムが460 mgという量が含まれています。この量は「多い」とされています。ナトリウムは体内で水分のバランスを調整するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や心臓病のリスクが増える可能性があります。そのため、しょうゆ豆を摂取する際には、適度な量を守ることが重要です。
特徴2: 鉄や亜鉛が多い
しょうゆ豆には、鉄や亜鉛などの栄養素が豊富に含まれています。可食部100gあたりの鉄の量は1.9 mgであり、「多い」とされています。鉄は赤血球の生成に関与し、貧血の予防に役立つ栄養素です。また、亜鉛も免疫力の維持や傷の治りを促進するなど、様々な役割を果たしています。しょうゆ豆を食べることで、これらの栄養素を摂取することができます。
特徴3: ヨウ素やセレンなどが無い
しょうゆ豆には、ヨウ素やセレンなどの栄養素が含まれていません。これらの栄養素は、甲状腺の機能や抗酸化作用などに関与しており、体にとって重要な役割を果たしています。したがって、しょうゆ豆を摂取する際には、他の食材との組み合わせやバランスの取れた食事を心掛けることが必要です。
しょうゆ豆に含まれるビタミンを解説!
「しょうゆ豆」のビタミン含有量の特徴
ビタミンAの特徴
- レチノールやα-カロテンは含まれておらず、ビタミンAの供給源としては不足しています。
- β-カロテンやβ-カロテン当量は4 μg含まれており、普通の量と言えます。
- レチノール活性当量も0 μgであり、ビタミンAの活性形態も含まれていません。
ビタミンEの特徴
- α-トコフェロールは0.4 mg含まれており、普通の量と言えます。
- β-トコフェロールやδ-トコフェロールは含まれていません。
- γ-トコフェロールは1.6 mg含まれており、多い量と言えます。
ビタミンKの特徴
- ビタミンKは9 μg含まれており、多い量と言えます。
ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の特徴
- ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6は普通の量と言えます。
パントテン酸の特徴
- パントテン酸は0.11 mg含まれており、低い量と言えます。
なお、しょうゆ豆にはビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はしょうゆ豆の使用例としてレシピをご紹介します。
しょうゆ豆を使ったレシピ3選!
#1 しょうゆ豆乳カスタードとりんごのピザ
ピザクラスト、りんご、卵黄、薄力粉、はちみつ、豆乳、しょうゆ
しょうゆと豆乳を使った、デザートやおもてなしに最適なフルーツピザのレシピ。さわやかなりんごの酸味とコクのある豆乳カスタードが美味しい一品です。…
レシピを見る#3 香ばしい香りと食感を楽しむ♪ しょうゆ豆
そら豆[乾燥、唐辛子、砂糖、しょうゆ
このレシピは、そら豆を使った香川県の郷土料理「しょうゆ豆」の作り方です。江戸時代から伝わるレシピで、煎ったそら豆を砂糖やしょうゆで作った調味液に漬け込んでいます。…
レシピを見る最後に、しょうゆ豆の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「しょうゆ豆」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 173 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | 37.1 | g | |
└糖質 | 27.4 | g | 普通 |
└食物繊維 | 10.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 9.8 | g | 普通 |
脂質 | 0.9 | g | 低い |
「しょうゆ豆」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 50.2 | g | 普通 |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 2.0 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 1.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「しょうゆ豆」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 460 | mg | 多い |
カリウム | 280 | mg | 普通 |
カルシウム | 39 | mg | 普通 |
マグネシウム | 38 | mg | 多い |
リン | 130 | mg | 普通 |
鉄 | 1.9 | mg | 多い |
亜鉛 | 1.1 | mg | 多い |
銅 | 0.33 | mg | 多い |
マンガン | 0.43 | mg | 多い |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン | 4 | μg | 普通 |
└β-クリプトキサンチン | (0) | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 4 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.4 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 1.6 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 9 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.09 | mg | 普通 |
ナイアシン | 0.7 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.08 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.11 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
煮豆/調味液を除いたもの
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。