新着記事
  • 栄養
  • カロリー
  • 赤えんどう(ゆで)

赤えんどうのカロリーは高い?低い?カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定!

カロリー調査隊

このページでは赤えんどうのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。

赤えんどうのカロリーは129kcal(100gあたり)!これってどうなの?

赤えんどうの可食部100gあたりのカロリーは、129kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中835位です。これは多い順にすると上位52%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「平均的」です。

また、日本食品標準成分表の「豆」ジャンルので赤えんどうのカロリーを評価すると、68件中50位です。これは上位から73%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。

カロリー129Kcal
全体での評価835位 / 1592件中(上位52%…平均的
「豆」ジャンル内での評価50位 / 68件中(上位73%…低い
Character Image

赤えんどうはカロリーが平均的という評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!

なぜ赤えんどうのカロリーは平均的?なにが含まれているの?

赤えんどうのカロリーは平均的な理由



赤えんどうは、可食部100gあたり129kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「平均的」と評価されています。その理由について、以下の栄養データを参考に考えてみましょう。

糖質は普通



赤えんどうは、可食部100gあたり19.7gの糖質を含んでいます。この量は他の食材と比較して普通と言えます。糖質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎると血糖値の上昇を引き起こす可能性があります。赤えんどうの糖質量は適度であり、平均的なカロリーに寄与していると考えられます。

食物繊維は多い



赤えんどうは、可食部100gあたり7.7gの食物繊維を含んでいます。この量は他の食材と比較して多いと言えます。食物繊維は腸内環境を整えるために重要であり、便通を促進する効果もあります。赤えんどうの食物繊維の多さは、健康に良い影響を与える要素として考慮され、平均的なカロリーに寄与していると考えられます。

タンパク質は普通



赤えんどうは、可食部100gあたり9.2gのタンパク質を含んでいます。この量は他の食材と比較して普通と言えます。タンパク質は体の細胞や組織を作るために必要な栄養素であり、エネルギー源としても機能します。赤えんどうのタンパク質量は適度であり、平均的なカロリーに寄与していると考えられます。

脂質は低い



赤えんどうは、可食部100gあたり1gの脂質を含んでいます。この量は他の食材と比較して低いと言えます。脂質はエネルギー源として重要ですが、摂り過ぎると肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。赤えんどうの脂質量は控えめであり、平均的なカロリーに寄与していると考えられます。

以上の栄養データから見ると、赤えんどうはカロリーを含む栄養素が適度なバランスで含まれており、他の食材と比較して平均的なカロリーと評価される理由が明確です。赤えんどうを食事に取り入れることで、バランスの良い栄養摂取が期待できます。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「赤えんどう」のカロリー内訳

栄養素栄養素の量1グラム
あたりの
カロリー
栄養素
によるカロリー
炭水化物のうち、糖質19.7g478.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維7.7g215.4kcal
たんぱく質9.2g436.8kcal
脂質1.0g99kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

Character Image

上記が「赤えんどう」のカロリー内訳です。一番多いのは糖質で、78.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。

赤えんどうは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?

赤えんどうは、低糖質ダイエットに使える?



豆の中でも、糖質が少ないとされる「赤えんどう」について、低糖質ダイエットに使えるかどうかについて考えてみましょう。



赤えんどうの糖質量は19.7g



まず、赤えんどうの糖質量について調べてみました。赤えんどうの糖質量は19.7gです。この数値を見ると、他の豆と比べると糖質が多いことがわかります。



低糖質ダイエットに不向きな理由



赤えんどうは、低糖質ダイエットには不向きです。その理由は以下の通りです。



1. 糖質制限の効果が薄い:低糖質ダイエットでは、糖質の摂取を制限することが重要です。しかし、赤えんどうの糖質量は19.7gと比較的高いため、制限することが難しいです。



2. 血糖値の上昇が早い:赤えんどうは、消化吸収が早く、血糖値の上昇が早い特徴があります。低糖質ダイエットでは、血糖値の急激な上昇を避けることが重要なポイントですが、赤えんどうはその要件を満たしていません。



3. 栄養バランスの偏り:赤えんどうは、糖質が多いだけでなく、たんぱく質や脂質の含有量も比較的高いです。低糖質ダイエットでは、糖質を制限しつつ、たんぱく質や脂質を適切に摂取することが求められますが、赤えんどうはそのバランスを崩してしまう可能性があります。



まとめ



以上の理由から、赤えんどうは低糖質ダイエットには不向きです。糖質量が比較的高いため、制限することが難しく、血糖値の上昇も早いです。また、栄養バランスの偏りも考慮しなければなりません。低糖質ダイエットを実践する際には、他の豆や食材を選ぶことをおすすめします。

赤えんどうは、低脂質ダイエットに使える!?

赤えんどうは、低脂質ダイエットに使える?



赤えんどうは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材として知られています。



赤えんどうの脂質量は1g以下!



赤えんどうは、豆の一種でありながら、驚くべき低脂質量を持っています。実際に、赤えんどう100gあたりの脂質量は1g以下と非常に低いです。これは、低脂質ダイエットを実践している人にとっては朗報です。



赤えんどうの栄養価も高い!



赤えんどうは、低脂質だけでなく、栄養価も非常に高い食材です。赤えんどうには、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。特に、タンパク質は筋肉の合成に重要な役割を果たすため、ダイエット中の筋肉維持に役立ちます。



赤えんどうの食べ方



赤えんどうは、さまざまな料理に使うことができます。スープや煮込み料理、サラダなどに加えることで、食事のバリエーションを豊かにすることができます。また、赤えんどうは乾燥させたり、缶詰にすることもできるため、保存性も良いです。



まとめ



赤えんどうは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材です。低脂質だけでなく、栄養価も高く、さまざまな料理に使うことができます。ダイエット中の方は、赤えんどうを積極的に取り入れて、健康的な食事を楽しんでください。

Character Image

最後に、赤えんどうの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「赤えんどう」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー129Kcal平均的
炭水化物25.2g
└糖質19.7g普通
└食物繊維7.7g多い
たんぱく質9.2g普通
脂質1.0g低い

「赤えんどう」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分63.8g普通
有機酸-g無し
灰分0.8g普通
コレステロール(0)mg無し
食塩相当量0mg無し
アルコール-g無し

「赤えんどう」のビタミン・無機質等

ナトリウム1mg低い
カリウム260mg普通
カルシウム28mg普通
マグネシウム40mg多い
リン65mg普通
2.2mg多い
亜鉛1.4mg多い
0.21mg多い
マンガン-mg無し
ヨウ素0μg無し
セレン5μg多い
クロム1μg多い
モリブデン63μg多い
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン0μg無し
└β-カロテン6μg普通
└β-クリプトキサンチン1μg多い
└β-カロテン当量7μg普通
└レチノール活性当量1μg普通
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0mg無し
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール2.3mg多い
└δ-トコフェロール0.1mg多い
ビタミンK7μg多い
ビタミンB10.27mg多い
ビタミンB20.06mg普通
ナイアシン0.8mg普通
ビタミンB6Trmg無し
ビタミンB12(0)μg無し
葉酸μg無し
パントテン酸0.39mg普通
ビオチン5.7μg多い
ビタミンCTrmg無し

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

カロリー・栄養カテゴリー一覧

関連するレシピ記事