このページでは、豆のべにばないんげんを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
べにばないんげんのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはべにばないんげんの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 273 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 61.2 | g | |
└糖質 | 38.4 | g | 普通 |
└食物繊維 | 26.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 17.2 | g | 多い |
脂質 | 1.7 | g | 普通 |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、豆分類に所属する正式名称「べにばないんげん 全粒 乾」(べにばないんげん(乾))の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、べにばないんげんがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
べにばないんげんはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
べにばないんげんとは?どんな食材?
「べにばないんげん」とは、日本の伝統的な野菜であり、主に夏から秋にかけて収穫される豆の一種です。
特徴1:鮮やかな赤色
べにばないんげんは、その名前の通り、鮮やかな赤色が特徴的です。この鮮やかな色合いは、食欲をそそり、料理の彩りを豊かにしてくれます。
特徴2:甘みと豊かな風味
べにばないんげんは、他のインゲン豆と比べて甘みがあり、豊かな風味を持っています。食べると口の中で広がる甘みは、料理に深みを与えてくれます。
特徴3:栄養価の高さ
べにばないんげんには、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。これらの栄養素は、健康維持や美容効果に役立ちます。
以上のように、べにばないんげんは鮮やかな赤色、甘みと豊かな風味、栄養価の高さという3つの特徴を持つ食材です。ぜひ、さまざまな料理に取り入れて、その魅力を味わってみてください。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はべにばないんげんがダイエットにどう役立つか説明します!
べにばないんげんはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 糖質の摂取量を抑えるのに適している
べにばないんげんは、可食部100gあたりの糖質が38.4gと普通の範囲にあります。糖質は、血糖値の上昇に関係しており、過剰摂取は生活習慣病のリスクを高める可能性があります。べにばないんげんは糖質が普通の範囲に収まっているため、糖質の摂取量を抑えたい方に適しています。
2. 食物繊維の摂取量を増やすのに適している
べにばないんげんは、可食部100gあたりの食物繊維が26.7gと多いです。食物繊維は、腸内環境の改善や便通の促進に役立ちます。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事のボリュームを増やすことができます。べにばないんげんは食物繊維が多いため、食物繊維の摂取量を増やしたい方に適しています。
3. タンパク質の摂取量を補うのに適している
べにばないんげんは、可食部100gあたりのタンパク質が17.2gと多いです。タンパク質は、体の組織や筋肉の修復・合成に必要な栄養素です。また、タンパク質は食事の満腹感を高める効果もあります。べにばないんげんはタンパク質が多いため、タンパク質の摂取量を補いたい方に適しています。
おすすめ:べにばないんげんのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
べにばないんげんに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ミネラル豊富な食材
「べにばないんげん」は、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンなど、様々なミネラルを多く含んでいます。これらのミネラルは、体内の機能を正常に保つために必要な栄養素であり、健康維持に役立ちます。
2. ナトリウムが低い
「べにばないんげん」に含まれるナトリウムは1 mgと非常に低く、塩分制限をしている方や高血圧の方にも適しています。ナトリウムの摂取量を抑えることは、健康な生活を送る上で重要なポイントです。
3. ヨウ素が含まれない
「べにばないんげん」にはヨウ素が含まれていません。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に必要な栄養素であり、甲状腺の正常な機能を維持するために重要です。しかし、「べにばないんげん」にはヨウ素が含まれないため、ヨウ素を摂取するためには他の食材とのバランスを考えながら食事を摂る必要があります。
べにばないんげんに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「べにばないんげん」にはビタミンAがほとんど含まれていません。レチノールやα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンなどのビタミンAの成分はすべて0 μgであり、ほとんど含まれていないことがわかります。ただし、β-カロテン当量は4 μg含まれており、普通の量と言えます。レチノール活性当量も0 μgであり、ほとんど含まれていません。
2. ビタミンEの特徴
「べにばないんげん」にはビタミンEが含まれています。α-トコフェロールは0.1 mg含まれており、普通の量です。また、β-トコフェロールは0.1 mg、γ-トコフェロールは3.2 mg、δ-トコフェロールは0.2 mg含まれており、多い量と言えます。
3. その他のビタミンの特徴
「べにばないんげん」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンが多く含まれています。ビタミンKは8 μg、ビタミンB1は0.67 mg、ビタミンB2は0.15 mg、ナイアシンは2.5 mg、ビタミンB6は0.51 mg、パントテン酸は0.81 mg、ビオチンは8.4 μg含まれており、多い量と言えます。
以上のように、「べにばないんげん」にはビタミンAはほとんど含まれていませんが、ビタミンEやその他のビタミンは多く含まれています。ビタミンEは特にβ-トコフェロールやγ-トコフェロールの含有量が多いです。また、ビタミンKやビタミンB群も多く含まれているため、栄養面での効果が期待できます。
最後に、べにばないんげんの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「べにばないんげん」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 273 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 61.2 | g | |
└糖質 | 38.4 | g | 普通 |
└食物繊維 | 26.7 | g | 多い |
たんぱく質 | 17.2 | g | 多い |
脂質 | 1.7 | g | 普通 |
「べにばないんげん」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 15.4 | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 4.5 | g | 多い |
コレステロール | (0) | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「べにばないんげん」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 1 | mg | 低い |
カリウム | 1700 | mg | 多い |
カルシウム | 78 | mg | 多い |
マグネシウム | 190 | mg | 多い |
リン | 430 | mg | 多い |
鉄 | 5.4 | mg | 多い |
亜鉛 | 3.4 | mg | 多い |
銅 | 0.74 | mg | 多い |
マンガン | 1.50 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 1 | μg | 普通 |
クロム | 2 | μg | 多い |
モリブデン | 41 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 4 | μg | 普通 |
└レチノール活性当量 | Tr | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0.1 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 3.2 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.2 | mg | 多い |
ビタミンK | 8 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.67 | mg | 多い |
ビタミンB2 | 0.15 | mg | 多い |
ナイアシン | 2.5 | mg | 多い |
ビタミンB6 | 0.51 | mg | 多い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.81 | mg | 多い |
ビオチン | 8.4 | μg | 多い |
ビタミンC | Tr | mg | 無し |
別名: はなまめ
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。