むかでのりのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

むかでのりのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはむかでのりの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	12	Kcal	かなり低い
炭水化物	4.2	g
└糖質	Tr	g	無し
└食物繊維	4.2	g	多い
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
食塩相当量	0.6	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、藻分類に所属する正式名称「むかでのり　塩蔵　塩抜き」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、むかでのりがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

むかでのりはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

むかでのりとは？どんな食材？

「むかでのり」とは、藻の一種であり、日本の伝統的な食材です。海藻の一種であるため、海で育つことが特徴です。その名前の由来は、海藻が岩や他の海藻にくっついている様子が「むかで」と呼ばれることからきています。

むかでのりの特徴

むかでのりは、独特の風味と食感があります。海藻特有のぬめりともちもちした食感が特徴であり、そのまま食べるだけでなく、料理のアクセントとしても使用されます。また、栄養素も豊富であり、特にミネラルやビタミン、食物繊維が含まれています。

むかでのりの使い方

むかでのりは、主に和食で使用されます。寿司や巻き寿司、おにぎり、味噌汁などに使用されることが一般的です。また、サラダや和え物、麺類のトッピングとしても利用されます。そのまま食べるだけでなく、乾燥させて粉末にしたり、刻んで料理に混ぜるなど、様々な使い方があります。

むかでのりはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

「むかでのり」の栄養データから分かる健康効果

1. 低カロリーでダイエットに適している

「むかでのり」は可食部100gあたりのカロリーがわずか12kcalと非常に低いです。この低カロリーな特徴から、ダイエット中の方やカロリー制限をしている方にとって、食事のカロリーコントロールに役立つ食材と言えます。

2. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する

「むかでのり」には可食部100gあたりの食物繊維が4.2g含まれています。食物繊維は腸内環境を改善し、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を抑えることにも繋がります。そのため、ダイエットや健康維持において重要な役割を果たす食材と言えます。

3. 脂質や塩分が低く、健康的な食事に適している

「むかでのり」は可食部100gあたりの脂質が0.1gと低く、塩分が0.6gと普通です。脂質や塩分の摂り過ぎは生活習慣病のリスクを高めるため、健康的な食事には注意が必要です。この点で、「むかでのり」は健康的な食事に適していると言えます。

以上のように、「むかでのり」は低カロリーでダイエットに適しており、食物繊維の豊富さにより腸内環境を改善する効果があります。さらに、脂質や塩分が低いため、健康的な食事に適しています。これらの健康効果を考慮すると、日常の食事に「むかでのり」を取り入れることは有益であると言えます。

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むかでのりに含まれる無機質の栄養を解説！

1. カルシウムとマグネシウムが多い

「むかでのり」は、可食部100gあたりにカルシウムが85mg、マグネシウムが120mg含まれています。これは、骨や歯の形成に必要なカルシウムや、筋肉や神経の正常な働きをサポートするマグネシウムの摂取に役立ちます。

2. ナトリウムが普通レベル

「むかでのり」には、ナトリウムが220mg含まれています。この量は普通レベルとされており、適度な塩分摂取を心掛けることが重要です。過剰なナトリウム摂取は高血圧や心臓病のリスクを高める可能性があります。

3. ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが無し

「むかでのり」には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンが含まれていません。これらの栄養素は体内で僅かしか必要とされないため、他の食材から摂取する必要があります。ヨウ素は甲状腺ホルモンの合成に関与し、セレンやクロムは抗酸化作用を持ち、モリブデンは酵素の一部として働きます。そのため、これらの栄養素は他の食材とのバランスの取れた食事が重要です。

むかでのりに含まれるビタミンを解説！

「むかでのり」のビタミン含有量の特徴

「むかでのり」に含まれるビタミンの特徴を以下に述べます。

1. ビタミンA

「むかでのり」に含まれるビタミンAは、レチノールは0 μgであり、ほとんど含まれていません。しかし、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチンの含有量はそれぞれ13 μg、23 μg、0 μgとなっています。特にα-カロテンとβ-カロテンの含有量は多く、ビタミンAの補給に貢献します。

2. ビタミンK

「むかでのり」にはビタミンKが含まれており、その含有量は16 μgです。ビタミンKは血液の凝固に関与し、骨の健康維持にも役立つ栄養素です。ビタミンKの含有量が多いため、「むかでのり」はビタミンKの補給に適した食品と言えます。

3. ナイアシン

「むかでのり」にはナイアシンも多く含まれており、その含有量は16 mgです。ナイアシンはエネルギー代謝に関与し、皮膚や粘膜の健康維持にも重要な役割を果たします。ナイアシンの含有量が多いことから、「むかでのり」はナイアシンの補給にも適していると言えます。

「むかでのり」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	12	Kcal	かなり低い
炭水化物	4.2	g
└糖質	Tr	g	無し
└食物繊維	4.2	g	多い
たんぱく質	0.6	g	かなり低い
脂質	0.1	g	低い
「むかでのり」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	93.7	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	1.4	g	普通
コレステロール	2	mg	普通
食塩相当量	0.6	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「むかでのり」のビタミン・無機質等
ナトリウム	220	mg	普通
カリウム	6	mg	低い
カルシウム	85	mg	多い
マグネシウム	120	mg	多い
リン	9	mg	低い
鉄	0.8	mg	普通
亜鉛	0.1	mg	低い
銅	0.01	mg	低い
マンガン	0.41	mg	多い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	13	μg	多い
└β-カロテン	23	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	30	μg	多い
└レチノール活性当量	2	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	0	mg	無し
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	16	μg	多い
ビタミンB1	0	mg	無し
ビタミンB2	Tr	mg	無し
ナイアシン	16.0	mg	多い
ビタミンB6	0	mg	無し
ビタミンB12	0	μg	無し
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0	mg	無し
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	0	mg	無し

石灰処理したもの

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。