このページではもずくのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
もずくのカロリーは4kcal(100gあたり)!これってどうなの?
もずくの可食部100gあたりのカロリーは、4kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1568位です。これは多い順にすると上位98%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「藻」ジャンルのでもずくのカロリーを評価すると、39件中37位です。これは上位から94%に位置するカロリーで、評価は同じく「かなり低い」となります。
カロリー | 4Kcal |
全体での評価 | 1568位 / 1592件中(上位98%…かなり低い) |
「藻」ジャンル内での評価 | 37位 / 39件中(上位94%…かなり低い) |
もずくはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜもずくのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
引用元:ニッスイ
もずくのカロリーがかなり低い理由
もずくは、可食部100gあたりのカロリーが4kcalと非常に低いです。これは、以下の栄養データによるものです。
糖質がかなり低い
もずくは、可食部100gあたりの糖質が0.1gと非常に低いです。糖質はエネルギーの主要な供給源であり、多くの食材には糖質が含まれています。しかし、もずくはほとんど糖質を含んでいないため、カロリーが低い要因の一つとなっています。
食物繊維が普通
もずくは、可食部100gあたりの食物繊維が1.4gと普通です。食物繊維は消化吸収が遅く、満腹感を与える効果があります。もずくに含まれる食物繊維は、カロリーを抑える効果があり、低カロリーの食材として適しています。
タンパク質がかなり低い
もずくは、可食部100gあたりのタンパク質が0.2gとかなり低いです。タンパク質は体の構成要素として重要な栄養素であり、多くの食材にはタンパク質が含まれています。しかし、もずくはほとんどタンパク質を含んでいないため、カロリーが低い要因の一つとなっています。
脂質が低い
もずくは、可食部100gあたりの脂質が0.1gと低いです。脂質はエネルギーの重要な供給源であり、多くの食材には脂質が含まれています。しかし、もずくはほとんど脂質を含んでいないため、カロリーが低い要因の一つとなっています。
以上のように、もずくは糖質、タンパク質、脂質が非常に低いため、カロリーがかなり低くなっています。そのため、ダイエットや健康に気を使っている人にとって、もずくは優れた食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「もずく」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.1g | 4 | 0.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 1.4g | 2 | 2.8kcal |
たんぱく質 | 0.2g | 4 | 0.8kcal |
脂質 | 0.1g | 9 | 0.9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「もずく」のカロリー内訳です。一番多いのは食物繊維で、2.8kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
もずくは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:サントリー
もずくの糖質量は0.1g
もずくは、海藻の一種であり、独特の食感と風味があります。低糖質ダイエットを実践している方々にとって、糖質量が気になる食材ですよね。しかし、もずくはその糖質量が驚くほど低いことで知られています。実際に、もずく100gあたりの糖質量はわずか0.1gしかありません。これは、低糖質ダイエットを実践している方々にとって非常に魅力的な数字です。
もずくは、食物繊維が豊富
もずくは、糖質量が低いだけでなく、食物繊維も豊富に含まれています。食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、便秘の予防や血糖値の上昇を緩やかにする効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、食事の量を減らすことができます。これにより、低糖質ダイエットを実践する際にお腹いっぱい食べることができ、食事制限のストレスを軽減することができます。
もずくは、栄養価も高い
もずくは、糖質量が低いだけでなく、栄養価も非常に高い食材です。もずくには、カルシウムやマグネシウム、鉄分などのミネラルが豊富に含まれています。また、ビタミンCやビタミンKも豊富に含まれており、免疫力の向上や美肌効果にも役立ちます。さらに、もずくには、抗酸化作用があり、老化の予防や生活習慣病の予防にも効果的です。
もずくは、低糖質ダイエットに特に効果的
もずくは、糖質量が低いだけでなく、食物繊維や栄養素も豊富に含まれているため、低糖質ダイエットに特に効果的な食材と言えます。低糖質ダイエットは、血糖値の上昇を抑えることで脂肪燃焼を促進し、健康的な体重管理をサポートします。もずくを積極的に取り入れることで、満腹感を得ながら糖質摂取を抑えることができます。また、栄養価も高いため、栄養不足にもなりにくく、健康的なダイエットを実践することができます。
まとめ
もずくは、糖質量が0.1gと非常に低く、食物繊維や栄養素も豊富に含まれています。これらの特徴から、もずくは低糖質ダイエットに特に効果的な食材と言えます。低糖質ダイエットを実践している方々にとって、もずくはお腹いっぱい食べることができる満足感と栄養補給を同時に叶える優れた食材です。ぜひ、もずくを積極的に取り入れて、健康的なダイエットを実践してみてください。
もずくは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:ニッスイ
もずくの脂質含有量は0.1g
「もずく」は、海藻の一種であり、日本料理や韓国料理などでよく使われる食材です。もずくは、その特徴的な食感や風味から、多くの人々に愛されています。しかし、ダイエット中の人々にとっては、脂質の摂取量が気になる問題です。
そこで、もずくの脂質含有量を調査してみました。その結果、もずくの脂質含有量は0.1gであることがわかりました。この数値は非常に低いため、低脂質ダイエットにおいてもずくを積極的に摂取することができると言えます。
もずくは低脂質ダイエットに特に効果的
低脂質ダイエットは、脂肪の摂取量を制限することで体重を減らす方法です。脂質は高カロリーなため、摂取量を減らすことでカロリー摂取量を抑えることができます。また、脂質は体内に蓄積されやすいため、減らすことで脂肪の蓄積を防ぐことができます。
もずくは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材です。その低脂質な特性から、脂肪摂取量を抑えることができます。また、もずくには食物繊維も豊富に含まれており、満腹感を得ることができます。これにより、食事量を減らすことができ、ダイエット効果を高めることができます。
まとめ
もずくは、低脂質ダイエットに特に効果的な食材であることがわかりました。その低脂質な特性と食物繊維の豊富さから、脂肪摂取量を抑えることができるだけでなく、満腹感を得ることもできます。ダイエット中の方々にとって、もずくは健康的で効果的な選択肢となるでしょう。ぜひ、もずくを取り入れて、理想の体型を目指しましょう。
最後に、もずくの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「もずく」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 4 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 1.4 | g | |
└糖質 | 0.1 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 1.4 | g | 普通 |
たんぱく質 | 0.2 | g | かなり低い |
脂質 | 0.1 | g | 低い |
「もずく」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 97.7 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0.6 | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0.2 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「もずく」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 90 | mg | 普通 |
カリウム | 2 | mg | 低い |
カルシウム | 22 | mg | 普通 |
マグネシウム | 12 | mg | 普通 |
リン | 2 | mg | 低い |
鉄 | 0.7 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.3 | mg | 普通 |
銅 | 0.01 | mg | 低い |
マンガン | 0.03 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 180 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 180 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 15 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 14 | μg | 多い |
ビタミンB1 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0.01 | mg | 低い |
ナイアシン | Tr | mg | 無し |
ビタミンB6 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0.1 | μg | 普通 |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0 | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。