このページではくきわかめのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
くきわかめのカロリーは18kcal(100gあたり)!これってどうなの?
引用元:Nadia
くきわかめの可食部100gあたりのカロリーは、18kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1491位です。これは多い順にすると上位93%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「かなり低い」です。
また、日本食品標準成分表の「藻」ジャンルのでくきわかめのカロリーを評価すると、39件中30位です。これは上位から76%に位置するカロリーで、評価は「低い」となります。
カロリー | 18Kcal |
全体での評価 | 1491位 / 1592件中(上位93%…かなり低い) |
「藻」ジャンル内での評価 | 30位 / 39件中(上位76%…低い) |
くきわかめはカロリーがかなり低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜくきわかめのカロリーはかなり低いの?なにが含まれているの?
引用元:サントリー
なぜくきわかめのカロリーはかなり低いのか?
「くきわかめ」は、可食部100gあたり18kcalというカロリーがあり、他の食材と比較して「かなり低い」と評価されています。この理由について、以下の栄養データを参照し、説明します。
カロリーがかなり低い理由
「くきわかめ」のカロリーがかなり低い理由は、主に以下の要素によるものです。
糖質がかなり低い
「くきわかめ」の糖質は0.9gと非常に低いです。糖質はエネルギー源となるため、糖質が低い食材はカロリーも低くなります。
食物繊維が多い
「くきわかめ」には食物繊維が5.1g含まれています。食物繊維は消化吸収がゆっくりと行われるため、満腹感を与える効果があります。また、食物繊維はカロリーを抑える効果もあるため、カロリーが低い食材となっています。
タンパク質が低い
「くきわかめ」のタンパク質は1.1gと低いです。タンパク質はエネルギー源となるため、タンパク質が低い食材はカロリーも低くなります。
脂質が低い
「くきわかめ」の脂質は0.3gと低いです。脂質は高カロリーな栄養素であるため、脂質が低い食材はカロリーも低くなります。
以上の要素により、「くきわかめ」のカロリーはかなり低くなっています。そのため、ダイエットやカロリーコントロールを意識している方にとっては、優れた食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「くきわかめ」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 0.9g | 4 | 3.6kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | 5.1g | 2 | 10.2kcal |
たんぱく質 | 1.1g | 4 | 4.4kcal |
脂質 | 0.3g | 9 | 2.7kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「くきわかめ」のカロリー内訳です。一番多いのは食物繊維で、10.2kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
くきわかめは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
引用元:Eレシピ
くきわかめは、低糖質ダイエットに使える?
糖質制限が注目される中、低糖質食品の需要が高まっています。その中でも、藻類の一種である「くきわかめ」は、低糖質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。
くきわかめの糖質量はわずか0.9g
くきわかめは、糖質量がわずか0.9gと非常に低いため、糖質制限を行っている方にとって理想的な食材です。糖質制限ダイエットでは、炭水化物の摂取を控えることが重要ですが、くきわかめはその制限に適した食材と言えます。
くきわかめに含まれる栄養素
くきわかめには、糖質以外にも様々な栄養素が含まれています。特に、食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えます。また、くきわかめにはカルシウムや鉄分も含まれており、女性にとっても嬉しい食材です。
くきわかめの食べ方
くきわかめは、そのまま食べるだけでなく、さまざまな料理にも活用することができます。サラダやスープ、炒め物などに加えることで、食事のバリエーションを豊かにすることができます。また、くきわかめは食感も良く、食べ応えもありますので、満腹感を得ることができます。
まとめ
くきわかめは、低糖質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。糖質量がわずか0.9gという低さはもちろんのこと、栄養素も豊富に含まれており、健康にも良い影響を与えます。さまざまな料理に活用することで、食事のバリエーションを豊かにすることもできます。ぜひ、くきわかめを取り入れて、低糖質ダイエットをサポートしましょう。
くきわかめは、低脂質ダイエットに使える!?
引用元:DELISH KITCHEN
くきわかめは、低脂質ダイエットに使える?
藻の一種である「くきわかめ」は、低脂質ダイエットに特に効果的な食材として注目されています。その低脂質な特性から、健康志向の方やダイエット中の方にとって理想的な食材となるでしょう。
くきわかめの低脂質な特性
くきわかめは、100gあたりの脂質量が0.3gと非常に低いです。この低脂質な特性により、カロリー摂取を抑えることができ、ダイエットに適しています。また、脂質はエネルギー源となるため、低脂質の食材を摂取することで、脂肪の蓄積を防ぐことができます。
くきわかめの栄養価
くきわかめには、脂質以外にも豊富な栄養素が含まれています。たんぱく質や食物繊維、ビタミン、ミネラルなどがバランスよく含まれており、健康的な食事に欠かせない要素となっています。特に食物繊維は、腸内環境を整える効果があり、便秘の改善にも役立ちます。
くきわかめの調理方法
くきわかめは、さっと湯がいて冷水でしんなりとさせるだけで食べることができます。そのままサラダや和え物に加えることができるほか、味噌汁や煮物にも利用することができます。また、ドレッシングやポン酢をかけて食べることもおすすめです。
まとめ
くきわかめは低脂質ダイエットに特に効果的な食材であり、健康志向の方やダイエット中の方におすすめです。その低脂質な特性や栄養価の高さから、バランスの良い食事に取り入れることで、健康的な体づくりをサポートしてくれます。ぜひ、くきわかめを活用して、理想の体型を目指しましょう。
最後に、くきわかめの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「くきわかめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 18 | Kcal | かなり低い |
炭水化物 | 5.5 | g | |
└糖質 | 0.9 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 5.1 | g | 多い |
たんぱく質 | 1.1 | g | 低い |
脂質 | 0.3 | g | 低い |
「くきわかめ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 84.9 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 8.2 | g | 多い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 7.9 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「くきわかめ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 3100 | mg | 多い |
カリウム | 88 | mg | 低い |
カルシウム | 86 | mg | 多い |
マグネシウム | 70 | mg | 多い |
リン | 34 | mg | 低い |
鉄 | 0.4 | mg | 普通 |
亜鉛 | 0.1 | mg | 低い |
銅 | 0.02 | mg | 低い |
マンガン | 0.04 | mg | 普通 |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | (0) | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 56 | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 56 | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | 5 | μg | 普通 |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 33 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0.02 | mg | 低い |
ビタミンB2 | 0.02 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.1 | mg | 低い |
ビタミンB6 | Tr | mg | 無し |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.07 | mg | 低い |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。