いわのりのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

いわのりのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはいわのりの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	228	Kcal	平均的
炭水化物	39.1	g
└糖質	10.8	g	低い
└食物繊維	36.4	g	多い
たんぱく質	34.8	g	多い
脂質	0.7	g	低い
食塩相当量	5.3	mg	多い

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、藻分類に所属する正式名称「いわのり　素干し」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、いわのりがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

いわのりはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

いわのりとは？どんな食材？

いわのりは、海藻の一種であり、日本料理においてよく使われる食材です。その特徴は、独特の風味と食感にあります。いわのりは、乾燥させることで薄くて透明なシート状になり、食べやすくなります。

いわのりの特徴1：豊富なミネラル

いわのりには、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルが豊富に含まれています。これらのミネラルは、骨や歯の健康維持に役立ちます。また、いわのりには、海藻特有の成分であるフコイダンも含まれており、免疫力の向上にも寄与します。

いわのりの特徴2：風味と香り

いわのりは、独特の風味と香りを持っています。そのまま食べるだけでなく、料理に使うことで、料理全体の味を引き立てる役割も果たします。特に、寿司やおにぎりなどの和食には欠かせない存在です。

いわのりの特徴3：栄養価の高さ

いわのりは、低カロリーでありながら栄養価が高い食材です。タンパク質や食物繊維も含まれており、満腹感を与える効果もあります。また、ビタミンB群やビタミンCも含まれており、美肌効果や疲労回復にも役立ちます。

いわのりは、日本料理を彩る重要な食材の一つです。その特徴的な風味と栄養価の高さから、健康的な食事を心掛ける方にとってはおすすめの食材です。ぜひ、いわのりを使った料理を楽しんでみてください。

いわのりはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 食物繊維が豊富で腸内環境を改善する

「いわのり」は食物繊維が豊富に含まれています。可食部100gあたりの食物繊維の量は36.4gと多く、腸内環境を改善する効果が期待できます。食物繊維は腸内で水分を吸収し、腸の蠕動運動を活発にするため、便通を促進し便秘の予防に役立ちます。また、腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果もあります。食物繊維が豊富な「いわのり」は健康的な食事に取り入れることで、腸の健康をサポートします。

2. タンパク質が多く筋肉の形成に役立つ

「いわのり」にはタンパク質が多く含まれています。可食部100gあたりのタンパク質の量は34.8gと多く、筋肉の形成に役立ちます。タンパク質は身体の組織や筋肉の材料となり、筋肉の修復や増強に重要な役割を果たします。特に運動をしている方や筋肉量を増やしたい方にとって、「いわのり」は良質なタンパク源となります。健康的な食事に「いわのり」を取り入れることで、筋肉の形成や健康維持に貢献します。

3. カロリーが低くダイエットに適している

「いわのり」はカロリーが低い食材です。可食部100gあたりのカロリーは228kcalと平均的な値です。低カロリーなため、ダイエット中の方やカロリーコントロールをしている方にとっては嬉しい食材です。また、糖質も10.8gと低く、血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。健康的な食事に「いわのり」を取り入れることで、満腹感を得ながらカロリーコントロールをすることができます。ダイエットや健康維持に役立つ食材として「いわのり」を活用しましょう。

おすすめ：いわのりのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

いわのりに含まれる無機質の栄養を解説！

1. 多くの無機質栄養素を含んでいる

「いわのり」はナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンといった多くの無機質栄養素を豊富に含んでいます。特に、ナトリウムやカリウム、カルシウムの含有量が多いことがわかります。これらの栄養素は体内の機能に重要な役割を果たし、健康維持に欠かせないものです。

2. ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンが含まれていない

「いわのり」にはヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった栄養素が含まれていません。これらの栄養素は体内の代謝や免疫機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、「いわのり」を摂取する際には、他の食材からこれらの栄養素を補う必要があります。

3. 鉄やマンガンの含有量が多い

「いわのり」には鉄やマンガンといった栄養素が多く含まれています。鉄は赤血球の形成や酸素の運搬に関与し、マンガンは酵素の働きをサポートする役割を果たしています。これらの栄養素は体内の代謝やエネルギー生産に欠かせないものであり、健康的な生活を送る上で重要です。

以上のように、「いわのり」は多くの無機質栄養素を含んでおり、特にナトリウムやカリウム、カルシウムの含有量が多いことが特徴です。一方で、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンが含まれていないため、これらの栄養素は他の食材から摂取する必要があります。また、鉄やマンガンの含有量も多いため、これらの栄養素を補うためにも「いわのり」を積極的に摂取することが推奨されます。

いわのりに含まれるビタミンを解説！

1. ビタミンAの特徴

「いわのり」に含まれるビタミンAは、レチノールは含まれていませんが、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。これらの成分は、視力の維持や皮膚の健康に関与しており、特にβ-カロテンは抗酸化作用も持っています。

2. ビタミンEの特徴

「いわのり」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが多く含まれています。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の酸化ストレスから守る効果があります。また、免疫機能の維持にも関与しています。

3. その他のビタミンの特徴

「いわのり」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸、ビタミンCも多く含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝や神経伝達物質の合成、免疫機能の維持などに関与しています。

ビタミンD、葉酸、ビオチンは「いわのり」には含まれていないことに注意してください。

ビタミン含有量のデータを送付いたします。

「いわのり」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	228	Kcal	平均的
炭水化物	39.1	g
└糖質	10.8	g	低い
└食物繊維	36.4	g	多い
たんぱく質	34.8	g	多い
脂質	0.7	g	低い
「いわのり」のその他栄養情報
廃棄率	0	%	特になし
水分	8.4	g	低い
有機酸	-	g	無し
灰分	17.0	g	多い
コレステロール	30	mg	普通
食塩相当量	5.3	mg	多い
アルコール	-	g	無し
「いわのり」のビタミン・無機質等
ナトリウム	2100	mg	多い
カリウム	4500	mg	多い
カルシウム	86	mg	多い
マグネシウム	340	mg	多い
リン	530	mg	多い
鉄	48.0	mg	多い
亜鉛	2.3	mg	多い
銅	0.39	mg	多い
マンガン	1.58	mg	多い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	(0)	μg	無し
└α-カロテン	3600	μg	多い
└β-カロテン	25000	μg	多い
└β-クリプトキサンチン	1900	μg	多い
└β-カロテン当量	28000	μg	多い
└レチノール活性当量	2300	μg	多い
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	4.2	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	1700	μg	多い
ビタミンB1	0.57	mg	多い
ビタミンB2	2.07	mg	多い
ナイアシン	5.4	mg	多い
ビタミンB6	0.38	mg	多い
ビタミンB12	69.4	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.71	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	3	mg	多い

すき干ししたもの

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。