新着記事
  • 栄養
  • カロリー
  • てんぐさ

てんぐさのカロリー・栄養を徹底解説!糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

カロリー調査隊

このページでは、藻のてんぐさを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。

てんぐさのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!

まずはてんぐさの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー194Kcal平均的
炭水化物53.8g
└糖質6.5g低い
└食物繊維47.3g多い
たんぱく質16.1g多い
脂質1.0g低い
食塩相当量4.8mg多い

データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、藻分類に所属する正式名称「てんぐさ 素干し」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、てんぐさがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!

てんぐさはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介

てんぐさとは?どんな食材?


てんぐさとは、日本の伝統的な食材の一つです。主に藻の一種であり、海藻の仲間に分類されます。その名前の由来は、藻の形が天狗の髪のように見えることからきています。

てんぐさの特徴


てんぐさは、独特の食感と風味があります。細長い形状で、表面には細かな突起があります。食べると、歯ごたえがありながらも柔らかく、口の中でほどけていく感じがあります。また、海の香りがほんのりと広がります。

てんぐさの使い方


てんぐさは、主に和食の料理で使用されます。和え物や煮物、酢の物などに使われることが多く、その独特の食感と風味が料理にアクセントを加えます。また、てんぐさは栄養価も高く、食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富に含まれています。

まとめ


てんぐさは、日本の伝統的な食材であり、海藻の一種です。独特の食感と風味があり、和食の料理によく使用されます。栄養価も高く、健康にも良い食材です。ぜひ、てんぐさを使った料理を楽しんでみてください。
Character Image

ざっくり説明するとこんな感じです!次はてんぐさがダイエットにどう役立つか説明します!

てんぐさはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!

1. 糖質が低いため、血糖値の上昇を抑える効果がある


「てんぐさ」は糖質が6.5gと低いため、血糖値の上昇を抑える効果が期待できます。糖質の摂取が過剰になると、血糖値が急激に上昇し、インスリンの分泌が増えることで脂肪の蓄積が進みます。しかし、「てんぐさ」の糖質は低いため、血糖値の上昇を抑えることができ、体脂肪の増加を抑制することができます。

2. 食物繊維が多いため、腸内環境の改善に役立つ


「てんぐさ」には食物繊維が47.3g含まれており、非常に多いです。食物繊維は腸内環境を改善する効果があり、便通の改善や便秘の予防に役立ちます。また、食物繊維は腸内の善玉菌の増加を促し、免疫力の向上や生活習慣病の予防にも効果があります。そのため、「てんぐさ」の摂取は健康的な腸内環境を維持するために役立ちます。

3. タンパク質が多く含まれており、筋肉の合成に貢献する


「てんぐさ」にはタンパク質が16.1g含まれており、多いです。タンパク質は筋肉の合成に必要な栄養素であり、適切な摂取が筋肉の成長や修復に貢献します。特に運動を行う方や高齢者にとっては、筋肉量の維持や増加が重要となります。そのため、「てんぐさ」の摂取は健康的な筋肉の合成に役立つ食材と言えます。

以上のように、「てんぐさ」は糖質が低く、食物繊維やタンパク質が多いため、血糖値の上昇を抑える効果や腸内環境の改善、筋肉の合成に貢献する効果があります。健康的な食事に取り入れることで、バランスの取れた栄養摂取や体の健康維持に役立つでしょう。

おすすめてんぐさのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!

てんぐさに含まれる無機質の栄養を解説!

「てんぐさ」の特徴



「てんぐさ」は、無機質栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。

1. ミネラルが豊富


「てんぐさ」は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンなど、さまざまなミネラルを含んでいます。特に、カリウムやマグネシウムの含有量が多く、体内のミネラルバランスを整えるのに役立ちます。

2. ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンが含まれない


「てんぐさ」には、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといったミネラルは含まれていません。これらのミネラルは、体内のさまざまな機能に関与しており、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。そのため、「てんぐさ」を摂取する際には、他の食材とのバランスを考える必要があります。

3. ナトリウムの含有量が高い


「てんぐさ」には、ナトリウムが1900 mg含まれています。ナトリウムは体内の水分バランスや神経伝達物質の働きに関与していますが、摂りすぎると高血圧や体液の異常増加の原因となる可能性があります。そのため、「てんぐさ」を摂取する際には、適量を守ることが重要です。

以上のように、「てんぐさ」はミネラルが豊富であり、特にカリウムやマグネシウムの含有量が多い食材です。しかし、ヨウ素やセレン、クロム、モリブデンは含まれていないため、他の食材とのバランスを考えながら摂取する必要があります。また、ナトリウムの含有量が高いため、適量を守ることが大切です。

てんぐさに含まれるビタミンを解説!

1. ビタミンAの特徴


「てんぐさ」に含まれるビタミンAは、レチノールは含まれておらず、代わりにα-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量、レチノール活性当量が多く含まれています。特にα-カロテンとβ-カロテンの含有量が多いことが特徴です。

2. ビタミンEの特徴


「てんぐさ」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが普通の量含まれていますが、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれていません。したがって、ビタミンEの含有量はあまり多くない特徴があります。

3. その他のビタミンの特徴


「てんぐさ」にはビタミンK、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、ビタミンB12、パントテン酸が含まれています。特にビタミンK、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB12の含有量が多いことが特徴です。一方、ビタミンD、葉酸、ビオチン、ビタミンCは含まれていません。

Character Image

最後に、てんぐさの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。

「てんぐさ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)

カロリー194Kcal平均的
炭水化物53.8g
└糖質6.5g低い
└食物繊維47.3g多い
たんぱく質16.1g多い
脂質1.0g低い

「てんぐさ」のその他栄養情報

廃棄率0%特になし
水分15.2g低い
有機酸-g無し
灰分13.9g多い
コレステロール51mg多い
食塩相当量4.8mg多い
アルコール-g無し

「てんぐさ」のビタミン・無機質等

ナトリウム1900mg多い
カリウム3100mg多い
カルシウム230mg多い
マグネシウム1100mg多い
リン180mg多い
6.0mg多い
亜鉛3.0mg多い
0.24mg多い
マンガン0.63mg多い
ヨウ素-μg無し
セレン-μg無し
クロム-μg無し
モリブデン-μg無し
ビタミンA
└レチノール(0)μg無し
└α-カロテン130μg多い
└β-カロテン130μg多い
└β-クリプトキサンチン13μg多い
└β-カロテン当量200μg多い
└レチノール活性当量17μg普通
ビタミンD(0)μg無し
ビタミンE
└α-トコフェロール0.2mg普通
└β-トコフェロール0mg無し
└γ-トコフェロール0mg無し
└δ-トコフェロール0mg無し
ビタミンK730μg多い
ビタミンB10.08mg普通
ビタミンB20.83mg多い
ナイアシン2.2mg多い
ビタミンB60.08mg普通
ビタミンB120.5μg多い
葉酸μg無し
パントテン酸0.29mg普通
ビオチン-μg無し
ビタミンCTrmg無し

別名: まくさ(和名)

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。

カロリー・栄養カテゴリー一覧