こういかのカロリー・栄養を徹底解説！糖質・タンパク質・脂質量からダイエット適正も判断

こういかのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら！

まずはこういかの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。

カロリー	64	Kcal	低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.1	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	14.9	g	多い
脂質	1.3	g	低い
食塩相当量	0.7	mg	普通

データは「日本食品標準成分表（八訂）増補2023年」より、魚分類に所属する正式名称「＜いか・たこ類＞　（いか類）　こういか　生」の値を表示。評価（普通、低い、多い等）は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。

このページでは引き続き、こういかがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています！

こういかはどんな食材？用途や使い道をざっくり紹介

こういかとは？どんな食材？

「こういか」とは、日本語で「コウイカ」とも呼ばれる、イカの一種です。こういかは、日本海や東シナ海など、日本近海でよく捕れる魚です。形状は細長く、体色は透明であり、触手が特徴的な姿をしています。

こういかの特徴

こういかは、体長が約15〜20センチメートル程度で、小型のイカとして知られています。体は柔らかく、触手は長く伸びています。触手には吸盤が付いており、これを使って餌を捕まえたり、移動したりします。

こういかの食材としての特徴

こういかは、食材として非常に人気があります。その理由は、その柔らかい食感と独特の風味にあります。こういかは、生のまま刺身として食べることができるほか、焼いたり煮たりすることもできます。

こういかの料理例

こういかを使用した料理としては、イカの刺身やイカの塩辛、イカの煮物、イカの唐揚げなどがあります。また、こういかは寿司ネタとしても使われることがあります。その他にも、こういかの身を使ったパスタやリゾットなど、様々な料理に活用することができます。

まとめ

こういかは、日本近海でよく捕れる小型のイカです。柔らかい食感と独特の風味が特徴で、刺身や煮物など様々な料理に使われます。その美味しさを味わってみてください。

こういかはダイエットに役立つ？カロリーや炭水化物を徹底評価！

1. 低カロリーであるためダイエットに適している

「こういか」は可食部100gあたり64kcalという低カロリーな食材です。ダイエット中の方やカロリー摂取を気にする方にとって、こういかは優れた選択肢となります。低カロリーながらも、十分な栄養素を含んでいるため、健康的な食事に取り入れることができます。

2. 炭水化物や糖質がかなり低いため血糖値の上昇を抑えられる

こういかには炭水化物が0.1g、糖質が4.1gという低い値があります。炭水化物や糖質の摂取が気になる方にとっては、こういかは血糖値の上昇を抑える助けとなります。血糖値の急激な上昇を抑えることで、インスリンの分泌をコントロールし、健康な体を維持することができます。

3. タンパク質が多く含まれているため筋肉の形成に役立つ

こういかには可食部100gあたり14.9gのタンパク質が含まれています。タンパク質は筋肉の形成に不可欠な栄養素であり、適切な摂取が重要です。こういかのタンパク質の摂取により、筋肉の修復や成長を促進することができます。特に運動を行っている方や筋力をつけたい方にとって、こういかは優れた食材となります。

おすすめ：こういかのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください！

こういかに含まれる無機質の栄養を解説！

「こういか」の特徴

「こういか」の栄養データを見ると、以下の3つの特徴があります。

1. ナトリウムやマグネシウム、リンなどの無機質栄養素が多い

「こういか」はナトリウム、マグネシウム、リンなどの無機質栄養素が豊富に含まれています。特にナトリウムやマグネシウムは多く含まれており、これらの栄養素は体内の機能維持に重要な役割を果たしています。

2. 鉄やヨウ素、セレンなどの微量栄養素も多く含まれている

「こういか」には鉄やヨウ素、セレンなどの微量栄養素も多く含まれています。これらの栄養素は体内の代謝や免疫機能の維持に必要な成分であり、バランスの取れた食事には欠かせません。

3. カルシウムやマンガンなどの栄養素は普通程度に含まれている

一方で、「こういか」に含まれるカルシウムやマンガンなどの栄養素は普通程度に含まれています。これらの栄養素も体内の骨や歯の形成に関与しており、適切な量を摂取することが大切です。

こういかに含まれるビタミンを解説！

ビタミンA

「こういか」に含まれるビタミンAの特徴は以下の通りです。

1. レチノールの含有量が5 μgで多いです。
2. α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテン当量は0 μgであり、含まれていません。
3. レチノール活性当量の含有量が5 μgで、普通です。

ビタミンE

「こういか」に含まれるビタミンEの特徴は以下の通りです。

1. α-トコフェロールの含有量が2.2 mgで多いです。
2. β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは0 mgであり、含まれていません。

その他のビタミン含有量

「こういか」に含まれるその他のビタミンの特徴は以下の通りです。

- ビタミンB1の含有量は0.03 mgで普通です。
- ビタミンB2の含有量は0.05 mgで普通です。
- ナイアシンの含有量は1.3 mgで普通です。
- ビタミンB6の含有量は0.06 mgで普通です。
- ビタミンB12の含有量は1.4 μgで多いです。
- パントテン酸の含有量は0.52 mgで普通です。
- ビオチンの含有量は1.6 μgで普通です。
- ビタミンCの含有量は1 mgで普通です。

なお、「こういか」にはビタミンD、ビタミンK、葉酸は含まれていません。

「こういか」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	64	Kcal	低い
炭水化物	0.1	g
└糖質	4.1	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	14.9	g	多い
脂質	1.3	g	低い
「こういか」のその他栄養情報
廃棄率	35	%	特になし
水分	83.4	g	多い
有機酸	-	g	無し
灰分	1.3	g	普通
コレステロール	210	mg	多い
食塩相当量	0.7	mg	普通
アルコール	-	g	無し
「こういか」のビタミン・無機質等
ナトリウム	280	mg	多い
カリウム	220	mg	普通
カルシウム	17	mg	普通
マグネシウム	48	mg	多い
リン	170	mg	多い
鉄	0.1	mg	低い
亜鉛	1.5	mg	多い
銅	0.45	mg	多い
マンガン	0.02	mg	普通
ヨウ素	4	μg	多い
セレン	23	μg	多い
クロム	0	μg	無し
モリブデン	0	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	5	μg	多い
└α-カロテン	Tr	μg	無し
└β-カロテン	Tr	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	Tr	μg	無し
└レチノール活性当量	5	μg	普通
ビタミンD	(0)	μg	無し
ビタミンE
└α-トコフェロール	2.2	mg	多い
└β-トコフェロール	Tr	mg	無し
└γ-トコフェロール	Tr	mg	無し
└δ-トコフェロール	Tr	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.03	mg	普通
ビタミンB2	0.05	mg	普通
ナイアシン	1.3	mg	普通
ビタミンB6	0.06	mg	普通
ビタミンB12	1.4	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	0.52	mg	普通
ビオチン	1.6	μg	普通
ビタミンC	1	mg	普通

別名： すみいか／廃棄部位： 内臓等

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。