このページでは、油の綿実油を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
綿実油のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは綿実油の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 883 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 3.4 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 100 | g | 多い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、油分類に所属する正式名称「(植物油脂類) 綿実油」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、綿実油がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
綿実油はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
綿実油とは?どんな食材?
綿実油は、綿実から抽出される食用油のことです。綿実は、綿花の実の中にある種子を指します。この種子から抽出される油が綿実油です。
1. 健康に良い食材
綿実油は、健康に良い食材として知られています。その理由は、綿実油には多くの栄養素が含まれているからです。例えば、ビタミンEや不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、これらは健康維持に重要な役割を果たします。
2. 高温調理に適した油
綿実油は、高温調理に適した油としても利用されています。綿実油は、その耐熱性によって、揚げ物や炒め物などの加熱調理に適しています。また、綿実油は中性の味わいを持っており、料理の風味を損なわずに調理することができます。
3. 食材の組み合わせによる幅広い使い方
綿実油は、その特徴的な味わいから、さまざまな料理に活用することができます。例えば、サラダドレッシングやマヨネーズの材料として使用することで、風味を引き立てることができます。また、パンやクッキーの材料としても利用され、香り豊かな味わいをもたらします。
以上のように、綿実油は健康に良い食材であり、高温調理にも適しています。さらに、その特徴的な味わいを活かして、幅広い料理に使用することができます。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は綿実油がダイエットにどう役立つか説明します!
綿実油はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
1. 綿実油はエネルギー源として優れています
綿実油は100gあたり883kcalのカロリーを含んでいます。この高いカロリー量は、体に必要なエネルギーを補給するために役立ちます。特に、運動やハードな仕事をする人にとって、綿実油は貴重なエネルギー源となります。
2. 綿実油は糖質が少なく、食物繊維がないため血糖値の上昇を抑える効果があります
綿実油は糖質がほとんど含まれておらず、食物繊維もありません。このため、綿実油を摂取することで血糖値の上昇を抑えることができます。特に糖尿病や血糖値の管理が必要な人にとって、綿実油は健康的な食事の一部となります。
3. 綿実油は脂質が多く、体に必要な栄養素を摂取することができます
綿実油は100gあたり100gの脂質を含んでいます。脂質は体に必要な栄養素の一つであり、エネルギー源としても重要です。綿実油に含まれる脂質は、体の機能を維持するために必要なビタミンやミネラルの吸収を助ける役割も果たします。適量の綿実油を摂取することで、健康的な食事を実現することができます。
おすすめ:綿実油のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
綿実油に含まれる無機質の栄養を解説!
綿実油の特徴
綿実油は、無機質栄養データを見ると、以下のような特徴があります。
1. 無機質栄養素がほとんど含まれていない
綿実油は、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、クロム、モリブデンといった無機質栄養素がほとんど含まれていません。これらの栄養素は、体内の機能を維持するために必要な栄養素であり、不足すると健康に影響を及ぼす可能性があります。しかし、綿実油はこれらの栄養素をほとんど含まないため、その点では栄養価が低いと言えます。
2. ナトリウムやカリウムを制限する必要がある人に適している
綿実油は、ナトリウムやカリウムをほとんど含まないため、これらの栄養素を制限する必要がある人にとっては適しています。例えば、高血圧や腎臓疾患を持つ人は、ナトリウムやカリウムの摂取量を制限する必要があります。そのような場合には、綿実油を使用することで、これらの栄養素の摂取を制御することができます。
3. 他の栄養素に注目が必要
綿実油は無機質栄養素がほとんど含まれていないため、他の栄養素に注目する必要があります。例えば、綿実油は脂質の一種であり、エネルギー源として利用されます。そのため、摂取する際には脂質のバランスを考慮する必要があります。また、綿実油にはビタミンEが含まれていることもありますので、その点にも注目することが重要です。
以上のように、綿実油は無機質栄養素がほとんど含まれていないため、栄養価が低いと言えます。しかし、ナトリウムやカリウムを制限する必要がある人にとっては適しており、他の栄養素にも注目する必要があります。
綿実油に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEの含有量が非常に多い
「綿実油」にはビタミンEの各種類が豊富に含まれています。特にα-トコフェロール、γ-トコフェロールの含有量が多く、それぞれ28 mgと27 mgです。ビタミンEは抗酸化作用があり、細胞の老化や酸化ストレスから身体を守る効果があります。
2. ビタミンKの含有量が多い
「綿実油」にはビタミンKも多く含まれています。ビタミンKは血液凝固に関与する重要な栄養素であり、骨の健康維持にも役立ちます。綿実油のビタミンK含有量は29 μgとなっており、十分な量を摂取することができます。
3. 他のビタミンは含まれていない
「綿実油」にはビタミンA・ビタミンD・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6・ビタミンB12・葉酸・パントテン酸・ビオチン・ビタミンCは含まれていません。したがって、これらのビタミンを摂取するためには他の食品から補う必要があります。
最後に、綿実油の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「綿実油」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 883 | Kcal | 高い |
炭水化物 | 0 | g | |
└糖質 | 3.4 | g | かなり低い |
└食物繊維 | 0 | g | 無し |
たんぱく質 | 0 | g | 無し |
脂質 | 100 | g | 多い |
「綿実油」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 0 | g | 無し |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 0 | g | 無し |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「綿実油」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 0 | mg | 無し |
カリウム | 0 | mg | 無し |
カルシウム | 0 | mg | 無し |
マグネシウム | 0 | mg | 無し |
リン | 0 | mg | 無し |
鉄 | 0 | mg | 無し |
亜鉛 | 0 | mg | 無し |
銅 | 0 | mg | 無し |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | - | μg | 無し |
セレン | - | μg | 無し |
クロム | - | μg | 無し |
モリブデン | - | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | (0) | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 28.0 | mg | 多い |
└β-トコフェロール | 0.3 | mg | 多い |
└γ-トコフェロール | 27.0 | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | 0.4 | mg | 多い |
ビタミンK | 29 | μg | 多い |
ビタミンB1 | 0 | mg | 無し |
ビタミンB2 | 0 | mg | 無し |
ナイアシン | 0 | mg | 無し |
ビタミンB6 | (0) | mg | 無し |
ビタミンB12 | (0) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0) | mg | 無し |
ビオチン | - | μg | 無し |
ビタミンC | (0) | mg | 無し |
試料: 精製油/(100 g:109mL、100 mL:92g)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。