やまめのカロリーは高い？低い？カロリーの内訳を理解してダイエットに役立てよう。糖質制限や低脂質などダイエットメニューに適しているかも判定！

やまめのカロリーは110kcal（100gあたり）！これってどうなの？

やまめの可食部100gあたりのカロリーは、110kcalです。

このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中919位です。これは多い順にすると上位57％に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「やや低い」です。

また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのでやまめのカロリーを評価すると、296件中156位です。これは上位から52％に位置するカロリーで、評価は「平均的」となります。

カロリー	110Kcal
全体での評価	919位 / 1592件中（上位57％…やや低い）
「魚」ジャンル内での評価	156位 / 296件中（上位52％…平均的）

なぜやまめのカロリーはやや低いの？なにが含まれているの？

やまめのカロリーはなぜやや低いのか？

やまめは、可食部100gあたり110kcalのカロリーを持ち、他の食材と比較して「やや低い」と評価されています。この理由について、以下の栄養データを参照して考察してみましょう。

糖質がかなり低い

やまめに含まれる糖質は、可食部100gあたり4.2gと「かなり低い」量です。糖質が少ないため、エネルギー源としてのカロリーも低くなります。このことが、やまめのカロリーがやや低い理由の一つと考えられます。

食物繊維は無し

やまめには食物繊維が含まれておらず、可食部100gあたり0gです。食物繊維は消化に時間がかかり、満腹感を与えるため、カロリーを抑える効果があります。食物繊維が無いため、やまめのカロリーがやや低い要因となっていると言えます。

タンパク質が多い

やまめには、可食部100gあたり18.4gのタンパク質が含まれています。タンパク質は体の成長や修復に必要な栄養素であり、エネルギー源としても使われます。タンパク質の含有量が多いため、やまめのカロリーがやや低いと評価されているのです。

脂質は普通

やまめに含まれる脂質は、可食部100gあたり4.3gで「普通」の量です。脂質はカロリーの主要な供給源であり、摂りすぎるとカロリーが高くなります。やまめの脂質量は普通の範囲内であるため、カロリーがやや低い要因とは言えません。

以上の栄養データから、やまめのカロリーがやや低い理由は、糖質がかなり低く、食物繊維が無く、タンパク質が多いことによるものと考えられます。これらの要素が組み合わさることで、やまめはカロリーを抑えながらも栄養を摂取することができる食材と言えます。

それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。

「やまめ」のカロリー内訳
栄養素	栄養素の量	1グラム あたりの カロリー	栄養素 によるカロリー
炭水化物のうち、糖質	4.2g	4	16.8kcal
炭水化物のうち、食物繊維	(0)g	2	0kcal
たんぱく質	18.4g	4	73.6kcal
脂質	4.3g	9	38.7kcal

※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。

やまめは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える！？

やまめは、低糖質ダイエットに使える？

やまめは、魚の一種ですが、その糖質量は4.2gとなっています。そのため、やまめは低糖質ダイエットに少し効果的と言えます。

やまめの糖質量は4.2g

やまめは、他の魚と比べても糖質量が低いです。一般的な魚の糖質量は0gから1g程度ですが、やまめはその中でも低い方に位置しています。糖質を制限することで体重を減らすことが目的の低糖質ダイエットにおいては、やまめは適した食材と言えます。

やまめの栄養価

やまめには、糖質以外にも様々な栄養素が含まれています。たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、健康維持に役立つ食材としても注目されています。また、やまめにはオメガ-3脂肪酸も含まれており、心臓病の予防にも効果的とされています。

やまめの調理方法

やまめは、さまざまな調理方法で楽しむことができます。焼き魚や煮物、刺身など、好みやシーンに合わせて調理方法を選ぶことができます。また、やまめは比較的脂がのっているため、そのまま食べても美味しくいただけます。

まとめ

やまめは、糖質量が4.2gと低く、低糖質ダイエットに少し効果的な食材です。また、栄養価も高く、健康維持にも役立つ食材として注目されています。さまざまな調理方法で楽しむことができるため、飽きずに続けることができるでしょう。やまめを上手に取り入れながら、健康的な生活を送りましょう。

やまめは、低脂質ダイエットに使える！？

やまめは、低脂質ダイエットに使える？

魚の中でも、やまめは低脂質な魚として知られています。ただし、低脂質ダイエットにおいては、やまめはどちらかというと不向きな食材と言えるでしょう。その理由を詳しく見ていきましょう。

やまめの脂質量は控えめ

やまめは、100gあたりの脂質量が4.3gという比較的控えめな数値です。一般的な魚と比べると、脂質の含有量は少ないと言えます。そのため、低脂質ダイエットを行いたい方にとって、やまめは一定の選択肢となるかもしれません。

やまめは他の魚に比べて脂質が多い

しかし、他の魚と比べると、やまめの脂質量は多いと言えます。例えば、白身魚の代表であるタイやヒラメの脂質量は1g以下であり、さらに低脂質です。そのため、低脂質ダイエットを重視する方にとっては、やまめよりもタイやヒラメを選ぶ方が良いでしょう。

やまめの栄養価には注意が必要

また、やまめは脂質だけでなく、他の栄養価にも注意が必要です。やまめには、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。一方で、カロリーもやや高めです。そのため、低カロリーを目指す方にとっては、やまめは適していないかもしれません。

まとめ

やまめは低脂質ダイエットにどちらかというと不向きな食材ですが、脂質の量は控えめです。他の魚と比べると脂質が多いため、低脂質ダイエットを重視する方には、他の魚を選ぶことをおすすめします。また、やまめには栄養価も豊富に含まれていますが、カロリーもやや高めです。低カロリーを目指す方にとっては、他の食材を選ぶ方が良いでしょう。

「やまめ」の主な栄養情報(可食部100gあたり)
カロリー	110	Kcal	やや低い
炭水化物	0.3	g
└糖質	4.2	g	かなり低い
└食物繊維	(0)	g	無し
たんぱく質	18.4	g	多い
脂質	4.3	g	普通
「やまめ」のその他栄養情報
廃棄率	45	%	特になし
水分	75.6	g	普通
有機酸	-	g	無し
灰分	1.4	g	普通
コレステロール	65	mg	多い
食塩相当量	0.1	mg	低い
アルコール	-	g	無し
「やまめ」のビタミン・無機質等
ナトリウム	50	mg	普通
カリウム	420	mg	多い
カルシウム	85	mg	多い
マグネシウム	28	mg	普通
リン	280	mg	多い
鉄	0.5	mg	普通
亜鉛	0.8	mg	普通
銅	0.04	mg	普通
マンガン	0.01	mg	低い
ヨウ素	-	μg	無し
セレン	-	μg	無し
クロム	-	μg	無し
モリブデン	-	μg	無し
ビタミンA
└レチノール	15	μg	多い
└α-カロテン	-	μg	無し
└β-カロテン	-	μg	無し
└β-クリプトキサンチン	-	μg	無し
└β-カロテン当量	Tr	μg	無し
└レチノール活性当量	15	μg	普通
ビタミンD	8	μg	多い
ビタミンE
└α-トコフェロール	2.2	mg	多い
└β-トコフェロール	0	mg	無し
└γ-トコフェロール	0	mg	無し
└δ-トコフェロール	0	mg	無し
ビタミンK	(0)	μg	無し
ビタミンB1	0.15	mg	多い
ビタミンB2	0.16	mg	多い
ナイアシン	3.8	mg	多い
ビタミンB6	0.22	mg	多い
ビタミンB12	6.6	μg	多い
葉酸		μg	無し
パントテン酸	1.48	mg	多い
ビオチン	-	μg	無し
ビタミンC	3	mg	多い

別名： やまべ／廃棄部位： 頭部、内臓、骨、ひれ等（三枚下ろし）

※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr（微量）の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。