このページではすけとうだらのカロリーを徹底解説。ダイエット経験者による判定のほか、令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとにカロリーの内訳、ダイエットに使える他の食材などを提案しています。ぜひ見てくださいね。
すけとうだらのカロリーは72kcal(100gあたり)!これってどうなの?
すけとうだらの可食部100gあたりのカロリーは、72kcalです。
このカロリーは、「日本食品標準成分表」のなかで多い順にランキングした場合、1592件中1132位です。これは多い順にすると上位71%に位置するカロリーで、他食材と比較したときの評価は「低い」です。
また、日本食品標準成分表の「魚」ジャンルのですけとうだらのカロリーを評価すると、296件中261位です。これは上位から88%に位置するカロリーで、評価は「かなり低い」となります。
カロリー | 72Kcal |
全体での評価 | 1132位 / 1592件中(上位71%…低い) |
「魚」ジャンル内での評価 | 261位 / 296件中(上位88%…かなり低い) |
すけとうだらはカロリーが低いという評価になりましたが、なぜこの評価なのでしょうか。次に解説から、カロリーを構成する内訳を理解していきましょう!
なぜすけとうだらのカロリーは低いの?なにが含まれているの?
「すけとうだら」のカロリーは低い理由
「すけとうだら」は、可食部100gあたりのカロリーが72kcalと「低い」と評価されています。その理由を以下の栄養データから考えてみましょう。
糖質がかなり低い
「すけとうだら」の可食部100gあたりの糖質は2.6gで、「かなり低い」と評価されています。糖質が少ないため、エネルギー源としてのカロリーも低くなります。
食物繊維は無し
「すけとうだら」には食物繊維が含まれていません。食物繊維は消化を助けるために必要な栄養素ですが、その分カロリーも増えてしまいます。食物繊維が無いため、カロリーが低いと言えます。
タンパク質が多い
「すけとうだら」の可食部100gあたりのタンパク質は17.4gと「多い」と評価されています。タンパク質は体の組織を作るために必要な栄養素であり、エネルギー源としても利用されます。タンパク質が多いため、カロリーが低くなります。
脂質が低い
「すけとうだら」の可食部100gあたりの脂質は1gで、「低い」と評価されています。脂質はエネルギー源として重要ですが、過剰摂取するとカロリーが高くなります。脂質が低いため、カロリーが低くなります。
以上の理由から、「すけとうだら」はカロリーが低いと評価されています。糖質が少なく、食物繊維が無く、タンパク質が多い、脂質が低いという特徴があるため、ダイエットや健康志向の方にとっては適した食材と言えるでしょう。
それでは、具体的にそれぞれの栄養素が何キロカロリーを占めているのか、計算をしてみましょう。各栄養素の役割を把握することで、ダイエット方法の適正もわかりますよ。
「すけとうだら」のカロリー内訳 | |||
---|---|---|---|
栄養素 | 栄養素の量 | 1グラム あたりの カロリー | 栄養素 によるカロリー |
炭水化物のうち、糖質 | 2.6g | 4 | 10.4kcal |
炭水化物のうち、食物繊維 | (0)g | 2 | 0kcal |
たんぱく質 | 17.4g | 4 | 69.6kcal |
脂質 | 1.0g | 9 | 9kcal |
※計算式は概算であり、また計算方法の違い・各栄養素の明細等から、合計値は「日本食品標準成分表」が定めるカロリーと一致しない場合もあります。
上記が「すけとうだら」のカロリー内訳です。一番多いのはたんぱく質で、69.6kcalという結果になりましたね!次はこの結果をもとに、ダイエットへの適正を見てみましょう。
すけとうだらは、低糖質ダイエット(糖質制限)に使える!?
すけとうだらは、低糖質ダイエットに使える?
魚の中でも特に栄養価が高いと言われる「すけとうだら」。その糖質量は2.6gと比較的低めです。そのため、低糖質ダイエットを実践している方にとっては、すけとうだらは少し効果的な食材と言えるでしょう。
すけとうだらの糖質量は2.6g
すけとうだらは、その名前の通り、すけているたらのことを指します。この魚は、糖質量が2.6gと比較的低いため、低糖質ダイエットに適していると言えます。糖質制限をしている方は、食事の際に糖質の摂取量に気を付ける必要がありますが、すけとうだらを選ぶことで、満足感を得ながら糖質を抑えることができます。
すけとうだらは栄養価も高い
すけとうだらは、糖質だけでなく、栄養価も高い魚です。特に、たんぱく質やビタミンD、ビタミンB12、カルシウムなどが豊富に含まれています。これらの栄養素は、ダイエット中に不足しがちなものであり、健康維持にも重要な役割を果たします。そのため、すけとうだらを積極的に摂取することで、ダイエットだけでなく、健康面でも良い影響を与えることができます。
すけとうだらの調理方法
すけとうだらは、さっと茹でる、焼く、蒸すなど、さまざまな調理方法で楽しむことができます。糖質を抑えるためには、揚げ物や煮物などの調理方法は避けるべきですが、蒸し焼きやグリルなど、油を使わずに調理する方法を選ぶことで、より低糖質な食事を楽しむことができます。
まとめ
すけとうだらは、糖質量が2.6gと比較的低いため、低糖質ダイエットに少し効果的な食材と言えます。また、栄養価も高く、たんぱく質やビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。そのため、ダイエットだけでなく、健康維持にも役立つ食材と言えるでしょう。調理方法にも注意し、油を使わずに調理することで、より低糖質な食事を楽しむことができます。すけとうだらを上手に取り入れて、健康的な生活を送りましょう。
すけとうだらは、低脂質ダイエットに使える!?
すけとうだらは、低脂質ダイエットに使える?
「すけとうだらは低脂質ダイエットに少し効果的」ということがわかりました。この記事では、すけとうだらの栄養価やダイエットへの効果について詳しくご紹介します。
すけとうだらの栄養価
すけとうだらは、魚の中でも低脂質であることが特徴です。100gあたりの脂質量はわずか1gと非常に少なく、ダイエット中の方にとっては嬉しい数字です。また、すけとうだらには豊富なたんぱく質やビタミンD、ビタミンB12、カリウム、マグネシウムなどの栄養素も含まれています。これらの栄養素は、健康維持やダイエットにも役立つものばかりです。
すけとうだらのダイエット効果
すけとうだらに含まれる低脂質は、ダイエットにおいて重要なポイントです。低脂質の食材を摂取することで、カロリー摂取を抑えることができます。また、すけとうだらにはたんぱく質も豊富に含まれており、食事における満腹感を高める効果も期待できます。これにより、食事の量を減らすことができ、ダイエットをサポートすることができます。
さらに、すけとうだらにはビタミンDが含まれています。ビタミンDは脂肪燃焼を促進する効果があり、ダイエット効果を高めることができます。また、ビタミンB12はエネルギー代謝をサポートし、脂肪の燃焼を助ける働きもあります。これらの栄養素が、すけとうだらを低脂質ダイエットの一部として取り入れる理由です。
すけとうだらの調理法
すけとうだらは、さまざまな調理法で楽しむことができます。蒸し焼きや煮付け、炒め物など、好みの調理法で食べることができます。ただし、ダイエット効果を高めるためには、調理方法にも注意が必要です。油を使わずに調理するか、少量のオリーブオイルを使用するなど、脂質摂取を抑える工夫をすることが大切です。
まとめ
すけとうだらは、低脂質ダイエットに少し効果的な食材です。低脂質でありながら、たんぱく質やビタミンD、ビタミンB12などの栄養素も含まれています。これらの栄養素が、ダイエット効果を高める働きをしてくれます。調理方法にも注意しながら、すけとうだらを上手に取り入れて、健康的なダイエットを実践しましょう。
最後に、すけとうだらの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「すけとうだら」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 72 | Kcal | 低い |
炭水化物 | 0.1 | g | |
└糖質 | 2.6 | g | かなり低い |
└食物繊維 | (0) | g | 無し |
たんぱく質 | 17.4 | g | 多い |
脂質 | 1.0 | g | 低い |
「すけとうだら」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | 81.6 | g | 多い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | 1.1 | g | 普通 |
コレステロール | 76 | mg | 多い |
食塩相当量 | 0.3 | mg | 普通 |
アルコール | - | g | 無し |
「すけとうだら」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 100 | mg | 普通 |
カリウム | 350 | mg | 多い |
カルシウム | 13 | mg | 普通 |
マグネシウム | 24 | mg | 普通 |
リン | 180 | mg | 多い |
鉄 | 0.2 | mg | 低い |
亜鉛 | 0.5 | mg | 普通 |
銅 | 0.03 | mg | 低い |
マンガン | 0 | mg | 無し |
ヨウ素 | 160 | μg | 多い |
セレン | 25 | μg | 多い |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | 0 | μg | 無し |
ビタミンA | |||
└レチノール | 10 | μg | 多い |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 10 | μg | 普通 |
ビタミンD | 0.5 | μg | 多い |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.9 | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.05 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.11 | mg | 普通 |
ナイアシン | 1.4 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.09 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 2.9 | μg | 多い |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.20 | mg | 普通 |
ビオチン | 2.5 | μg | 普通 |
ビタミンC | 1 | mg | 普通 |
別名: すけそう、すけそうだら、すけとう/三枚におろしたもの/(魚体全体から調理する場合、廃棄率: 65 %、廃棄部位: 頭部、内臓、骨、ひれ等)
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。