このページでは、菓子の笹だんごを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
笹だんごのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは笹だんごの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 227 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (54.6) | g | |
└糖質 | (53.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.9) | g | 普通 |
たんぱく質 | (4.0) | g | 低い |
脂質 | (0.5) | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> 笹だんご こしあん入り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、笹だんごがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
笹だんごはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
笹だんごとは?どんな食材?
笹だんごとは、日本の伝統的な和菓子の一つです。主な食材は以下の3つです。
1. もち米
笹だんごの主成分はもち米です。もち米は日本でよく使われるお米の一種であり、もちもちとした食感が特徴です。もち米を炊き上げて、粘りを出します。
2. あんこ
笹だんごの中には、甘いあんこが入っています。あんこは主に砂糖と豆(主に小豆)を使用して作られる甘いペースト状の具材です。あんこは笹だんごの味と甘さを引き立てます。
3. 笹の葉
笹だんごは、その名前の通り、笹の葉で包まれています。笹の葉は、笹という植物の葉っぱであり、笹の香りが特徴です。笹の葉は笹だんごの風味を引き立て、また包むことで食べやすくなります。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は笹だんごがダイエットにどう役立つか説明します!
笹だんごはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
「笹だんご」の栄養データ
以下に「笹だんご」の栄養データを示します。
カロリー:227kcal(平均的)
炭水化物:54.6g
- 糖質:53.3g(多い)
- 食物繊維:1.9g(普通)
タンパク質:4g(低い)
脂質:0.5g(低い)
塩分:0g(無し)
「笹だんご」が健康的な食事に役立つ3つの理由
- 炭水化物が豊富でエネルギー源となる
- 食物繊維が含まれている
- 脂質や塩分が低い
「笹だんご」は炭水化物が54.6g含まれており、エネルギー源として重要な栄養素です。炭水化物は体内でブドウ糖に変わり、脳や筋肉のエネルギーとして利用されます。適切な量の炭水化物を摂取することで、日常生活や運動に必要なエネルギーを得ることができます。
「笹だんご」には1.9gの食物繊維が含まれています。食物繊維は腸内環境を整え、便通を促進する効果があります。また、食物繊維は食事の満腹感を高めるため、過食を抑える助けにもなります。健康的な消化を促進するためにも、食物繊維を適切な量摂取することが重要です。
「笹だんご」は脂質が0.5g、塩分が0gと低い値を示しています。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を及ぼすことがありますが、「笹だんご」はそれらを控えめに含んでいます。脂質や塩分の摂取量を制限することは、高血圧や生活習慣病の予防につながります。
以上の理由から、「笹だんご」は健康的な食事に役立つ食材と言えます。炭水化物や食物繊維の摂取源として活用し、脂質や塩分の摂取を抑えたバランスの良い食事に取り入れることがおすすめです。
おすすめ:笹だんごのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
笹だんごに含まれる無機質の栄養を解説!
1. ナトリウムが普通レベル
笹だんごの栄養データを見ると、ナトリウムの含有量は(18) mgであり、普通のレベルとなっています。ナトリウムは体内の水分バランスを調整するために必要ですが、摂りすぎると高血圧や水分の過剰摂取につながる可能性があります。笹だんごはナトリウムの摂取量を抑えたい方には適した食材と言えます。
2. カリウムが低いレベル
笹だんごに含まれるカリウムの量は(88) mgであり、低いレベルです。カリウムは体内の細胞機能を正常に保つために必要な栄養素であり、心臓の動きや血圧の調節にも関与しています。カリウムはバナナやじゃがいもなどに多く含まれているため、カリウムを摂りたい方には他の食材との組み合わせがおすすめです。
3. 銅とマンガンが多いレベル
笹だんごには銅とマンガンが多く含まれています。銅は酵素の働きをサポートし、体内の鉄の代謝にも関与しています。マンガンは抗酸化作用を持ち、骨や結合組織の形成にも関与しています。銅とマンガンは身体の健康維持に必要な栄養素であり、笹だんごを摂ることでこれらの栄養素を補うことができます。
以上のように、笹だんごはナトリウムが普通レベルであり、カリウムが低いレベルです。また、銅とマンガンが多く含まれています。これらの特徴から、笹だんごはナトリウムの摂取量を抑えたい方や銅・マンガンを摂りたい方におすすめの食材と言えます。
笹だんごに含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンAの特徴
「笹だんご」に含まれるビタミンAは、レチノールとα-カロテンは無く、β-カロテンとβ-カロテン当量、レチノール活性当量が多い特徴があります。
2. ビタミンEの特徴
「笹だんご」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールが普通で、β-トコフェロールとγ-トコフェロールは無く、δ-トコフェロールが多い特徴があります。
3. その他のビタミン含有量の特徴
「笹だんご」にはビタミンKが多く含まれており、ビタミンB1、ビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6、パントテン酸、ビオチンは普通の量が含まれています。ただし、ビタミンD、ビタミンB12、葉酸、ビタミンCは含まれていません。
最後に、笹だんごの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「笹だんご」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 227 | Kcal | 平均的 |
炭水化物 | (54.6) | g | |
└糖質 | (53.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.9) | g | 普通 |
たんぱく質 | (4.0) | g | 低い |
脂質 | (0.5) | g | 低い |
「笹だんご」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (40.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.4) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「笹だんご」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (18) | mg | 普通 |
カリウム | (88) | mg | 低い |
カルシウム | (15) | mg | 普通 |
マグネシウム | (15) | mg | 普通 |
リン | (50) | mg | 普通 |
鉄 | (0.5) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.7) | mg | 普通 |
銅 | (0.14) | mg | 多い |
マンガン | (0.51) | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | 0 | μg | 無し |
モリブデン | (28) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | (400) | μg | 多い |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | (400) | μg | 多い |
└レチノール活性当量 | (34) | μg | 多い |
ビタミンD | - | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (0.3) | mg | 普通 |
└β-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.2) | mg | 普通 |
└δ-トコフェロール | (0.4) | mg | 多い |
ビタミンK | (26) | μg | 多い |
ビタミンB1 | (0.06) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.02) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.5) | mg | 普通 |
ビタミンB6 | (0.05) | mg | 普通 |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.25) | mg | 普通 |
ビオチン | (0.7) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆こしあん入り
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。