このページでは、菓子の生八ツ橋を徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
生八ツ橋のカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずは生八ツ橋の可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 274 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (65.4) | g | |
└糖質 | (64.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.6) | g | 低い |
脂質 | (0.3) | g | 低い |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和生菓子・和半生菓子類> 生八つ橋 あん入り こしあん入り」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、生八ツ橋がどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
生八ツ橋はどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:DELISH KITCHEN
生八ツ橋とは?どんな食材?
生八ツ橋は、菓子の一種であり、京都で特に有名なお菓子です。
食材1:もち米
生八ツ橋の主な食材の一つは、もち米です。もち米は、日本のお菓子作りによく使用される米の一種で、もちもちとした食感が特徴です。生八ツ橋のもちもちとした食感は、このもち米から生まれています。
食材2:砂糖
生八ツ橋には、甘さを引き立てるために砂糖が使用されます。砂糖は、お菓子に欠かせない甘さを与えるために使用される一般的な食材です。生八ツ橋の甘さは、砂糖のおかげで程よく引き立っています。
食材3:きな粉
生八ツ橋には、きな粉も使用されます。きな粉は、大豆を焙煎して挽いた粉であり、日本の伝統的な食材です。生八ツ橋に使用されるきな粉は、香ばしさとコクを加えるために使われます。きな粉の風味が、生八ツ橋の味わいを一層豊かにしています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次は生八ツ橋がダイエットにどう役立つか説明します!
生八ツ橋はダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:DELISH KITCHEN
1. 糖質が多いためエネルギー源として活用できる
「生八ツ橋」は糖質が64.3g含まれており、エネルギー源として役立ちます。糖質は体内でブドウ糖に分解され、筋肉や脳のエネルギーとして利用されます。特に運動や脳の活動においては、糖質が必要不可欠な役割を果たします。そのため、糖質の摂取量が多い「生八ツ橋」は、エネルギー補給に適した食材と言えます。
2. 食物繊維が普通量含まれており、腸内環境の改善に役立つ
「生八ツ橋」には食物繊維が1.6g含まれています。食物繊維は腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える効果があります。また、食物繊維は腸内の便のかさを増やし、便通を促進する働きもあります。そのため、食物繊維の摂取量が普通量含まれている「生八ツ橋」は、腸内環境の改善に役立つ食材として選ばれることができます。
3. 脂質と塩分が低いため、バランスの良い食事に組み込める
「生八ツ橋」には脂質が0.3g、塩分が0g含まれています。脂質や塩分の摂り過ぎは健康に悪影響を及ぼすことがありますが、この食材は脂質と塩分が低いため、バランスの良い食事に組み込むことができます。特に、高血圧や塩分摂取過多が懸念される方にとっては、脂質と塩分が低い「生八ツ橋」は適した選択肢となります。
以上のように、「生八ツ橋」は糖質が多くエネルギー源として活用できる食材であり、食物繊維が普通量含まれており腸内環境の改善に役立つ食材です。また、脂質と塩分が低いため、バランスの良い食事に組み込むことができます。ただし、カロリーが高いため適量を守りながら摂取することが重要です。
おすすめ:生八ツ橋のダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
生八ツ橋に含まれる無機質の栄養を解説!
「生八ツ橋」の栄養データの特徴
1. ミネラルバランスが良い
「生八ツ橋」は、ナトリウムやカリウムなどの無機質栄養素を含んでいます。特にカルシウムやマグネシウム、リン、鉄などは普通の量が含まれており、ミネラルバランスが良いと言えます。これにより、身体の健康維持に役立つ効果が期待されます。
2. マンガンとモリブデンが豊富
「生八ツ橋」には、マンガンとモリブデンというミネラルが多く含まれています。マンガンは酵素の働きを活性化させる役割を持ち、モリブデンは代謝に関与しています。これらの栄養素が豊富に含まれていることから、代謝や体内の酵素活性に良い影響を与える可能性があります。
3. ヨウ素やクロムが含まれていない
「生八ツ橋」には、ヨウ素やクロムといった栄養素は含まれていません。これらの栄養素は身体に必要な微量元素ですが、生八ツ橋を摂取することで補給することはできません。そのため、他の食材からこれらの栄養素を摂取する必要があります。
以上のように、「生八ツ橋」はミネラルバランスが良く、マンガンやモリブデンが豊富に含まれている一方で、ヨウ素やクロムは含まれていないという特徴があります。健康な食生活を送る上で、バランスの良い食事に取り入れることが大切です。
生八ツ橋に含まれるビタミンを解説!
1. ビタミンEは無し
「生八ツ橋」に含まれるビタミンEは、α-トコフェロールとβ-トコフェロールの両方とも0 mgであり、ビタミンEは含まれていません。
2. ガンマトコフェロールが多い
「生八ツ橋」には、γ-トコフェロールとδ-トコフェロールが含まれています。特にγ-トコフェロールは0.3 mgと多く含まれており、ビタミンEの一種であるガンマトコフェロールの摂取に適しています。
3. ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンB6が低い
「生八ツ橋」に含まれるビタミンB2、ナイアシン、ビタミンB6の含有量は低いです。ビタミンB2は0.02 mg、ナイアシンは0.3 mg、ビタミンB6は0.03 mgとなっています。これらのビタミンの摂取が必要な場合は、他の食品との組み合わせや補完が必要です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次は生八ツ橋の使用例としてレシピをご紹介します。
生八ツ橋を使ったレシピ2選!
#2 こしあん派?粒あん派? 餃子の皮で生八ツ橋風
あんこ、砂糖(クリーム用)、砂糖、シナモン
餃子の皮を使った、生八つ橋風スイーツのレシピ。餃子の皮は一度湯がくことで、もちもちとした食感になり、生八つ橋に近づけることが可能です。…
レシピを見る最後に、生八ツ橋の各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「生八ツ橋」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 274 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (65.4) | g | |
└糖質 | (64.3) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.6) | g | 普通 |
たんぱく質 | (3.6) | g | 低い |
脂質 | (0.3) | g | 低い |
「生八ツ橋」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (30.5) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (0.2) | g | 低い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 0 | mg | 無し |
アルコール | - | g | 無し |
「生八ツ橋」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | (2) | mg | 低い |
カリウム | (35) | mg | 低い |
カルシウム | (17) | mg | 普通 |
マグネシウム | (12) | mg | 普通 |
リン | (42) | mg | 普通 |
鉄 | (0.8) | mg | 普通 |
亜鉛 | (0.5) | mg | 普通 |
銅 | (0.10) | mg | 普通 |
マンガン | (0.34) | mg | 多い |
ヨウ素 | (Tr) | μg | 無し |
セレン | (1) | μg | 普通 |
クロム | (Tr) | μg | 無し |
モリブデン | (32) | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | - | μg | 無し |
└β-カロテン | - | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | - | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | (Tr) | mg | 無し |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | (0.3) | mg | 多い |
└δ-トコフェロール | (0.8) | mg | 多い |
ビタミンK | (1) | μg | 普通 |
ビタミンB1 | (0.03) | mg | 普通 |
ビタミンB2 | (0.02) | mg | 低い |
ナイアシン | (0.3) | mg | 低い |
ビタミンB6 | (0.03) | mg | 低い |
ビタミンB12 | 0 | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | (0.18) | mg | 普通 |
ビオチン | (0.8) | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
小豆こしあん入り/部分割合: 皮 4、あん 6
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。