このページでは、菓子のひなあられを徹底解説。食材の使い方から、カロリーや糖質・タンパク質・脂質・ビタミンやミネラルなどの栄養についてわかりやすくまとめています。令和5年公表の「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」をもとに、これら栄養がどのような効能やダイエット・ボディメイク等へ活用できるかもまとめています。ぜひ見てくださいね。
ひなあられのカロリー・糖質等の基礎情報はこちら!
まずはひなあられの可食部100gあたりの栄養情報を掲載します。
カロリー | 385 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (85.8) | g | |
└糖質 | (85.5) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.3) | g | 普通 |
たんぱく質 | (8.0) | g | 普通 |
脂質 | (1.4) | g | 低い |
食塩相当量 | 1.7 | mg | 多い |
データは「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」より、菓子分類に所属する正式名称「<和干菓子類> ひなあられ 関西風」の値を表示。評価(普通、低い、多い等)は、収録されている全食材のなかで比較した数値を参考に掲載しています。
このページでは引き続き、ひなあられがどんな食材で、ダイエットやボディメイク・健康にどう役立つか、ミネラルとビタミンの評価などを掲載しています!
ひなあられはどんな食材?用途や使い道をざっくり紹介
引用元:Eレシピ
ひなあられとは?どんな食材?
「ひなあられ」とは、日本の伝統的な菓子の一つです。主に、ひな祭りの季節に食べられることで知られています。この菓子は、小さな米の粒状の食材であり、その形状は正方形や丸形が一般的です。
食材1:もち米
ひなあられの主な食材の一つは、もち米です。もち米は、炊くと粘りが強く、食感が特徴的なお米です。ひなあられに使用されるもち米は、丁寧に磨かれ、加工されています。もち米の使用により、ひなあられはもちもちとした食感を持ち、噛むと口の中でほどけるような食べごたえを楽しむことができます。
食材2:砂糖
ひなあられには、砂糖が使用されています。砂糖は、ひなあられに甘さを与えるために使われます。砂糖の量は控えめでありながらも、ほんのりとした甘さがひなあられの特徴となっています。砂糖の風味がひなあられに加わることで、より一層おいしさを引き立てています。
食材3:食紅
ひなあられには、食紅が使われることがあります。食紅は、ひなあられに色を付けるために使用されます。一般的には、桃色や緑色が使われることが多いです。この色付けにより、ひなあられは見た目にも華やかさを持ち、ひな祭りの雰囲気を盛り上げます。
以上のように、ひなあられはもち米、砂糖、食紅などの食材を使用して作られています。これらの食材が組み合わさることで、ひなあられは独特の食感と甘さ、そして華やかな見た目を持つ、日本の伝統的なお菓子となっています。
ざっくり説明するとこんな感じです!次はひなあられがダイエットにどう役立つか説明します!
ひなあられはダイエットに役立つ?カロリーや炭水化物を徹底評価!
引用元:Eレシピ
1. エネルギー源として活用できる
「ひなあられ」は、100gあたり385kcalのカロリーがあります。この高いカロリーは、体に必要なエネルギーを補給するために役立ちます。特に運動や体力を必要とする活動をする際に、ひなあられを摂取することで、持続的なエネルギー供給が可能となります。
2. 糖質の供給源として効果的
「ひなあられ」は、100gあたり糖質が85.5g含まれています。糖質は、体内でブドウ糖に分解され、エネルギー源として利用されます。運動や脳の機能を維持するためには、十分な糖質の摂取が必要とされます。ひなあられの糖質量は多いため、糖質の供給源として効果的です。
3. 食物繊維の摂取に貢献する
「ひなあられ」は、100gあたり食物繊維が1.3g含まれています。食物繊維は、腸内環境を整える役割や便通を促進する効果があります。また、食物繊維は満腹感を与えるため、過食や間食を抑える効果も期待できます。ひなあられに含まれる食物繊維は普通量ですが、バランスの取れた食事に加えることで、食物繊維の摂取に貢献します。
以上のように、「ひなあられ」はエネルギー源として活用できるだけでなく、糖質の供給源として効果的であり、食物繊維の摂取にも貢献します。ただし、カロリーや糖質の量には注意が必要であり、適度な摂取量を守ることが健康的な食事への役立ち方となります。
おすすめ:ひなあられのダイエット適正や、カロリー内訳けの解説、糖質制限・脂質制限に使えるかの記事もぜひ参考にしてください!
ひなあられに含まれる無機質の栄養を解説!
引用元:DELISH KITCHEN
1. ナトリウムが多い
「ひなあられ」は、可食部100gあたりに680mgのナトリウムを含んでいます。ナトリウムは体内の水分バランスを調節するために必要な栄養素ですが、摂りすぎると高血圧や水分の過剰摂取につながる可能性があります。
2. カリウムやカルシウムが低い
一方で、「ひなあられ」にはカリウムやカルシウムが少なく、可食部100gあたりにそれぞれ100mgと8mgしか含まれていません。カリウムは神経や筋肉の正常な機能に必要な栄養素であり、カルシウムは骨や歯の形成に重要な役割を果たしています。これらの栄養素の不足は、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
3. 亜鉛やセレンなどのミネラルが多い
「ひなあられ」には、亜鉛、銅、マンガン、セレンなどのミネラルが豊富に含まれています。可食部100gあたりにそれぞれ1.6mg、0.22mg、1.09mg、4μg含まれています。これらのミネラルは、免疫機能の維持や酵素の働きに関与しており、体内の健康維持に重要な役割を果たしています。
以上の特徴から、「ひなあられ」はナトリウムが多く、カリウムやカルシウムが低い一方で、亜鉛やセレンなどのミネラルが豊富に含まれていることがわかります。適度な摂取量やバランスを考えながら、楽しみながら食べることが大切です。
ひなあられに含まれるビタミンを解説!
引用元:ぐるなびシェフごはん
1. ビタミンEの含有量は低い
「ひなあられ」に含まれるビタミンEの主要成分であるα-トコフェロールの含有量は0.1 mgであり、低いと言えます。また、β-トコフェロール、γ-トコフェロール、δ-トコフェロールは含まれておらず、ゼロです。
2. ビタミンB1とB2の含有量は低い
「ひなあられ」に含まれるビタミンB1の含有量は0.06 mg、ビタミンB2の含有量は0.03 mgです。どちらも低いと言えます。
3. パントテン酸の含有量は多い
一方で、「ひなあられ」に含まれるパントテン酸の含有量は0.64 mgであり、多いと言えます。パントテン酸はビタミンB群の一つであり、エネルギー代謝に関与する重要な栄養素です。
ここまで栄養面の特徴をみてきました。次はひなあられの使用例としてレシピをご紹介します。
ひなあられを使ったレシピ6選!
#1 ひなあられ
切り餅、粉糖、ストロベリーフリーズドライパウダー、抹茶
このレシピは切り餅を使ったひなあられの作り方です。粉糖に色をつけてかわいらしい三色に仕上げ、ひなまつりらしさを出しています。…
レシピを見る#2 ひなあられ
切り餅、粉糖、ジンジャーパウダー、抹茶、こんぺい糖
このレシピは切り餅を使ったひなあられの作り方です。お餅が固くなってしまった方にもおすすめですよ!オーブンで焼くだけで簡単に作れます。…
レシピを見る#3 パリパリ食感! ひなあられのチーズピザ
ひなあられ
ひなあられと魚肉ソーセージを使った、色合いの良いチーズピザのレシピ。ピザ用チーズを電子レンジで加熱することで、パリッとした食感に仕上げています。…
レシピを見る#4 ひなあられとホタテの甘酸っぱいオードブル
ホタテ(生食用)、ひなあられ、薄力粉、ニンジン、フレンチマスタード、白ワインビネガー、サラダ油、セルフィユ(チャービル)、ヨーグルト、等
3色のひなあられと、キャロットラペ、ホタテのソテーのレシピ。それぞれの料理が色鮮やかで、華やかなオードブルに。…
レシピを見る#5 女子ウケ間違いなし♪ リングタルトケーキ
砂糖、薄力粉、無塩バター、食紅、いちご、ひなあられ、粉砂糖
このレシピはいちごを使った華やかなフルーツタルトです。ドーナツ型のタルト台に、お好きなフルーツをデコレーションしてみてください。…
レシピを見る最後に、ひなあられの各栄養素の詳細と、ざっくり評価(多いか少ないか等)をデータで表示します。参考にしてくださいね。
「ひなあられ」の主な栄養情報(可食部100gあたり) | |||
---|---|---|---|
カロリー | 385 | Kcal | 高い |
炭水化物 | (85.8) | g | |
└糖質 | (85.5) | g | 多い |
└食物繊維 | (1.3) | g | 普通 |
たんぱく質 | (8.0) | g | 普通 |
脂質 | (1.4) | g | 低い |
「ひなあられ」のその他栄養情報 | |||
廃棄率 | 0 | % | 特になし |
水分 | (2.6) | g | 低い |
有機酸 | - | g | 無し |
灰分 | (2.1) | g | 多い |
コレステロール | 0 | mg | 無し |
食塩相当量 | 1.7 | mg | 多い |
アルコール | - | g | 無し |
「ひなあられ」のビタミン・無機質等 | |||
ナトリウム | 680 | mg | 多い |
カリウム | 100 | mg | 低い |
カルシウム | 8 | mg | 低い |
マグネシウム | 17 | mg | 普通 |
リン | 56 | mg | 普通 |
鉄 | 0.3 | mg | 低い |
亜鉛 | 1.6 | mg | 多い |
銅 | 0.22 | mg | 多い |
マンガン | 1.09 | mg | 多い |
ヨウ素 | 0 | μg | 無し |
セレン | 4 | μg | 多い |
クロム | (Tr) | μg | 無し |
モリブデン | 100 | μg | 多い |
ビタミンA | |||
└レチノール | 0 | μg | 無し |
└α-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン | 0 | μg | 無し |
└β-クリプトキサンチン | 0 | μg | 無し |
└β-カロテン当量 | 0 | μg | 無し |
└レチノール活性当量 | 0 | μg | 無し |
ビタミンD | 0 | μg | 無し |
ビタミンE | |||
└α-トコフェロール | 0.1 | mg | 低い |
└β-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└γ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
└δ-トコフェロール | 0 | mg | 無し |
ビタミンK | 0 | μg | 無し |
ビタミンB1 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB2 | 0.03 | mg | 低い |
ナイアシン | 0.5 | mg | 普通 |
ビタミンB6 | 0.06 | mg | 普通 |
ビタミンB12 | (Tr) | μg | 無し |
葉酸 | μg | 無し | |
パントテン酸 | 0.64 | mg | 多い |
ビオチン | 2.5 | μg | 普通 |
ビタミンC | 0 | mg | 無し |
部分割合: あられ 100
※右欄の評価「無し」は、栄養価がTr(微量)の場合も無しとしています。多い・少ないは、「日本食品標準成分表」に含まれる約1500件の様々な食材のなかで何位の値かを示しています。